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公開番号
2025129860
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-05
出願番号
2024026792
出願日
2024-02-26
発明の名称
発電機
出願人
ヤマウチ株式会社
代理人
弁理士法人ブライタス
主分類
H02K
35/02 20060101AFI20250829BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】小型化が可能な発電機を提供する。
【解決手段】発電機100は、X方向に貫通する空洞部を有しかつY方向に延びる回転軸周りに揺動可能に支持された保持部材20と、保持部材20に保持される磁石30と、第1端部63と前記第2端部65との間に保持部材20が位置付けられるように配置された第1磁性部材60と、第1磁性部材60が内側を通るように筒状に形成されたコイル50と、磁石30に磁気的に接続されるように保持部材20の上端部に取り付けられた第2磁性部材70と、磁石30に磁気的に接続されるように保持部材20の下端部に取り付けられた第3磁性部材80と、を備える。
【選択図】 図3
特許請求の範囲
【請求項1】
第1方向に貫通する空洞部を有し、かつ前記第1方向に垂直な第2方向に延びる回転軸周りに揺動可能に支持された保持部材と、
前記空洞部に嵌め込まれて前記保持部材に保持される磁石と、
前記第2方向に垂直な面内において前記第1方向に交差する第3方向に離隔して配置される第1端部および第2端部を有し、前記第1端部と前記第2端部との間に前記保持部材が位置付けられるように配置された第1磁性部材と、
前記第1磁性部材が内側を通るように筒状に形成されたコイルと、
前記磁石に磁気的に接続されるように前記保持部材の前記第1方向における一方側に設けられた第2磁性部材と、
前記磁石に磁気的に接続されるように前記保持部材の前記第1方向における他方側に設けられた第3磁性部材と、を備える発電機。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記保持部材、前記第2磁性部材および前記第3磁性部材が前記回転軸周りに一体的に揺動することによって、前記第1端部と前記第2端部との磁気的な接続状態が第1状態と第2状態との間で切り替えられ、
前記第1状態では、前記第2磁性部材が前記第1端部に接続されるとともに前記第2端部から離隔し、かつ前記第3磁性部材が前記第1端部から離隔するとともに前記第2端部に接続され、
前記第2状態では、前記第2磁性部材が前記第1端部から離隔するとともに前記第2端部に接続され、かつ前記第3磁性部材が前記第1端部に接続されるとともに前記第2端部から離隔する、請求項1に記載の発電機。
【請求項3】
前記第1磁性部材の前記第1端部は、前記第1方向における一方側を向く第1接続面と、前記第1方向における他方側を向く第2接続面とを有し、
前記第1磁性部材の前記第2端部は、前記第1方向における一方側を向く第3接続面と、前記第1方向における他方側を向く第4接続面とを有し、
前記第2磁性部材は、前記第1方向における前記一方側から前記第1接続面または前記第3接続面に接続され、
前記第3磁性部材は、前記第1方向における前記他方側から前記第2接続面または前記第4接続面に接続される、請求項2に記載の発電機。
【請求項4】
前記第2磁性部材は、前記第1方向における前記一方側から前記磁石を覆うように前記磁石に接続される第1接続部と、前記第1状態において前記第1磁性部材の前記第1端部に接続される第3端部と、前記第2状態において前記第1磁性部材の前記第2端部に接続される第4端部とを有し、
前記第3磁性部材は、前記第1方向における前記他方側から前記磁石を覆うように前記磁石に接続される第2接続部と、前記第2状態において前記第1磁性部材の前記第1端部に接続される第5端部と、前記第1状態において前記第1磁性部材の前記第2端部に接続される第6端部とを有し、
前記第2方向において、前記第3端部と前記第1端部との接触部の長さ、および前記第4端部と前記第2端部との接触部の長さはそれぞれ、前記第1接続部の長さよりも短く、前記第5端部と前記第1端部との接触部の長さ、および前記第6端部と前記第2端部との接触部の長さはそれぞれ、前記第2接続部の長さよりも短い、請求項3に記載の発電機。
