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公開番号2025128734
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-03
出願番号2024025612
出願日2024-02-22
発明の名称充電制御装置およびプログラム
出願人河村電器産業株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類H02J 7/04 20060101AFI20250827BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】電気自動車の充電作業におけるユーザの利便性の向上と、識別情報の不正使用の抑止とを両立する。
【解決手段】充電制御装置は、登録ユーザが設定した充電判定条件を示す充電判定条件情報を取得する充電判定条件情報取得部と、ユーザによる充電開始操作を検出する充電開始操作検出部と、前記充電開始操作が行われた充電装置における充電条件と、前記充電判定条件情報とに基づいて、前記ユーザが前記登録ユーザであるか否かを確認する登録ユーザ確認手順を行うか否かを判定する認証要否判定部と、前記登録ユーザ確認手順を行うと判定された場合には、前記登録ユーザ確認手順の結果、前記ユーザが前記登録ユーザであると判定された場合には充電を許可し、前記登録ユーザ確認手順を行わないと判定された場合には、前記登録ユーザ確認手順を経ずに充電を許可する、充電許可判定部と、前記許可に基づいて、充電動作を行う充電制御部と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
登録ユーザが設定した充電判定条件を示す充電判定条件情報を取得する充電判定条件情報取得部と、
ユーザによる充電開始操作を検出する充電開始操作検出部と、
前記充電開始操作が行われた充電装置における充電条件と、前記充電判定条件情報とに基づいて、前記ユーザが前記登録ユーザであるか否かを確認する登録ユーザ確認手順を行うか否かを判定する認証要否判定部と、
前記登録ユーザ確認手順を行うと判定された場合には、前記登録ユーザ確認手順の結果、前記ユーザが前記登録ユーザであると判定された場合には充電を許可し、前記登録ユーザ確認手順を行わないと判定された場合には、前記登録ユーザ確認手順を経ずに充電を許可する、充電許可判定部と、
前記許可に基づいて、充電動作を行う充電制御部と、
を備える充電制御装置。
続きを表示(約 540 文字)【請求項2】
前記登録ユーザ確認手順を行わないと判定された場合に、前記充電動作が行われることを前記登録ユーザに通知する通知部
をさらに備える請求項1に記載の充電制御装置。
【請求項3】
前記充電判定条件には、前記登録ユーザが指定する充電スタンドを識別する充電スタンド識別情報が含まれる
請求項1に記載の充電制御装置。
【請求項4】
コンピュータに、
登録ユーザが設定した充電判定条件を示す充電判定条件情報を取得することと、
ユーザによる充電開始操作を検出することと、
前記充電開始操作が行われた充電装置における充電条件と、前記充電判定条件情報とに基づいて、前記ユーザが前記登録ユーザであるか否かを確認する登録ユーザ確認手順を行うか否かを判定することと、
前記登録ユーザ確認手順を行うと判定された場合には、前記登録ユーザ確認手順の結果、前記ユーザが前記登録ユーザであると判定された場合には充電を許可し、前記登録ユーザ確認手順を行わないと判定された場合には、前記登録ユーザ確認手順を経ずに充電を許可することと、
前記許可に基づいて、充電動作を行うことと、
を実行させるためのプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、充電制御装置およびプログラムに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
従来、電気自動車(EV)や、プラグインハイブリッド自動車(PHEV)などに充電する充電システムが知られている(例えば、特許文献1を参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-018104号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載されるような従来の充電装置において、ユーザが利用する際にスマホなどの端末装置を用いてログインIDやパスワードといったユーザ識別情報を充電管理装置に送信することで充電を開始するといった技術が開示されている。
このような技術において、ログインIDやパスワードが他人に知られてしまった場合などに備え、ログインIDやパスワードによる第1段階の認証に加えて、第2段階の本人認証を行う、いわゆる二段階認証を行うものもある。
しかしながら、充電のたびに二段階認証を行うと、ユーザの利便性が低下してしまうという課題がある。一方で、二段階認証を行わないと、他人によるユーザ識別情報の不正使用が発生しかねないという課題がある。
【0005】
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、電気自動車の充電作業におけるユーザの利便性の向上と、識別情報の不正使用の抑止とを両立することができる充電制御装置およびプログラムを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様は、登録ユーザが設定した充電判定条件を示す充電判定条件情報を取得する充電判定条件情報取得部と、ユーザによる充電開始操作を検出する充電開始操作検出部と、前記充電開始操作が行われた充電装置における充電条件と、前記充電判定条件情報とに基づいて、前記ユーザが前記登録ユーザであるか否かを確認する登録ユーザ確認手順を行うか否かを判定する認証要否判定部と、前記登録ユーザ確認手順を行うと判定された場合には、前記登録ユーザ確認手順の結果、前記ユーザが前記登録ユーザであると判定された場合には充電を許可し、前記登録ユーザ確認手順を行わないと判定された場合には、前記登録ユーザ確認手順を経ずに充電を許可する、充電許可判定部と、前記許可に基づいて、充電動作を行う充電制御部と、を備える充電制御装置である。
【0007】
また、本発明の一態様は、コンピュータに、登録ユーザが設定した充電判定条件を示す充電判定条件情報を取得することと、ユーザによる充電開始操作を検出することと、前記充電開始操作が行われた充電装置における充電条件と、前記充電判定条件情報とに基づいて、前記ユーザが前記登録ユーザであるか否かを確認する登録ユーザ確認手順を行うか否かを判定することと、前記登録ユーザ確認手順を行うと判定された場合には、前記登録ユーザ確認手順の結果、前記ユーザが前記登録ユーザであると判定された場合には充電を許可し、前記登録ユーザ確認手順を行わないと判定された場合には、前記登録ユーザ確認手順を経ずに充電を許可することと、前記許可に基づいて、充電動作を行うことと、を実行させるためのプログラムである。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、利用者の利便性を向上させつつ、デマンド値を超えずに、かつ充電プランを破綻させないようにした充電制御をすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本実施形態に係る充電システムの機能構成の一例を示す図である。
充電エリアの一例を示す図である。
本実施形態の充電判定条件情報の構成の一例を示す図である。
本実施形態の充電システムの動作の流れの一例を示す図である。
本実施形態の充電開始操作画面の一例を示す図である。
本実施形態の認証通知画面の一例を示す図である。
本実施形態の認証終了画面の一例を示す図である。
本実施形態の充電終了画面の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
図1は、本実施形態に係る充電システム1の機能構成の一例を示す図である。充電システム1は、ユーザ端末装置10と、充電制御装置20と、ユーザ情報管理装置30と、充電装置40とを備える。
(【0011】以降は省略されています)

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