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公開番号
2025123743
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-25
出願番号
2024019387
出願日
2024-02-13
発明の名称
電子機器装置
出願人
株式会社三社電機製作所
代理人
弁理士法人岡田特許事務所
主分類
H05K
7/20 20060101AFI20250818BHJP(他に分類されない電気技術)
要約
【課題】機器部材を冷却可能な電子機器装置を提供する。
【解決手段】電力変換装置100において、ブロック10は、第1機器部材30と、第1機器部材30と電気的に接続され第1機器部材30への電流の送出及び第1機器部材30からの電流の受容の少なくともいずれかが可能である第2機器部材40と、ファン50と、を有する。ファン50により形成される風の通風方向VDに沿った通風路53において、上流側USにファン50が配置され、ファン50よりも下流側DSに第1及び第2機器部材30、40が配置されている。第1及び第2機器部材30、40は通風方向VDに沿って並んで配置されており、通風方向視VDviewから見た場合、第1及び第2機器部材30、40は高さ方向において一部のみが重畳するようにずれて配置されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
少なくとも1つのブロックを内部に収容している電子機器装置であって、
前記ブロックは、第1機器部材と、前記第1機器部材と電気的に接続され前記第1機器部材への電流の送出及び前記第1機器部材からの電流の受容の少なくともいずれかが可能である第2機器部材と、ファンと、を有し、
前記ファンにより形成される風の通風方向に沿った通風路において、上流側に前記ファンが配置され、前記ファンよりも下流側に前記第1機器部材及び前記第2機器部材が配置されており、
前記第1機器部材及び前記第2機器部材は前記通風方向に沿って並んで配置されており、通風方向視から見た場合、前記第1機器部材と前記第2機器部材とは高さ方向において一部のみが重畳するようにずれて配置されている、電子機器装置。
続きを表示(約 1,800 文字)
【請求項2】
前記通風路において、前記通風方向に沿って前記上流側から前記下流側に向かって、前記ファン、前記第2機器部材及び前記第1機器部材が順に並んで配置されており、
前記第1機器部材は前記第2機器部材から送出された電流を処理し、処理した電流を前記ブロックの外部に送出するように構成されており、
前記通風方向視から見た場合、前記第1機器部材は、前記高さ方向において前記第2機器部材の一部と重なる重畳部分と、前記高さ方向において前記第2機器部材よりも突出している突出部分と、を有する、請求項1に記載の電子機器装置。
【請求項3】
前記第2機器部材は、1対の第2機器部材を含み、
前記通風方向に沿って前記上流側から前記下流側に向かって、前記ファン、前記1対の第2機器部材のうち一方である上流側の第2機器部材と、前記第1機器部材と、前記1対の第2機器部材のうち他方である下流側の第2機器部材と、が順に並んで配置されており、
前記第1機器部材は前記上流側の第2機器部材から送出された電流を処理し、処理した電流を前記下流側の第2機器部材を介して前記ブロックの外部に送出するように構成されており、
前記通風方向視から見た場合、前記第1機器部材の前記重畳部分は、前記高さ方向における前記上流側の第2機器部材の一部と重なり、前記第1機器部材の突出部分は、前記高さ方向における前記上流側の第2機器部材よりも突出している、請求項2に記載の電子機器装置。
【請求項4】
前記ファンは、前記通風方向に沿って延びる回転軸と、前記回転軸を中心として回転する複数の回転翼と、を有し、
前記通風方向視から見た場合、前記回転軸は、前記上流側の第2機器部材の前記高さ方向の上端部近傍に位置しており、
前記通風方向視から見た場合、前記複数の回転翼の前記高さ方向の最下端は、前記上流側の第2機器部材の前記高さ方向の下端部近傍に位置している、請求項3に記載の電子機器装置。
【請求項5】
前記ファンは、前記通風方向に沿って延びる回転軸と、前記回転軸を中心として回転する複数の回転翼と、を有し、
前記通風方向視から見た場合、前記回転軸は、前記上流側の第2機器部材の前記高さ方向の中心部から上端部までに位置している、請求項3に記載の電子機器装置。
【請求項6】
前記通風方向視から見た場合、前記上流側の第2機器部材のうち、前記複数の回転翼の前記高さ方向の最下端よりも下方に位置する部分の前記高さ方向の第2距離は、前記第1機器部材のうち、前記複数の回転翼の前記高さ方向の最上端よりも上方に位置する部分の前記高さ方向の第1距離よりも小さい、請求項4又は5に記載の電子機器装置。
【請求項7】
前記通風方向視から見た場合、前記上流側の第2機器部材及び前記下流側の第2機器部材は、前記高さ方向において概ね同じ位置に配置されている、請求項3又は4に記載の電子機器装置。
【請求項8】
前記第1機器部材は、前記通風路のうち前記通風方向の中央部に配置されている、請求項1又は2に記載の電子機器装置。
【請求項9】
前記第1機器部材は電解コンデンサ又はトランスであり、前記第2機器部材は冷却フィン又はリアクトルである、請求項1又は2に記載の電子機器装置。
【請求項10】
前記少なくとも1つのブロックを収容可能な電子機器筐体をさらに備え、
前記電子機器筐体は、
複数のフレーム部の組み合わせにより構成されるフレーム体と、
前記フレーム体により板状面が支持される外装パネルと、を有し、
前記外装パネルには少なくとも上面パネルが含まれており、
