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公開番号2025152013
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-09
出願番号2024053703
出願日2024-03-28
発明の名称粘着ラベル
出願人リンテック株式会社
代理人IBC一番町弁理士法人
主分類G09F 3/02 20060101AFI20251002BHJP(教育;暗号方法;表示;広告;シール)
要約【課題】温水を用いて、印刷部を脱離(剥離)することができるとともに、基材密着性が良好な粘着ラベルを提供する。
【解決手段】脱離コート層と、基材と、粘着剤層と、をこの順に有し、前記脱離コート層が、ポリエステル系樹脂および水溶性高分子を含む、粘着ラベル。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
脱離コート層と、基材と、粘着剤層と、をこの順に有し、
前記脱離コート層が、ポリエステル系樹脂および水溶性高分子を含む、粘着ラベル。
続きを表示(約 540 文字)【請求項2】
前記水溶性高分子が、ポリビニルアルコール系樹脂および/またはポリアルキレングリコール系樹脂を含む、請求項1に記載の粘着ラベル。
【請求項3】
前記ポリエステル系樹脂および前記水溶性高分子の含有量の合計に対する前記ポリエステル系樹脂の含有量が30質量%以上である、請求項1または2に記載の粘着ラベル。
【請求項4】
前記ポリエステル系樹脂および前記水溶性高分子の含有量の合計に対する前記ポリエステル系樹脂の含有量が85質量%以下である、請求項1または2に記載の粘着ラベル。
【請求項5】
さらに印刷用コート層を、前記基材と相対する前記脱離コート層上に有する、請求項1または2に記載の粘着ラベル。
【請求項6】
前記印刷用コート層が、ウレタン変性ポリエステル樹脂を含む、請求項5に記載の粘着ラベル。
【請求項7】
前記基材がポリエステル系樹脂基材である、請求項1または2に記載の粘着ラベル。
【請求項8】
前記粘着剤層がポリエステル系粘着剤を含む、請求項1または2に記載の粘着ラベル。
【請求項9】
表面に印刷部を有する、請求項1または2に記載の粘着ラベル。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、粘着ラベルに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
近年、環境への配慮から、空き容器のリサイクルが注目を集めている。
【0003】
例えば、ポリエステル系容器(例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET)ボトル)のマテリアルリサイクル化においては、使用済み容器を回収後、容器を粉砕・洗浄・乾燥することでフレーク状とし、その後、加熱溶融してペレット化し、得られた再生樹脂をポリエステル系容器の素材として用いる。
【0004】
通常、容器には、その表面に様々な情報が記録された粘着ラベル(ラベルとも称する)が貼付されている。ポリエステル系容器をマテリアルリサイクル化する際に、ラベルの基材や粘着剤とポリエステル系容器を構成する樹脂とが相溶性を有しない場合には、ラベルを構成する基材および粘着剤が異物として作用し、再生樹脂の機械特性が低下するという問題が生じる。このため、粘着ラベルをポリエステル系容器から剥がして、マテリアルリサイクル化を行うことが行われている。
【0005】
また、ビール瓶などのガラス製容器のリサイクルにおいても、容器の使用後、粘着ラベルを除去してから洗浄を行って容器を再使用することが行われている。
【0006】
これに関連して、例えば下記の特許文献1には、被着体であるポリエステル系容器と相溶性を有するポリエステル系の樹脂基材とポリエステル系の粘着剤層を用いることで、ラベルを剥がす事なくPETボトル等の成形品の再生処理を可能にするとある。この場合であっても、粘着ラベル上の印刷部は、ポリエステル系容器のリサイクルの際には不純物となるため、アルカリ水溶液による洗浄浸漬によって前記基材より剥離可能であるとともに印刷適性を有するコート層を設けることで、アルカリ水溶液による洗浄浸漬によって、印刷部を剥離することが行われてきた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2000-10489号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
上述のように、容器から粘着ラベルを剥がして容器のリサイクルを行う場合にも、剥がされたラベルを別途リサイクルしたいという要望がある。この場合も印刷部は不純物となるため、やはり印刷部をラベルから脱離させる必要がある。印刷部を粘着ラベルから脱離させる場合には、特許文献1に記載のような、コート層を用いることが可能であるが、アルカリ水溶液を用いる必要がある。しかしながら、印刷部の脱離の際にアルカリ水溶液を用いなくてはならないと、特殊な設備を要するため、汎用性に欠ける。
【0009】
一方、上記印刷部の剥離にコート層を用いる場合、コート層が下層の基材に十分に密着する必要がある。
【0010】
本発明は、上記課題を解決するために発明されたものであり、アルカリ水溶液を用いなくとも、印刷部を脱離(剥離)することができるとともに、基材密着性が良好な粘着ラベルを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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