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公開番号
2025132627
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-10
出願番号
2024030310
出願日
2024-02-29
発明の名称
液体循環装置、液体吐出装置および画像形成装置
出願人
株式会社リコー
代理人
個人
主分類
B41J
2/175 20060101AFI20250903BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】ポンプを駆動して回収タンクから供給タンクへ送液する際に生じる圧力の脈動を、簡易な構成で低減することができる循環装置を提供する。
【解決手段】供給タンク210及び回収タンク220と、液体を吐出するヘッド100と、ヘッド100を介して液体が循環する経路と、液体経路203に設けられ液体を供給タンク210に向けて送る送液ポンプ202と、供給タンク210の気体空間210aに連通する供給側エア経路83に設けられる供給側エアポンプ81と、回収タンク220の気体空間220aに連通する回収側エア経路84に設けられる回収側エアポンプ82と、供給タンクの気体空間210aと回収タンクの気体空間220aとを接続し、供給タンク210から回収タンク220へ流れる気体の流路となるバイパス経路90と、を備え、バイパス経路90を流れる気体の流量が、送液ポンプ202を流れる液体の最大流量よりも小さい液体循環装置。
【選択図】図8
特許請求の範囲
【請求項1】
液体を貯留する供給タンク及び回収タンクと、
液体を吐出するヘッドと、
前記ヘッドを介して液体が循環する経路と、
前記回収タンクから前記供給タンクへ液体を移送する液体経路に設けられ、液体を前記供給タンクに向けて送る送液ポンプと、
前記供給タンクの気体空間に連通する供給側エア経路に設けられる供給側エアポンプと、
前記回収タンクの気体空間に連通する回収側エア経路に設けられる回収側エアポンプと、
前記供給タンクの気体空間と前記回収タンクの気体空間とを接続し、前記供給タンクから前記回収タンクへ流れる気体の流路となるバイパス経路と、を備え、
前記バイパス経路を流れる気体の流量が、前記送液ポンプを流れる液体の最大流量よりも小さいことを特徴とする液体循環装置。
続きを表示(約 990 文字)
【請求項2】
前記供給側エアポンプを流れる気体の最大流量が、前記バイパス経路を流れる気体の流量よりも大きいことを特徴とする請求項1に記載の液体循環装置。
【請求項3】
前記供給側エアポンプを流れる気体の流量は、
前記バイパス経路を流れる気体の流量と、前記供給タンクから前記ヘッドに向けて供給される液体の流量との和よりも大きいことを特徴とする請求項1または2に記載の液体循環装置。
【請求項4】
前記供給側エアポンプを流れる気体の流量は、
前記バイパス経路を流れる気体の流量と、前記供給タンクから前記ヘッドに向けて供給される液体の流量であって、前記ヘッドから液体が吐出されたことにより供給量が増加した流量との和よりも大きいことを特徴とする請求項1または2に記載の液体循環装置。
【請求項5】
前記回収側エアポンプを流れる気体の最大流量が、前記バイパス経路を流れる気体の流量よりも大きいことを特徴とする請求項1に記載の液体循環装置。
【請求項6】
前記回収側エアポンプを流れる気体の流量は、
前記バイパス経路を流れる気体の流量と、前記ヘッドを介して前記回収タンクに回収される液体の流量との和よりも大きいことを特徴とする請求項1または5に記載の液体循環装置。
【請求項7】
前記回収側エアポンプを流れる気体の流量は、
前記バイパス経路を流れる気体の流量と、前記ヘッドを介して前記回収タンクに回収される液体の流量であって、前記ヘッドから液体が吐出されたことにより回収量が減少した流量との和よりも大きいことを特徴とする請求項1または5に記載の液体循環装置。
【請求項8】
前記バイパス経路を流れる気体の流量は、環境温度に応じて変化することを特徴とする請求項1に記載の液体循環装置。
【請求項9】
前記バイパス経路は、環境温度に応じて流路の断面積が変化することを特徴とする請求項8に記載の液体循環装置。
【請求項10】
前記バイパス経路は、環境温度検知手段と、前記環境温度検知手段の検知結果に応じて気体の流量を制御する手段と、を備えることを特徴とする請求項8に記載の液体循環装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、液体循環装置、液体吐出装置および画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
液体吐出ヘッドとして循環型ヘッドを備えた液体吐出装置が知られている。液体を循環させる機構としては、負圧の回収側のタンクと正圧の供給側のタンクとの間に圧力差を生じさせ、供給側のタンクから回収側のタンクへ液体吐出ヘッドを介して液体を移送するとともに、回収側のタンクから供給側のタンクに液体を回帰させる液体循環装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
このような液体循環装置では、回収側のタンクから供給側のタンクへポンプによって液体が送られるが、ポンプの駆動によって大きな圧力変動が発生し、脈動が生じてしまうという課題があった。
【0004】
特許文献1では、圧力変化に対する追従性を向上させる目的で、供給側タンク及び回収側タンクの気層部分の圧力を調節する手段を備えるとともに、気層部分を接続する経路に開閉弁を設けた構成が開示されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、気体の流路に開閉弁を設ける構成では、装置の大型化や高コスト化をまねくことに加え、圧力の制御系が複雑になるという課題がある。
【0006】
そこで本発明は、ポンプを駆動して回収タンクから供給タンクへ送液する際に生じる圧力の脈動を、簡易な構成で低減することができる液体循環装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、本発明の液体循環装置は、液体を貯留する供給タンク及び回収タンクと、液体を吐出するヘッドと、前記ヘッドを介して液体が循環する経路と、前記回収タンクから前記供給タンクへ液体を移送する液体経路に設けられ、液体を前記供給タンクに向けて送る送液ポンプと、前記供給タンクの気体空間に連通する供給側エア経路に設けられる供給側エアポンプと、前記回収タンクの気体空間に連通する回収側エア経路に設けられる回収側エアポンプと、前記供給タンクの気体空間と前記回収タンクの気体空間とを接続し、前記供給タンクから前記回収タンクへ流れる気体の流路となるバイパス経路と、を備え、前記バイパス経路を流れる気体の流量が、前記送液ポンプを流れる液体の最大流量よりも小さいことを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、ポンプを駆動して回収タンクから供給タンクへ送液する際に生じる圧力の脈動を、簡易な構成で低減することができる液体循環装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明に係る液体吐出装置の一例である印刷装置の概略説明図である。
ヘッドユニットの一例を示す平面説明図である。
液体吐出ヘッドの一例を示す外観斜視説明図である。
液体吐出ヘッドのノズル配列方向と直交する方向(液室長手方向)の断面説明図である。
液体循環装置の機構の一例を示す配管説明図である。
液体循環装置を備える液体吐出装置の制御部の機能ブロック図である。
従来の液体循環装置の要部構成を模式的に示す説明図である。
本発明に係る液体循環装置の要部構成の一例を模式的に示す説明図である。
液体循環装置の要部構成の他の例を模式的に示す説明図である。
液体循環装置の要部構成の他の例を模式的に示す説明図である。
液体循環装置の要部構成の他の例を模式的に示す説明図である。
液体循環装置の要部構成の他の例を模式的に示す説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明に係る液体循環装置、液体吐出装置および画像形成装置について図面を参照しながら説明する。なお、本発明は以下に示す実施形態に限定されるものではなく、他の実施形態、追加、修正、削除など、当業者が想到することができる範囲内で変更することができ、いずれの態様においても本発明の作用・効果を奏する限り、本発明の範囲に含まれるものである。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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