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公開番号
2025127319
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-01
出願番号
2024023990
出願日
2024-02-20
発明の名称
可搬式バッテリシステム
出願人
河村電器産業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
H01M
10/44 20060101AFI20250825BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】 車両のバッテリを充電するための可搬式バッテリ装置を備えた可搬式バッテリシステムを提供する。
【解決手段】 電動車両に搭載されたバッテリを充電するための充電用バッテリを備えた可搬式の複数のバッテリ装置2と、バッテリ装置2を充電する充電部34及びバッテリ装置2の収納部31を備えた充電ロッカー3と、使用するバッテリ装置2を選択する操作部4とを有し、充電ロッカー3には、バッテリ装置2を出し入れする開口部32を閉塞する扉33、及び扉33を制御する扉制御部52が設けられて成り、扉33は開口部32の下端に蝶着され、開動作した扉33により開口部32前にスロープが形成され、バッテリ装置2の収納操作及び取り出し操作を容易とした。
【選択図】 図2
特許請求の範囲
【請求項1】
電動車両に搭載されたバッテリを充電するための充電用バッテリを備えた可搬式の複数のバッテリ装置と、
前記バッテリ装置を充電する充電部及び前記バッテリ装置の収納部を備えた充電ロッカーと、
使用する前記バッテリ装置を選択する操作部とを有し、
前記充電ロッカーには、前記バッテリ装置を出し入れする開口部を閉塞する扉、及び前記扉を制御する扉制御部が設けられて成り、
前記扉は前記開口部の下端に蝶着され、開動作した前記扉により前記開口部前にスロープが形成され、前記バッテリ装置の収納操作及び取り出し操作を容易とすることを特徴とする可搬式バッテリシステム。
続きを表示(約 450 文字)
【請求項2】
スロープを形成する前記扉の裏面には、スロープ上の特定位置まで上がってきた前記バッテリ装置を検知するバッテリ装置検知センサ、及び前記バッテリ装置を固定するロック手段を有し、
前記扉制御部は、前記バッテリ装置が前記特定位置に達したら、前記ロック手段により前記バッテリ装置を固定することを特徴とする請求項1記載の可搬式バッテリシステム。
【請求項3】
前記扉制御部は、前記特定位置で前記バッテリ装置を固定したら、前記扉の角度を変更制御して、スロープを形成した状態から背面を水平にすることを特徴とする請求項2記載の可搬式バッテリシステム。
【請求項4】
前記バッテリ装置が所定の収納位置に収納されたことを検知する収納検知手段を有し、
前記収納検知手段が前記バッテリ装置の収納完了を検知したら、前記扉制御部が前記扉を閉扉させると共に、前記充電部が前記バッテリ装置の充電を開始することを特徴とする請求項2又は3記載の可搬式バッテリシステム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電動車両などに搭載されているバッテリを充電するための充電用バッテリを複数保管し、保管中に充電する可搬式バッテリシステムに関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
搭載したバッテリによりモータを駆動して走行する電動車両が普及している。このような電動車両のバッテリは、パーキングエリアや店舗に設置された車両充電装置か、自宅に設けられた充電器により充電される。
一方で、車両に搭載されているバッテリの蓄電量が空になったら、充電するのでは無く充電されているバッテリと交換して走行を可能とするシステムがある(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第7262085号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記従来の車両充電装置で充電する方法は、車両充電装置が使用中、或いは充電場所が空いていなければ、空くまで待たなければ成らなかったし、充電が完了するまで一定の時間を必要とした。
一方、上記バッテリ自体を交換する方法は、所定の駐車スペースに駐車する必要が無いし、時間も充電する方法に比べて短時間で済むため利便性が良いが、バッテリ自体は大容量であるため重く、交換作業は容易ではない。また、安全性に配慮する必要があり、システム上の課題も多かった。
そのため、このような点を考慮すると、充分な電力を蓄電した可搬式のバッテリ装置を用意して、充電を必要とする車両までバッテリ装置を移動させて、バッテリ装置により車両のバッテリを充電する形態が考えられる。この場合、車両充電終了後はバッテリ装置を所定の場所まで返却して減少した蓄電電力を充電すれば良く、車両のバッテリ自体は交換する必要がない。また、充電のための専用の駐車スペース等広いエリアが必要無いため投資も少なくて済む。
【0005】
そこで、本発明はこのような問題点に鑑み、車両のバッテリを充電するための可搬式の充電用バッテリを備えた可搬式バッテリシステムを提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決する為に、本発明に係る可搬式バッテリシステムは、電動車両に搭載されたバッテリを充電するための充電用バッテリを備えた可搬式の複数のバッテリ装置と、バッテリ装置を充電する充電部及びバッテリ装置の収納部を備えた充電ロッカーと、使用するバッテリ装置を選択する操作部とを有し、充電ロッカーには、バッテリ装置を出し入れする開口部を閉塞する扉、及び扉を制御する扉制御部が設けられて成り、扉は開口部の下端に蝶着され、開動作した扉により開口部前にスロープが形成され、バッテリ装置の収納操作及び取り出し操作を容易とすることを特徴とする。
この構成によれば、バッテリ装置は可搬式なため、車両の近くまで移動させて車両を充電できるため、車両充電のための専用の駐車スペースが必要ない。また、面倒なバッテリの交換作業を必要としない。加えて、充電ロッカーのバッテリ装置の収納部が地面より一段高い位置にあっても、出し入れする開口部には扉によりスロープが形成されるため、バッテリ装置の出し入れ操作がし易い。
【0007】
本発明の別の態様は、上記構成において、スロープを形成する扉の裏面には、スロープ上の特定位置まで上がってきたバッテリ装置を検知するバッテリ装置検知センサ、及びバッテリ装置を固定するロック手段を有し、扉制御部は、バッテリ装置が特定位置に達したら、ロック手段によりバッテリ装置を固定することを特徴とする。
この構成によれば、バッテリ装置がスロープの特定位置まで上がったら固定されるため、上がりきらなくても滑り落ちない。そのため、その状態で扉の角度を変更してスロープを無くして水平な状態とすれば、その後バッテリ装置の収納をスムーズに進めることができる。
【0008】
本発明の別の態様は、上記構成において、扉制御部は、特定位置でバッテリ装置を固定したら、扉の角度を変更制御して、スロープを形成した状態から背面を水平にすることを特徴とする。
この構成によれば、スロープの途中まで上げられたバッテリ装置は、その後水平移動すれば良く、バッテリ装置をスムーズに収納できる。
【0009】
本発明の別の態様は、上記構成において、バッテリ装置が所定の収納位置に収納されたことを検知する収納検知手段を有し、収納検知手段がバッテリ装置の収納完了を検知したら、扉制御部が扉を閉扉させると共に、充電部がバッテリ装置の充電を開始することを特徴とする。
この構成によれば、バッテリ装置の収納が完了したら、閉扉動作が開始されるため、扉の閉め忘れを防止できる。また、同時に充電が開始されるため、別途充電開始操作を必要としない。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、バッテリ装置は可搬式なため、車両の近くまで移動させて車両のバッテリを充電でき、車両充電のための専用の駐車スペース等広いエリアが必要ない。また、面倒なバッテリの交換作業を必要としない。加えて、重量のあるバッテリ装置の収納部が地面より一段高い位置にあっても、出し入れする開口部には開いた扉によりスロープが形成されるため、バッテリ装置の出し入れ操作がし易い。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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