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公開番号
2025139087
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-26
出願番号
2024037831
出願日
2024-03-12
発明の名称
内圧制御システム
出願人
ピー・エス・シー株式会社
代理人
弁理士法人YKI国際特許事務所
主分類
G05D
16/20 20060101AFI20250918BHJP(制御;調整)
要約
【課題】内部室を有する部材の内圧を制御する際の挙動を安定させ易い内圧制御システムを提供すること。
【解決手段】制御システム310が、気体供給源302に繋がる第1案内通路303に連通する第2案内通路304に配置されたオンオフ弁307、第1案内通路303に連通する第3案内通路305に配置されると共に開度を制御することによってオンオフ弁307よりも少ない空気の流量を制御できる比例制御弁1、空気バネ309へ空気を案内すると共に第2案内通路304及び第3案内通路305に連通する第4案内通路311、及び、第1タイミングにおいてオンオフ弁307を開制御し、第1タイミングよりも後の第2タイミングにおいてオンオフ弁307を閉制御した状態で比例制御弁1の開度の制御を行うことで内部室309a内の気圧を目標気圧に制御する制御装置315を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
気体供給源からの気体を案内する第1案内通路と、
第1案内通路を第2案内通路と第3案内通路に分岐する第1分岐部と、
前記第2案内通路に配置されたオンオフ弁と、
前記第3案内通路に配置されると共に、開度を制御することによって前記オンオフ弁を通過可能な気体の単位時間当りの流量よりも少ない気体の単位時間当りの流量を制御できる比例制御弁と、
部材の内部室へ気体を案内する第4案内通路と、
前記第4案内通路を、前記第2案内通路における前記オンオフ弁の前記第1分岐部側とは反対側と、前記第3案内通路における前記比例制御弁の前記第1分岐部側とは反対側に分岐する第2分岐部と、
第1タイミングにおいて、前記オンオフ弁を開制御し、前記第1タイミングよりも後の第2タイミングにおいて前記オンオフ弁を閉制御した状態で前記比例制御弁の前記開度の制御を行うことで前記内部室内の気圧を目標気圧に制御する制御装置と、
を備える、内圧制御システム。
続きを表示(約 410 文字)
【請求項2】
前記第4案内通路における前記部材と前記第2分岐部との間に双方向締切弁が配置されるか、前記第2案内通路における前記オンオフ弁と前記第2分岐部との間に双方向締切弁が配置される、請求項1に記載の内圧制御システム。
【請求項3】
前記第1タイミングにおいて、前記比例制御弁の開度が0開度よりも大きな開度になっている、請求項1又は2に記載の内圧制御システム。
【請求項4】
前記制御装置が、前記内部室内の気圧が前記目標気圧の所定百分率の気圧になったと判断すると、前記第1タイミングから前記第2タイミングへの切り替えが行われる、請求項3に記載の内圧制御システム。
【請求項5】
前記部材が空気バネであり、
前記空気バネの高さに関連する物理量に基づいて前記第1タイミングから前記第2タイミングへの切り替えが行われる、請求項3に記載の内圧制御システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、内圧制御システムに関し、例えば、空気バネ制御システムやタンク内圧制御システムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、内圧制御システムとしては、特許文献1に記載されている空気バネ制御システムがある。この空気バネ制御システムは、複数のオンオフ弁を用いることで鉄道車両の空気バネの内圧、すなわち、空気バネの高さを調整し、ひいては、鉄道車両の高さを調整している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-7371号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
鉄道車両においてオンオフ弁を用いて空気バネ高さを制御する際、オンオフ弁の閉弁動作に起因して車体が揺れるローリング運動が生じることがあり、このローリング運動を抑制できると好ましい。更には、鉄道車両の空気バネの高さ制御に拘わらず、内部室を有する部材の内圧を目標値に制御する際に振動が生じ難くできると、異音の発生等を抑制できて好ましい。そこで、本開示の目的は、内部室を有する部材の内圧を制御する際の挙動を安定させ易い内圧制御システムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するために、本開示に係る内圧制御システムは、気体供給源からの気体を案内する第1案内通路と、第1案内通路を第2案内通路と第3案内通路に分岐する第1分岐部と、前記第2案内通路に配置されたオンオフ弁と、前記第3案内通路に配置されると共に、開度を制御することによって前記オンオフ弁を通過可能な気体の単位時間当りの流量よりも少ない気体の単位時間当りの流量を制御できる比例制御弁と、部材の内部室へ気体を案内する第4案内通路と、前記第4案内通路を、前記第2案内通路における前記オンオフ弁の前記第1分岐部側とは反対側と、前記第3案内通路における前記比例制御弁の前記第1分岐部側とは反対側に分岐する第2分岐部と、第1タイミングにおいて、前記オンオフ弁を開制御し、前記第1タイミングよりも後の第2タイミングにおいて前記オンオフ弁を閉制御した状態で前記比例制御弁の前記開度の制御を行うことで前記内部室内の気圧を目標気圧に制御する制御装置と、を備える。
【0006】
なお、部材が空気バネである場合、空気バネの内部室の気圧を目標気圧に制御することには、空気バネの高さを目標高さに制御することが含まれる。また、車両幅方向両側に空気バネが配置されている場合には、空気バネの内部室の気圧を目標気圧に制御することには、車両幅方向両側の空気バネの高さ差を目標高さ差に制御することが含まれる。係る場合において、目標高さ差は、水平面に対する車両の傾き角度に基づいて特定してもよい。
【0007】
本開示によれば、気体供給源と部材の内部室の間にオンオフ弁と比例制御弁が並列に配置され、初期のタイミングでオンオフ弁が開制御される一方、終期のタイミングでは、オンオフ弁を閉制御した状態で比例制御弁の開度の制御を行うことで内部室内の気圧を目標気圧に制御する。
【0008】
したがって、初期のタイミングでオンオフ弁を介して大容量の気体を内部室に供給でき、内部室内の気圧を目標気圧に制御する際の応答性を優れたものにできる。また、終期のタイミングで気圧を高精度に調整することが可能になるので、気圧調整の終期のタイミングで振動が生じ難い制御を行い易い。
【0009】
また、前記第4案内通路における前記部材と前記第2分岐部との間に双方向締切弁が配置されるか、前記第2案内通路における前記オンオフ弁と前記第2分岐部との間に双方向締切弁が配置されてもよい。
【0010】
上記構成によれば、双方向締切弁の数を削減でき、内圧制御システムをコンパクトに構成できる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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