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公開番号2025157849
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-16
出願番号2024060139
出願日2024-04-03
発明の名称遠隔支援システム
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人高田・高橋国際特許事務所
主分類G08G 1/09 20060101AFI20251008BHJP(信号)
要約【課題】車両の遠隔支援において、オペレータが車両の周辺状況を過去から連続的に確認できる技術を提供する。
【解決手段】遠隔支援システムは、車両に搭載されたカメラ、あるいは、インフラカメラから取得した映像を遠隔オペレータ端末の表示装置に表示するように構成された1又は複数のプロセッサを備える。遠隔支援システムは、表示装置に過去映像の表示が必要な場合、過去の第1タイミングから現在時刻までに録画された第1過去映像を、過去の第1タイミングから現在時刻までの第1期間よりも短い第2期間に短縮して前記表示装置に表示する。第2期間に対応する第1過去映像の表示が終了した後、遠隔支援システムは、表示装置の表示をリアルタイム映像に切り替える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
車両の遠隔支援のための遠隔支援システムであって、
前記車両に搭載されたカメラ、あるいは、インフラカメラから取得した映像を遠隔オペレータ端末の表示装置に表示するように構成された1又は複数のプロセッサを備え、
前記1又は複数のプロセッサは、
前記表示装置に過去映像の表示が必要な場合、過去の第1タイミングから現在時刻までに録画された第1過去映像を、前記過去の第1タイミングから前記現在時刻までの第1期間よりも短い第2期間に短縮して前記表示装置に表示し、
前記第2期間に対応する前記第1過去映像の表示が終了した後、前記表示装置の表示をリアルタイム映像に切り替える
ように構成された
遠隔支援システム。
続きを表示(約 460 文字)【請求項2】
請求項1に記載の遠隔支援システムであって、
前記1又は複数のプロセッサは、前記第1過去映像を早送り再生するように構成された
遠隔支援システム。
【請求項3】
請求項1に記載の遠隔支援システムであって、
前記第1タイミングは、前記車両からの遠隔支援要求を受け付けたタイミングである
遠隔支援システム。
【請求項4】
請求項1に記載の遠隔支援システムであって、
前記1又は複数のプロセッサは、前記映像に基づいて前記車両の周囲の移動物体を検出し、
前記第1タイミングは、前記車両からの遠隔支援要求を受け付けたタイミングよりも前の所定期間のうち、前記車両から一定範囲内で前記移動物体が初めて検出されたタイミングである
遠隔支援システム。
【請求項5】
請求項1に記載の遠隔支援システムであって、
前記第1タイミングは、前記車両の前記遠隔支援を行うオペレータによって指定される
遠隔支援システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、車両を遠隔支援する技術に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は、車両に搭載したカメラで車両の周辺を撮像して、撮像した車両の周辺の映像をモニタ表示部に画面表示する装置を開示している。その他、本技術分野の技術レベルを示す文献として以下の特許文献2及び特許文献3がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2001-218197号公報
特開平02-164198号公報
特開2021-057724号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
車両の遠隔支援について考える。遠隔支援対象の車両にオペレータが割り当てられるまでの間、オペレータは、車両の周辺状況を確認することができない。更に、車両の周辺状況は時々刻々と変化する。車両に対する遠隔支援が、オペレータが割り当てられた後の車両の周辺状況に基づいて行われる場合、車両への適切な遠隔支援ができないおそれがある。
【0005】
本開示の1つの目的は、車両の遠隔支援において、オペレータが車両の周辺状況を過去から連続的に確認できる技術を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の第1の観点は、車両の遠隔支援のための遠隔支援システムに関連する。
遠隔支援システムは、車両に搭載されたカメラ、あるいは、インフラカメラから取得した映像を遠隔オペレータ端末の表示装置に表示するように構成された1又は複数のプロセッサを備える。
1又は複数のプロセッサは、
表示装置に過去映像の表示が必要な場合、過去の第1タイミングから現在時刻までに録画された第1過去映像を、過去の第1タイミングから現在時刻までの第1期間よりも短い第2期間に短縮して前記表示装置に表示し、
第2期間に対応する第1過去映像の表示が終了した後、表示装置の表示をリアルタイム映像に切り替える。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、表示装置に過去映像の表示が必要な場合、過去の第1タイミングから現在時刻までに録画された第1過去映像が、過去の第1タイミングから現在時刻までの第1期間よりも短い第2期間に短縮して表示装置に表示される。第2期間に対応する第1過去映像の表示が終了した後、表示装置の表示がリアルタイム映像に切り替わる。これにより、オペレータは車両の周辺状況を過去から連続的に確認することができ、車両への適切な遠隔支援が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施の形態に係る遠隔支援システムの概要を説明するための図である。
過去映像の表示が必要なシーンの例を示す説明図である。
過去映像の早送り再生の概要を説明するための図である。
過去映像の早送り再生の具体例を示す説明図である。
過去映像の表示が必要なシーンの変形例を示す説明図である。
過去映像の早送り再生の変形例を示す説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
添付図面を参照して、本開示の実施の形態に係る遠隔支援システムについて説明する。また、各図において共通する要素には、同一の符号を付して重複する説明を省略する。
【0010】
1.遠隔支援システムの概要
図1は、実施の形態に係る遠隔支援システム1の概要を説明するための図である。遠隔支援システム1は、車両2を遠隔支援するためのシステムである。遠隔支援システム1は、車両2から遠隔支援の要求を受け付けた場合、車両2の遠隔支援を行う。
(【0011】以降は省略されています)

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