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公開番号2025140524
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-29
出願番号2024039981
出願日2024-03-14
発明の名称管理サーバ、及び管理システム
出願人セイコーエプソン株式会社
代理人弁理士法人旺知国際特許事務所
主分類G06Q 50/10 20120101AFI20250919BHJP(計算;計数)
要約【課題】プロジェクターを管理する管理サーバの側で、プロジェクターの起動の可否を判定する。
【解決手段】管理サーバ10は、1以上のプロジェクター20の各々について、プロジェクター20を識別する装置識別情報DIDとプロジェクター20の起動の可否を示す起動可否情報OIとを対応付ける第1の管理情報を管理する管理部111と、第1のプロジェクター20から、第1のプロジェクター20を識別する装置識別情報DIDを含み、第1のプロジェクター20の起動の可否を問い合わせる第1の問い合わせ要求を取得する取得部113と、第1の管理情報を参照して、第1の問い合わせ要求に含まれる装置識別情報DIDに対応する起動可否情報OIを抽出する抽出部114と、抽出部114によって抽出された第1のプロジェクター20の起動の可否を示す起動可否情報OIを出力する出力部115と、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
1以上のプロジェクターの各々について、プロジェクターを識別する装置識別情報とプロジェクターの起動の可否を示す起動可否情報とを対応付ける第1の管理情報を管理する管理部と、
第1のプロジェクターから、当該第1のプロジェクターを識別する装置識別情報を含み、当該第1のプロジェクターの起動の可否を問い合わせる第1の問い合わせ要求を取得する取得部と、
前記第1の管理情報を参照して、前記第1の問い合わせ要求に含まれる装置識別情報に対応する起動可否情報を抽出する抽出部と、
前記抽出部によって抽出された前記第1のプロジェクターの起動の可否を示す起動可否情報を出力する出力部と、
を備える管理サーバ。
続きを表示(約 2,000 文字)【請求項2】
前記管理部は、前記1以上のプロジェクターを使用する1以上の使用者が、前記1以上のプロジェクターを使用するために支払った料金の履歴である支払い履歴情報に基づいて、前記起動可否情報を管理する、
請求項1に記載の管理サーバ。
【請求項3】
前記管理部は、前記1以上のプロジェクターを使用する1以上の使用者が、前記1以上のプロジェクターを起動できる時間長である起動可能時間を示す時間情報に基づいて、前記起動可否情報を管理する、
請求項1に記載の管理サーバ。
【請求項4】
請求項1に記載の管理サーバと、
前記第1のプロジェクターと、
を備える管理システムであって、
前記第1のプロジェクターは、
当該第1のプロジェクターの使用者の操作に基づいて、前記第1の問い合わせ要求を生成する生成部と、
前記管理サーバに前記第1の問い合わせ要求を送信し、前記管理サーバから前記起動可否情報を含む第1の問い合わせ応答を受信する通信制御部と、
前記通信制御部が受信した前記第1の問い合わせ応答に基づいて、前記第1のプロジェクターの起動に関する起動処理を実行する起動処理部と、
を備える管理システム。
【請求項5】
前記通信制御部が、前記管理サーバに前記第1の問い合わせ要求を送信できなかった場合、前記起動処理部は、前記第1のプロジェクターのコンテンツ投写機能を使用できない状態とする、
請求項4に記載の管理システム。
【請求項6】
前記通信制御部が、前記管理サーバから前記第1の問い合わせ応答を受信できなかった場合、前記起動処理部は、前記第1のプロジェクターのコンテンツ投写機能を使用できない状態とする、
請求項4に記載の管理システム。
【請求項7】
前記1以上のプロジェクターの第1の使用期限を設定する設定部と、
現在の時点が、前記第1の使用期限を徒過したか否かを判定する第1判定部と、
を更に備え、
前記第1判定部によって、現在の時点が、前記第1のプロジェクターの前記第1の使用期限を徒過したと判定された場合、前記設定部は、前記支払い履歴情報に応じて、前記第1の使用期限よりも遅い第2の使用期限を設定し、前記管理部は、前記第1のプロジェクターの前記第2の使用期限に基づいて、前記第1のプロジェクターに対応する起動可否情報を管理する、
