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公開番号
2025122374
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-21
出願番号
2024017795
出願日
2024-02-08
発明の名称
情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
主分類
A63F
13/65 20140101AFI20250814BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約
【課題】HMDを装着するユーザが仮想空間上のプレイエリア内でゲームプレイを行う際に実空間にある障害物との衝突を回避できる情報処理装置、情報処理方法、およびプログラムを提供する。
【解決手段】HMD(情報処理装置)101は、ユーザの仮想空間における位置情報及び姿勢情報を夫々、第1のユーザ位置及び第1のユーザ姿勢として検出し、第1のユーザ位置及び第1のユーザ姿勢を基準にプレイエリアを設定した後、プレイエリア内に実空間の障害物を検出すると、検出された障害物の位置を基準に新たなプレイエリアを探索し、新たなプレイエリアを表示部107に表示する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
ユーザが装着するヘッドマウントディスプレイに仮想空間を表示する情報処理装置であって、
前記ユーザの前記仮想空間における位置情報を第1のユーザ位置として検出する第1の検出手段と、
前記ユーザの前記仮想空間における姿勢情報を第1のユーザ姿勢として検出する第2の検出手段と、
前記第1のユーザ位置及び前記第1のユーザ姿勢を基準にプレイエリアを設定するプレイエリア設定手段と、
前記プレイエリア内にある実空間の障害物を検出する障害物検出手段と、
前記検出された障害物の位置を基準に新たなプレイエリアを探索する探索手段と、
前記新たなプレイエリアを前記ヘッドマウントディスプレイに表示する通知手段と、
を備えることを特徴とする情報処理装置。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記探索手段は、前記障害物が前記新たなプレイエリアの中に入らないように、前記新たなプレイエリアを決定することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記新たなプレイエリアにおける前記ユーザの位置である第2のユーザ位置を決定する第1の決定手段を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記通知手段は、前記第2のユーザ位置を前記新たなプレイエリアと共に前記ヘッドマウントディスプレイに表示することを特徴とする請求項3記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記第1のユーザ位置と前記第2のユーザ位置の間の距離に対して正の相関を持つ移動スコアを算出する移動スコア計算手段を更に有し、
前記通知手段は、前記移動スコアが閾値以上であった場合、前記新たなプレイエリアを前記ヘッドマウントディスプレイに表示することなく、安全にゲームプレイできるプレイエリアがみつからなかった旨を通知することを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記新たなプレイエリアの候補となる、前記移動スコアが前記閾値より小さいプレイエリアが前記探索手段により複数探索された場合、前記複数探索されたプレイエリアのうち最も移動スコアが小さいプレイエリアを前記新たなプレイエリアに設定することを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記新たなプレイエリアの候補となる、前記移動スコアが前記閾値より小さいプレイエリアが前記探索手段により複数探索された場合、前記通知手段は、前記複数探索されたプレイエリアを前記新たなプレイエリアの候補として切替可能に前記ヘッドマウントディスプレイに表示することを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記新たなプレイエリアにおける前記ユーザの姿勢である第2のユーザ姿勢を決定する第2の決定手段を更に備え、
前記移動スコアは、前記第1のユーザ姿勢と前記第2のユーザ姿勢の間の変更差に対しても正の相関を更に持つことを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
【請求項9】
前記検出された障害物の可搬性を判断する障害物可搬性判断手段を更に有し、
前記探索手段は、前記検出された障害物のうち、前記障害物可搬性判断手段により可搬性があると判断された障害物は存在しないと仮定して前記新たなプレイエリアを探索することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項10】
前記通知手段は、
前記障害物可搬性判断手段により可搬性があると判断された障害物の実空間における映像を前記仮想空間上に重畳して表示すると共に、
前記障害物可搬性判断手段により可搬性があると判断された障害物を移動するよう求めるメッセージを前記ヘッドマウントディスプレイに表示する
ことを特徴とする請求項9に記載の情報処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置、情報処理方法、およびプログラムに関し、特に仮想空間上にプレイエリアを設定する情報処理装置、情報処理方法、およびプログラムに関する。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
