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公開番号
2025123596
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-25
出願番号
2024019106
出願日
2024-02-13
発明の名称
電気接続箱
出願人
矢崎総業株式会社
代理人
弁理士法人虎ノ門知的財産事務所
主分類
H02G
3/16 20060101AFI20250818BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】電子部品の放熱性を向上させること。
【解決手段】雄螺子部52aを挿通させる雄螺子挿通孔22aが形成された端子部22を有する電子部品20と、雄螺子部を挿通させる雄螺子挿通孔32aが形成された電気接続部32を有するバスバ30と、雄螺子部を挿通させる雄螺子挿通孔41aが形成された受熱部41を有し、端子部を介して受熱部に伝わった電子部品の熱を蓄える蓄熱部材40と、電子部品とバスバと蓄熱部材を収容し、かつ、収容された電子部品の端子部とバスバの電気接続部と蓄熱部材の受熱部が設置される設置部11を有する筐体10と、設置部に保持された第1螺子部材51と、第1螺子部材に螺合して設置部で端子部と電気接続部と受熱部を共締め固定する第2螺子部材52と、を備え、第1螺子部材と第2螺子部材は、その内の何れか一方が雄螺子部を有すること。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
雄螺子部を挿通させる雄螺子挿通孔が形成された端子部を有する電子部品と、
前記雄螺子部を挿通させる雄螺子挿通孔が形成された電気接続部を有するバスバと、
前記雄螺子部を挿通させる雄螺子挿通孔が形成された受熱部を有し、前記端子部を介して前記受熱部に伝わった前記電子部品の熱を蓄える蓄熱部材と、
前記電子部品と前記バスバと前記蓄熱部材を収容し、かつ、収容された前記電子部品の前記端子部と前記バスバの前記電気接続部と前記蓄熱部材の前記受熱部が設置される設置部を有する筐体と、
前記設置部に保持された第1螺子部材と、
前記第1螺子部材に螺合して前記設置部で前記端子部と前記電気接続部と前記受熱部を共締め固定する第2螺子部材と、
を備え、
前記第1螺子部材と前記第2螺子部材は、その内の何れか一方が前記雄螺子部を有することを特徴とした電気接続箱。
続きを表示(約 300 文字)
【請求項2】
前記バスバは、バスバ本体と、前記電気接続部を前記バスバ本体に繋ぐ連結部と、を有し、
前記蓄熱部材は、前記受熱部から突出させ、かつ、前記連結部に並走させる並走部を有することを特徴とした請求項1に記載の電気接続箱。
【請求項3】
前記蓄熱部材は、その単位体積当たりの熱容量が前記バスバにおける前記電気接続部と前記連結部の単位体積当たりの熱容量よりも大きいものとして成形されることを特徴とした請求項2に記載の電気接続箱。
【請求項4】
前記蓄熱部材は、前記バスバよりも熱容量の大きい材料で成形されることを特徴とした請求項3に記載の電気接続箱。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電気接続箱に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、車両に搭載される電気接続箱においては、箱内で発熱した電子部品(ヒューズやリレー等)の放熱性の向上が求められている。例えば、下記の特許文献1に記載の技術では、リレーで発生した熱を放熱部材(熱プレート)から電気接続箱の外部に放熱することによって、その熱をロアケースとハウジングとの間に蓄熱させない。また、下記の特許文献2に記載の技術では、電子部品を多数実装したプリント基板と放熱部材(板型ヒートパイプ)との間に熱伝導絶縁シートを配置することによって、プリント基板の放熱性を上げて、電子部品の熱をプリント基板に蓄熱させない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2004-072881号公報
特開2003-235127号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、近年、回転機を駆動源として備える車両(BEV:Battery Electric Vehicle、HEV:Hybrid Electric Vehicle、PHEV:Plug-in Hybrid Electric Vehicle)においては、その航続距離の延伸に伴って、通電時間が増加している。従って、この車両の電気接続箱においては、更なる電子部品の放熱性の向上が求められる。しかしながら、従来の電気接続箱においては、通電時間の増加と共に放熱部材の熱容量が不足してしまい、電子部品の熱を放熱しきれなくなる虞がある。
【0005】
そこで、本発明は、電子部品の放熱性向上に好適な電気接続箱を提供することを、その目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、雄螺子部を挿通させる雄螺子挿通孔が形成された端子部を有する電子部品と、前記雄螺子部を挿通させる雄螺子挿通孔が形成された電気接続部を有するバスバと、前記雄螺子部を挿通させる雄螺子挿通孔が形成された受熱部を有し、前記端子部を介して前記受熱部に伝わった前記電子部品の熱を蓄える蓄熱部材と、前記電子部品と前記バスバと前記蓄熱部材を収容し、かつ、収容された前記電子部品の前記端子部と前記バスバの前記電気接続部と前記蓄熱部材の前記受熱部が設置される設置部を有する筐体と、前記設置部に保持された第1螺子部材と、前記第1螺子部材に螺合して前記設置部で前記端子部と前記電気接続部と前記受熱部を共締め固定する第2螺子部材と、を備え、前記第1螺子部材と前記第2螺子部材は、その内の何れか一方が前記雄螺子部を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明に係る電気接続箱においては、第1螺子部材と第2螺子部材で端子部と電気接続部と受熱部を共締め固定することによって、電子部品の熱を端子部から電気接続部と受熱部に伝え、その熱をバスバから放熱させると共に蓄熱部材に蓄えることができる。従って、本発明に係る電気接続箱は、電子部品の放熱性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態の電気接続箱の一部を抜き出して示す斜視図である。
図2は、実施形態の電気接続箱の一部を抜き出して示す分解斜視図である。
図3は、図1のX-X線断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、本発明に係る電気接続箱の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
【0010】
[実施形態]
本発明に係る電気接続箱の実施形態の1つを図1から図3に基づいて説明する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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