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公開番号
2025114374
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-05
出願番号
2024009033
出願日
2024-01-24
発明の名称
情報処理システム、出力方法、プログラム
出願人
株式会社リコー
代理人
個人
,
個人
主分類
G06T
19/00 20110101AFI20250729BHJP(計算;計数)
要約
【課題】一方の仮想空間に配置されたアバターを操作中のユーザに、他方の仮想空間に関する情報を通知すること。
【解決手段】仮想空間に配置されたアバターの視界情報を、ネットワークを介して端末装置に送信する情報処理システムであって、バーチャル会議サーバ1は、第1のユーザ(講師)の複数のアバターを異なる仮想空間に配置するアバター管理部と、第1のユーザの端末装置に表示されていない仮想空間に関する情報を生成するバーチャル表示制御部26と、仮想空間に関する情報を第1のユーザの端末装置に送信する通信制御部23と、を有する。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
仮想空間に配置されたアバターの視界情報を、ネットワークを介して端末装置に送信する情報処理システムであって、
第1のユーザの複数のアバターを異なる仮想空間に配置するアバター管理部と、
前記第1のユーザの端末装置に表示されていない前記仮想空間に関する情報を生成するバーチャル表示制御部と、
前記仮想空間に関する情報を前記第1のユーザの前記端末装置に送信する通信制御部と、
を有する情報処理システム。
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【請求項2】
前記第1のユーザのアバターが第1の仮想空間に配置され、1人以上の第2のユーザのアバターが第2の仮想空間に配置されており、
前記第2の仮想空間において前記第2のユーザの発言が検出されない場合、
前記バーチャル表示制御部は、前記第2の仮想空間において前記第2のユーザの発言が検出されない旨のメッセージを生成し、
前記通信制御部は、前記第1の仮想空間の視界情報を表示している前記第1のユーザの前記端末装置に前記メッセージを送信する請求項1に記載の情報処理システム。
【請求項3】
前記第1のユーザのアバターが第1の仮想空間に配置され、1人以上の第2のユーザのアバターが第2の仮想空間に配置されており、
前記第2の仮想空間における前記第2のユーザの発言が前記第1のユーザに関するものである場合、
前記バーチャル表示制御部は、前記第2のユーザから問い合わせがある旨のメッセージを生成し、
前記通信制御部は、前記第1の仮想空間の視界情報を表示している前記第1のユーザの前記端末装置に前記メッセージを送信する請求項1に記載の情報処理システム。
【請求項4】
前記第2の仮想空間における前記第2のユーザの発言に前記第1のユーザの氏又は名が含まれている場合、
前記バーチャル表示制御部は前記第2のユーザから問い合わせがある旨のメッセージを生成し、
前記通信制御部は、前記第1の仮想空間の視界情報を表示している前記第1のユーザの前記端末装置に前記メッセージを送信する請求項3に記載の情報処理システム。
【請求項5】
前記メッセージを出力した前記第1のユーザの前記端末装置が前記第2の仮想空間の視界情報を表示させる操作を受け付けた場合、
前記バーチャル表示制御部は、前記第2の仮想空間に配置された前記第1のユーザのアバターの視界情報を生成し、
前記通信制御部は、該視界情報を前記第1のユーザの端末装置に送信する請求項2~4のいずれか1項に記載の情報処理システム。
【請求項6】
前記メッセージを表示した前記第1のユーザの端末装置が前記第2の仮想空間の視界情報を表示させる操作でなく前記メッセージの対応を先送りする操作を受け付けた場合、
前記メッセージに後で対応する旨の音声データを生成する出力制御部を有し、
前記通信制御部は、前記音声データを前記第2のユーザの端末装置に送信する請求項2~4のいずれか1項に記載の情報処理システム。
【請求項7】
前記メッセージを表示した前記第1のユーザの端末装置が前記第2の仮想空間の視界情報を表示させる操作でなく前記メッセージの対応を先送りする操作を受け付けた場合、
前記出力制御部は、前記メッセージを記憶部に保存しておき、
前記第1のユーザの前記端末装置が前記メッセージを表示させる操作を受け付けた場合、
前記通信制御部は、前記記憶部から取得した前記メッセージを、前記第1の仮想空間の視界情報を表示している前記第1のユーザの前記端末装置に送信する請求項6に記載の情報処理システム。
【請求項8】
前記第1のユーザの前記端末装置が表示した、前記仮想空間に配置されている前記第1のユーザのアバターの一覧から、任意のアバターの選択を受け付けた場合、
前記バーチャル表示制御部は、選択されたアバターが配置されている前記仮想空間の視界情報を生成し、
前記通信制御部は、該視界情報を前記第1のユーザの端末装置に送信する請求項1に記載の情報処理システム。
【請求項9】
仮想空間に配置されたアバターの視界情報を、ネットワークを介して端末装置に送信する情報処理システムが行う出力方法であって、
第1のユーザの複数のアバターを異なる仮想空間に配置する処理と、
前記第1のユーザの端末装置に表示されていない前記仮想空間に関する情報を生成する処理と、
前記仮想空間に関する情報を前記第1のユーザの前記端末装置に送信する処理と、
を行う出力方法。
【請求項10】
仮想空間に配置されたアバターの視界情報を、ネットワークを介して端末装置に送信する情報処理システムを、
第1のユーザの複数のアバターを異なる仮想空間に配置するアバター管理部と、
前記第1のユーザの端末装置に表示されていない前記仮想空間に関する情報を生成するバーチャル表示制御部と、