昨今、現実とは異なるコンピュータによって作り出した仮想空間への没入を体験するVR(Virtual Reality)と称される技術が広く用いられるようになり、VR技術を応用したコンテンツが数多く存在している。例えば、HMD(Head Mounted Display)を頭部に装着して、HMDに表示された画面を見ながら、コントローラなどを操作してゲームプレイすることが行われている。このようにHMDを装着すると現実世界が見えなくなるため、ユーザの仮想空間への没入感が高まる。また、遠隔のユーザやNPC(Non Player Character)をHMD内に表示してスポーツ対戦をするコンテンツなども提供されており、HMDを装着したユーザは仮想空間上に設定されたプレイエリア内でゲームプレイを行うことも可能である。
【0003】
このため、例えば特許文献1では、ユーザがHMDを装着して仮想空間を楽しむ場合に、ユーザが実空間の障害物に衝突する状況を回避する技術が開示されている。例えば、ユーザがHMDを装着してシューティングゲームをプレイしている際、実空間においてユーザの体のすぐ前に障害物がある場合がある。このような場合、ユーザがコントローラを前に突き出したり、体を前に進めたりしないように、その障害物を置換する仮想オブジェクトとして柵をユーザのすぐ前に表示する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2013-257716号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1の技術では、実空間においてユーザのすぐ前に障害物があると、その障害物を置換した仮想オブジェクトがプレイエリア内に表示されてしまい、ユーザはプレイエリア内で自由に動き回ることができなくなってしまう。
【0006】
本発明はかかる課題に鑑みなされたものであり、HMDを装着するユーザが仮想空間上のプレイエリア内でゲームプレイを行う際に実空間にある障害物との衝突を回避できる情報処理装置、情報処理方法、およびプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するため、本発明の請求項1に係る情報処理装置は、ユーザが装着するヘッドマウントディスプレイに仮想空間を表示する情報処理装置であって、前記ユーザの前記仮想空間における位置情報を第1のユーザ位置として検出する第1の検出手段と、前記ユーザの前記仮想空間における姿勢情報を第1のユーザ姿勢として検出する第2の検出手段と、前記第1のユーザ位置及び前記第1のユーザ姿勢を基準にプレイエリアを設定するプレイエリア設定手段と、前記プレイエリア内にある実空間の障害物を検出する障害物検出手段と、前記検出された障害物の位置を基準に新たなプレイエリアを探索する探索手段と、前記新たなプレイエリアを前記ヘッドマウントディスプレイに表示する通知手段と、を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、HMDを装着するユーザが仮想空間上のプレイエリア内でゲームプレイを行う際に実空間にある障害物との衝突を回避できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の第1の実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成例を示すブロック図である。
情報処理装置が有する、本発明の第1の実施形態に係る機能構成を示すブロック図である。
二次元空間における障害物とプレイエリアとの一例を示す図である。
本発明の第1の実施形態に係るプレイエリア探索処理のフローチャートである。
図4のプレイエリア探索処理の具体例を説明するための図である。
図4のプレイエリア探索処理でユーザの初期位置に障害物がなかった場合のHMD表示の一例を示す図である。
図4のプレイエリア探索処理で新たなプレイエリアがみつかった場合のHMD表示の一例を示す図である。
図4のプレイエリア探索処理で新たなプレイエリアがみつかった場合のHMD表示の一例を示す図である。
図4のプレイエリア探索処理で新たなプレイエリアがみつからなかった場合のHMD表示の一例を示す図である。
三次元空間における障害物とプレイエリアの一例を示す図である。
情報処理装置が有する、本発明の第2の実施形態に係る機能構成を示すブロック図である。
本発明の第2の実施形態に係るプレイエリア探索処理のフローチャートである。
三次元空間における可搬性が有る障害物とプレイエリアの一例を示す図である。
図10のプレイエリア探索処理でプレイエリア内に可搬性が有る障害物がみつかった場合のHMD表示の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明に係る実施形態を、図面を参照しながら説明する。以下の実施形態は本発明を限定するものではなく、また、本実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが本発明の解決手段に必須のものとは限らない。実施形態の構成は、本発明が適用される装置の仕様や各種条件(使用条件、使用環境等)によって適宜修正又は変更され得る。また、後述する各実施形態の一部を適宜組み合わせて構成してもよい。以下の各実施形態において、同一の構成には同じ参照符号を付して説明する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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