請求項2に記載の管理サーバ。
【請求項8】
請求項2に記載の管理サーバと、
前記1以上の使用者に関する情報を管理する情報管理装置と、
を備える管理システムであって、
前記支払い履歴情報は、前記1以上の使用者を識別する使用者識別情報を含み、
前記情報管理装置は、
1以上のプロジェクターの各々について、前記支払い履歴情報を管理する管理部と、
前記管理サーバから、前記第1のプロジェクターの使用者を識別する使用者識別情報を含み、前記第1のプロジェクターの使用者に対応する支払い履歴情報を問い合わせる第2の問い合わせ要求を取得する取得部と、
前記第1のプロジェクターの使用者を識別する使用者識別情報を用いて、前記管理部によって管理される支払い履歴情報を参照することで、前記第1のプロジェクターの使用者に対応する支払い履歴情報を抽出する抽出部と、
前記抽出部によって抽出された、前記第1のプロジェクターの使用者に対応する支払い履歴情報を含む第2の問い合わせ応答を前記管理サーバに送信する通信制御部と、
を備える、管理システム。
【請求項9】
現在の時点が、前記管理サーバのメンテナンス期間内にあるか否かを判定する第2判定部を更に備え、
前記第2判定部によって、現在の時点が、前記メンテナンス期間内にあると判定された場合、前記管理部は、前記第1のプロジェクターの装置識別情報と、前記第1のプロジェクターの起動の可否が可であることを示す起動可否情報とを対応付ける、
請求項1に記載の管理サーバ。
【請求項10】
前記第1のプロジェクターは、当該第1のプロジェクターの第3の使用期限を、当該第1のプロジェクターの使用者に通知する通知部を更に備え、
前記通信制御部が、前記管理サーバから前記第1の問い合わせ応答を受信できなかった場合、
前記起動処理部は、前記第1のプロジェクターを起動し、
前記通知部は、前記第3の使用期限を、当該第1のプロジェクターの使用者に通知する、
請求項4に記載の管理システム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、管理サーバ、及び管理システムに関する。
続きを表示(約 2,900 文字)【背景技術】
【0002】
従来、プロジェクターの起動の可否を判定する管理システムが用いられてきた。例えば、特許文献1に係るプロジェクターの制御方法において、プロジェクターが所定の位置に設定されていないとプロジェクターが判断した場合、当該プロジェクターは、管理サーバに、当該プロジェクターの所定の識別情報を送信する。当該プロジェクターから管理サーバに識別情報を送信できた場合には、当該プロジェクターは、プロジェクター機能を動作させる。一方、当該プロジェクターから管理サーバに識別情報を送信できなかった場合には、当該プロジェクターは、プロジェクター機能を停止させる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2009-109940号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に係る制御方法においては、プロジェクターの側で、プロジェクターの起動の可否を判定していた。しかし、プロジェクターの側ではなく、管理サーバの側がプロジェクターの起動の可否を判定することが必要である場合、特許文献1に係る制御方法を使用することはできなかった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の一態様に係る管理サーバは、1以上のプロジェクターの各々について、プロジェクターを識別する装置識別情報とプロジェクターの起動の可否を示す起動可否情報とを対応付ける第1の管理情報を管理する管理部と、第1のプロジェクターから、当該第1のプロジェクターを識別する装置識別情報を含み、当該第1のプロジェクターの起動の可否を問い合わせる第1の問い合わせ要求を取得する取得部と、前記第1の管理情報を参照して、前記第1の問い合わせ要求に含まれる装置識別情報に対応する起動可否情報を抽出する抽出部と、前記抽出部によって抽出された前記第1のプロジェクターの起動の可否を示す起動可否情報を出力する出力部と、を備える。
【0006】
