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公開番号2025138019
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-25
出願番号2024036685
出願日2024-03-11
発明の名称包囲部材に対するバスバ挿入構造、補助部材
出願人矢崎総業株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類H01R 4/70 20060101AFI20250917BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】包囲部材にバスバを安定して挿入することができる包囲部材に対するバスバ挿入構造、補助部材を提供する。
【解決手段】筒状に形成された包囲部材3と、長さ方向の端面が矩形状に形成され、端面から包囲部材3の内部に挿入されるバスバ5とを備えた包囲部材に対するバスバ挿入構造1において、バスバ5の端面側の外周に、包囲部材3に対するバスバ5の挿入方向前側に向けて細くなるように、外面が曲面状に形成された補助部材7を組付けた。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
筒状に形成された包囲部材と、
長さ方向の端面が矩形状に形成され、前記端面から前記包囲部材の内部に挿入されるバスバと、
を備え、
前記バスバの端面側の外周には、前記包囲部材に対する前記バスバの挿入方向前側に向けて細くなるように、外面が曲面状に形成された補助部材が組付けられている包囲部材に対するバスバ挿入構造。
続きを表示(約 370 文字)【請求項2】
前記補助部材には、弾性変形可能な弾性部材が組付けられ、
前記弾性部材は、前記バスバの外周に密着して当接され、前記補助部材を前記バスバに保持させる請求項1に記載の包囲部材に対するバスバ挿入構造。
【請求項3】
前記包囲部材は、シールド部材である請求項1又は2に記載の包囲部材に対するバスバ挿入構造。
【請求項4】
バスバの長さ方向の矩形状の端面側の外周に組付けられる本体部を備え、
前記本体部は、前記バスバの長さ方向の外側に向けて細くなるように、外面が曲面状に形成されている補助部材。
【請求項5】
前記本体部には、前記バスバの外周に密着して当接され、前記本体部を前記バスバに保持させる弾性変形可能な弾性部材が組付けられている請求項4に記載の補助部材。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、包囲部材に対するバスバ挿入構造、補助部材に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、包囲部材に導体部材が挿通して配置された構造としては、電線の外周に、筒状に形成された包囲部材としてのシールド編組が配置されたシールド電線が知られている(特許文献1参照)。シールド電線は、電気部品の間を電気的に接続する電線に、ノイズなどの侵入や漏出が発生することを防止するために、電線を接地されたシールド編組で覆っている。ところで、近年、例えば、電気自動車やハイブリッド自動車などに、航続距離を向上させるために、大容量の充電池やバッテリなどの電源が搭載されているが、大容量の電源は、充電時間が長い。そこで、充電時間を短縮するために、大きな電流を電線に流すことが考えられるが、電線では、流すことのできる電流の容量や発熱量に対する耐久性などの問題があり、電線に変えて、バスバを用いることが考えられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-53704号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、バスバは、長さ方向の端面が矩形状に形成されており、端面の角部がエッジ状となっている。このようなバスバを、筒状に形成された包囲部材に挿入するとき、端面の角部が、包囲部材に引っ掛かり、包囲部材の正規な位置にバスバが配置されない、或いは包囲部材を損傷させてしまう可能性があった。
【0005】
本発明は、このような従来技術が有する課題に鑑みてなされたものである。そして本発明の目的は、包囲部材にバスバを安定して挿入することができる包囲部材に対するバスバ挿入構造、補助部材を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本実施形態に係る包囲部材に対するバスバ挿入構造は、筒状に形成された包囲部材と、長さ方向の端面が矩形状に形成され、前記端面から前記包囲部材の内部に挿入されるバスバと、を備え、前記バスバの端面側の外周には、前記包囲部材に対する前記バスバの挿入方向前側に向けて細くなるように、外面が曲面状に形成された補助部材が組付けられている。
【0007】
本実施形態に係る補助部材は、バスバの長さ方向の矩形状の端面側の外周に組付けられる本体部を備え、前記本体部は、前記バスバの長さ方向の外側に向けて細くなるように、外面が曲面状に形成されている。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、包囲部材にバスバを安定して挿入することができる包囲部材に対するバスバ挿入構造、補助部材を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本実施形態に係る包囲部材に対するバスバ挿入構造の側面図である。
本実施形態に係る包囲部材に対するバスバ挿入構造の包囲部材に対してバスバが傾斜して挿入されたときの側面図である。
本実施形態に係る包囲部材に対するバスバ挿入構造のバスバに補助部材を組付けたときの断面図である。
本実施形態に係る包囲部材に対するバスバ挿入構造の補助部材の上面図である。
本実施形態に係る包囲部材に対するバスバ挿入構造の補助部材に弾性部材を組付けたときの断面図である。
本実施形態に係る包囲部材に対するバスバ挿入構造の補助部材に弾性部材を組付けたときの背面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を用いて本実施形態に係る包囲部材に対するバスバ挿入構造、補助部材について詳細に説明する。なお、図面の寸法比率は説明の都合上誇張されており、実際の比率と異なる場合がある。
(【0011】以降は省略されています)

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