【請求項5】
前記第1状態において、前記第2磁性部材は前記第1接続面に線接触し、かつ前記第3磁性部材は前記第4接続面に線接触し、
前記第2状態において、前記第2磁性部材は前記第3接続面に線接触し、かつ前記第3磁性部材は前記第2接続面に線接触する、請求項3に記載の発電機。
【請求項6】
前記第1状態において、前記第2磁性部材は前記第1接続面に面接触し、かつ前記第3磁性部材は前記第4接続面に面接触し、
前記第2状態において、前記第2磁性部材は前記第3接続面に面接触し、かつ前記第3磁性部材は前記第2接続面に面接触する、請求項3に記載の発電機。
【請求項7】
前記第2磁性部材および/または前記第3磁性部材は、切替スイッチである、請求項1から6のいずれかに記載の発電機。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、発電機に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、外部からの入力操作に基づいて誘導起電力を発生させることによって発電を行う発電機が提案されている。
【0003】
例えば、特許文献1に開示された発電入力装置は、操作体と、回転体と、回転体の内部に組み込まれた回転磁石体と、回転体を回転可能に支持する支持体と、板状の磁性部材と、磁性部材に巻回されたコイルとを有している。回転磁石体は、磁性部材の一端と他端との間に挟まれるように配置されている。回転磁石体は、磁石と、磁石のN極側に配置されるN極部材と、磁石のS極側に配置されるS極部材とを有している。
【0004】
特許文献1に開示された発電入力装置では、磁石、N極部材、S極部材、および磁性部材によって磁気回路が構成される。操作体が操作されることによって、回転体が回転する。これにより、回転磁石体が回転駆動される。回転磁石体が回転することによって、磁性部材が受ける磁界が変化し、誘導起電力が発生して、コイルに電流が流れる。このようにして、入力操作に連動して発電が行なわれる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
国際公開第2015/030067号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところで、特許文献1に開示された発電入力装置では、回転体によって、磁石、N極部材およびS極部材を囲むように保持する必要がある。この場合、回転体を小型化することは難しい。したがって、発電入力装置の小型化も難しい。
【0007】
そこで、本発明は、小型化が可能な発電機を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、下記の発電機を要旨とする。
【0009】
(1)第1方向に貫通する空洞部を有し、かつ前記第1方向に垂直な第2方向に延びる回転軸周りに揺動可能に支持された保持部材と、
前記空洞部に嵌め込まれて前記保持部材に保持される磁石と、
前記第2方向に垂直な面内において前記第1方向に交差する第3方向に離隔して配置される第1端部および第2端部を有し、前記第1端部と前記第2端部との間に前記保持部材が位置付けられるように配置された第1磁性部材と、
前記第1磁性部材が内側を通るように筒状に形成されたコイルと、
前記磁石に磁気的に接続されるように前記保持部材の前記第1方向における一方側に設けられた第2磁性部材と、
前記磁石に磁気的に接続されるように前記保持部材の前記第1方向における他方側に設けられた第3磁性部材と、を備える発電機。
【0010】
(2)前記保持部材、前記第2磁性部材および前記第3磁性部材が前記回転軸周りに一体的に揺動することによって、前記第1端部と前記第2端部との磁気的な接続状態が第1状態と第2状態との間で切り替えられ、
前記第1状態では、前記第2磁性部材が前記第1端部に接続されるとともに前記第2端部から離隔し、かつ前記第3磁性部材が前記第1端部から離隔するとともに前記第2端部に接続され、
前記第2状態では、前記第2磁性部材が前記第1端部から離隔するとともに前記第2端部に接続され、かつ前記第3磁性部材が前記第1端部に接続されるとともに前記第2端部から離隔する、上記(1)に記載の発電機。
(【0011】以降は省略されています)
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