前記フレーム体は、前記電子機器筐体の側面視において、前記上面パネル側が開放可能な状態で複数本のフレーム部が溶接されることによりUの字状に形成されているUの字状部分と、前記Uの字状部分の開放可能な開放端部どうし連結するように前記Uの字状部分にねじ止めされている前記上面パネル側に位置する上面フレーム部と、を有する、請求項1又は2に記載の電子機器装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は、電子機器装置に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1、2には、各種電源回路、制御回路等の機器部材を格納するための電子機器筐体が開示されている。特許文献1、2の電子機器筐体は、電子機器筐体の各辺に位置する複数のフレーム部と、電子機器筐体の各面に位置する外装パネルと、を有する。外装パネルは、各辺に配置されたフレーム部に支持されており、天板、底板及び側板を含む。このような電子機器筐体内に各種機器部材を収納することにより電子機器装置を構成することができる。電子機器装置内の各種機器部材を外部環境から隔離でき、また電子機器装置として各種機器部材を一体に構成することができる。
【0003】
機器部材が動作する場合には熱が発生し、電子機器装置内の温度が上昇する場合がある。特許文献1の電子機器装置の上部にはこの熱を排出するための開口が設けられている。また、特許文献3には、左側壁、右側壁及び底板からなるベースと、ベースの開口のうち上方を覆うカバー部材と、ベースの開口のうち前面側及び背面側に配置されるファン用フレーム体と、を含む電子機器筐体が開示されている。ファン用フレーム体にはファンが取り付けられている。特許文献3の電子機器筐体内に半導体レーザ等の光学部と、光学部を冷却するための冷却フィンと、が収納されることにより電子機器装置が構成されている。前面側に配置されたファン用フレーム体のファン及び背面側に配置されたファン用フレーム体のファンの一方が吸引側となり、他方が排出側となり、冷却フィンに沿って空気が流れる。この空気の流れにより電子機器装置内の光学部が冷却される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2018-129384号公報
特開2018-67636号公報
特開2013-48159号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1、3に示すように、電子機器装置内を冷却するための構成は各種検討されている。しかし、電子機器装置内の冷却を検討する際に、ファン等の冷却装置及び各種回路基板等の機器部材を電子機器装置内にどのように配置するかについては更なる工夫の余地があると考えられる。それゆえに、この発明の主たる目的は、内部に配置された機器部材を冷却可能な電子機器装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
この発明にかかる電子機器装置は、少なくとも1つのブロックを内部に収容している電子機器装置である。
ブロックは、第1機器部材と、第1機器部材と電気的に接続され第1機器部材への電流の送出及び第1機器部材からの電流の受容の少なくともいずれかが可能である第2機器部材と、ファンと、を有する。
ファンにより形成される風の通風方向に沿った通風路において、上流側にファンが配置され、ファンよりも下流側に第1機器部材及び第2機器部材が配置されている。
第1機器部材及び第2機器部材は通風方向に沿って並んで配置されており、通風方向視から見た場合、第1機器部材と第2機器部材とは高さ方向において一部のみが重畳するようにずれて配置されている。
【0007】
この発明にかかる電子機器装置では、上記の配置とすることにより内部に配置された機器部材を冷却可能な電子機器装置を提供することができる。
【発明の効果】
【0008】
この発明によれば、内部に配置された機器部材を冷却可能な電子機器装置を提供することができる。
【0009】
この発明の上述の目的、その他の目的、特徴及び利点は、図面を参照して行う以下の発明を実施するための形態の説明から一層明らかとなろう。
【図面の簡単な説明】
【0010】
(a)はこの発明の実施の形態に係る電子機器装置内の各機器部材の配置を示す模式図(1)であり、(b)はこの発明の実施の形態に係る電子機器装置内の各機器部材の配置を示す模式図(2)であり、(c)はこの発明の実施の形態に係る電子機器装置内の各機器部材の配置を示す模式図(3)であり、(d)はこの発明の実施の形態に係る電子機器装置内の各機器部材の配置を示す模式図(4)である。
この発明の実施の形態に係る具体的態様の電子機器装置の前面右上側斜視図である。
この発明の実施の形態に係る具体的態様の電子機器装置の後面左上側斜視図である。
この発明の実施の形態に係る具体的態様の電子機器装置において一部の外装パネルを外した前面左上側斜視図である。
図4の電子機器装置において第1ブロックの上面壁体を外した前面左上側斜視図である。
図4の電子機器装置の前面右上側斜視図である。
図4の電子機器装置の後面左上側斜視図である。
図4の電子機器装置の底面図である。
第1ブロックの前面左上側斜視図である。
図9の第1ブロックの前面図である。
図9の第1ブロックにおける複数の機器部材及びファンとの位置関係を示す側面図である。
第3ブロックの前面右側斜視図である。
図12の第3ブロックの前面図である。
図12の第3ブロックにおける複数の機器部材及びファンとの位置関係を示す側面図である。
フレーム体の組立工程を示す後面左上側斜視図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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