本発明の一態様に係る管理システムは、上述の管理サーバと、前記第1のプロジェクターと、を備える管理システムであって、前記第1のプロジェクターは、当該第1のプロジェクターの使用者の操作に基づいて、前記第1の問い合わせ要求を生成する生成部と、前記管理サーバに前記第1の問い合わせ要求を送信し、前記管理サーバから前記起動可否情報を含む第1の問い合わせ応答を受信する通信制御部と、前記通信制御部が受信した前記第1の問い合わせ応答に基づいて、前記第1のプロジェクターの起動に関する起動処理を実行する起動処理部と、を備える。
【図面の簡単な説明】
【0007】
管理システム1の全体構成を示す説明図である。
管理サーバ10の構成例を示すブロック図である。
管理情報データベースAD1の構成例を示す図である。
履歴情報データベースHD1の構成例を示す図である。
プロジェクター20の構成を示すブロック図である。
管理システム1の動作を示すシーケンス図である。
ステップS1を構成するサブステップを示すフローチャートである。
管理サーバ10Aの構成例を示すブロック図である。
期限情報データベースLD1の構成例を示す図である。
ステップS1を構成するサブステップを示すフローチャートである。
管理システム1Bの全体構成を示す図である。
情報管理装置30の構成例を示すブロック図である。
管理システム1Bの動作を示すシーケンス図である。
管理サーバ10Cの構成例を示すブロック図である。
管理システム1Cの動作を示すシーケンス図である。
ステップS42を構成するサブステップを示すフローチャートである。
プロジェクター20Dの構成を示すブロック図である。
プロジェクター20Dの動作を示すフローチャートである。
管理サーバ10Eの構成例を示すブロック図である。
時間情報データベースTD1の構成例を示す図である。
プロジェクター20Eの構成例を示すブロック図である。
情報管理装置30Eの構成例を示すブロック図である。
履歴情報データベースHD3Eの構成例を示す図である。
管理システム1Eの動作を示すシーケンス図である。
管理システム1Eの動作を示すシーケンス図である。
管理システム1Eの動作を示すシーケンス図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
1:第1実施形態
以下、図1~図7を参照しながら、第1実施形態に係る管理システム1について説明する。なお、各図において、各部の寸法及び縮尺は、実際のものと適宜に異ならせてある。また、以下に述べる実施形態は、好適な具体例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本開示の範囲は、以下の説明において特に本開示を限定する旨の記載がない限り、これらの形態に限られるものではない。
【0009】
1-1:全体構成
図1は、本実施形態に係る管理システム1の全体構成を示す図である。管理システム1は、管理サーバ10と、n台のプロジェクター20[1]~プロジェクター20[n]と、を備える。nは、1以上の整数である。管理サーバ10と、n台のプロジェクター20[1]~プロジェクター20[n]とは、通信網NETを介して、互いに通信可能に接続される。また、図1において、ユーザU[1]~ユーザU[n]は、プロジェクター20[1]~プロジェクター20[n]を使用する。ユーザU[1]~ユーザU[n]とプロジェクター20[1]~プロジェクター20[n]とは、互いに1対1に対応する。また、ユーザU[k]は、プロジェクター20[k]を使用する。kは、1以上n以下の整数である。なお、以下では、必要に応じて、ユーザU[k]を、ユーザU[1]~ユーザU[n]の代表例として、プロジェクター20[k]を、プロジェクター20[1]~プロジェクター20[n]の代表例として使用することがある。また、以下では、必要に応じて、ユーザU[1]~ユーザU[n]の総称として、「ユーザU」なる表現を、プロジェクター20[1]~プロジェクター20[n]の総称として、「プロジェクター20」なる表現を用いることがある。
【0010】
管理サーバ10は、n台のプロジェクター20[1]~プロジェクター20[n]を管理するサーバである。本実施形態において、管理サーバ10は、主として、プロジェクター20[1]~プロジェクター20[n]の各々の起動の可否を管理する。一例として、管理サーバ10は、プロジェクター20[1]~プロジェクター20[n]を管理する管理法人が運用する。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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