前記仮想空間に関する情報を前記第1のユーザの前記端末装置に送信する通信制御部、
として機能させるためのプログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理システム、出力方法、及びプログラムに関する。
続きを表示(約 2,700 文字)
【背景技術】
【0002】
PC(パーソナル・コンピュータ)等がサーバと通信することで、ユーザがオンライン会議に参加したり、イーラーニングを受講したりすることが可能になっている。また、参加者が仮想空間に配置されたアバターを、VR(バーチャル・リアリティ)用の端末装置に表示させ、仮想空間で会議等を行うことも可能になっている。
【0003】
端末装置を装着した参加者が仮想空間で授業を受ける技術が考案されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1には、1人の講師が複数のアバターを操作して複数の授業を仮想空間で行うための構成が開示されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来の技術では、一方の仮想空間に配置されたアバターを操作中のユーザに、他方の仮想空間に関する情報を通知する機能がないという問題があった。例えば、一方の仮想空間に配置されたアバターの視点で該仮想空間を表示させているユーザを、他方の仮想空間に呼び出したいような場合に、ユーザに通知する機能がなかった。
【0005】
本発明は、上記課題に鑑み、一方の仮想空間に配置されたアバターを操作中のユーザに、他方の仮想空間に関する情報を通知する技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題に鑑み、本発明は、仮想空間に配置されたアバターの視界情報を、ネットワークを介して端末装置に送信する情報処理システムであって、第1のユーザの複数のアバターを異なる仮想空間に配置するアバター管理部と、前記第1のユーザの端末装置に表示されていない前記仮想空間に関する情報を生成するバーチャル表示制御部と、前記仮想空間に関する情報を前記第1のユーザの前記端末装置に送信する通信制御部と、を有する。
【発明の効果】
【0007】
一方の仮想空間に配置されたアバターを操作中のユーザに、他方の仮想空間に関する情報を通知する技術を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
仮想空間システムのシステム一例の構成図である。
バーチャル会議サーバの一例のハードウェア構成を示す図である。
ノートPCの一例のハードウェア構成を示す図である。
VRゴーグルの一例のハードウェア構成図である。
VR用操作コントローラの一例のハードウェア構成図である。
仮想空間システムにおけるバーチャル会議サーバ、ノートPC、VRゴーグル、及び、VR用操作コントローラの機能をブロックに分けて説明する機能ブロック図の一例である。
講師がバーチャル会議スペースにおける会議を開始するまでの処理を説明する一例のシーケンス図である。
ユーザがバーチャル会議スペースにおける会議に参加するまでの処理を説明する一例のシーケンス図である。
バーチャル会議スペースに表示される一例のメニュー一覧画面を示す図である。
バーチャル会議スペースに表示されたノートPCの一例のノートPC表示データを示す図である。
バーチャル会議スペースで開催されている3つのグループに配置されたアバターを模式的に示す図である。
グループ、参加者及び講師アバターの対応情報を示す図の一例である。
グループ1における講師アバターZ1の視界を示す図の一例である。
議論が滞っている旨の通知メッセージが表示された講師アバターの視界画面の一例を示す図である。
講師による通知メッセージの押下を説明する図である。
今すぐ切替ボタンと後で切替ボタンが表示された視界画面の一例を示す図である。
今すぐ切替ボタンの押下によりVRゴーグルが表示させたグループ2の視界画面を示す図の一例である。
後で切替ボタンの押下によりVRゴーグルが表示させたグループ1の視界画面を示す図の一例である。
講師が後で切替ボタンを押下した場合に、グループ2のアバターE(青森さん)の視界画面を示す図の一例である。
出力制御部が通知メッセージを講師のVRゴーグルに表示させる処理を説明するシーケンス図の一例である。
講師が通知メッセージに対応する際の処理を説明するシーケンス図の一例である。
グループ内のアバターが発言した場合の発言例を示す図の一例である。
問い合わせの通知メッセージが表示されたグループ1の講師アバターの視界画面の一例を示す図である。
複数の通知メッセージが同時に表示された視界画面の一例を示す図である。
出力制御部が、現在VRゴーグルで視界画面を表示しておらず音声データを出力していないグループからの問い合わせを講師アバターに通知する処理を説明するシーケンス図の一例である。
講師のVRゴーグルが表示する分身切替ボタンの一例を示す図である。
講師アバターの一覧を表示する視界画面の一例を示す図である。
講師のVRゴーグルが表示する視界画面を切り替える処理を説明するシーケンス図の一例である。
マークが追加された状態の通知ボタンを含む視界画面の一例を示す図である。
講師がVRゴーグルに再度、通知メッセージを表示させる処理を説明するシーケンス図の一例である。
問い合わせの通知メッセージが再度、表示されたグループ1の講師アバターの視界画面の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明を実施するための形態の一例として仮想空間システムと、仮想空間システムが行う出力方法について図面を参照しながら説明する。
【0010】
<用語について>
視界情報とは、アバターの視点から見た仮想空間の様子を視覚化した情報である。本実施形態では、視界情報を視界画面という用語で説明する。VRゴーグルはジャイロセンサ及び加速度センサによりユーザの視点方向を監視しており、ユーザの視点の方向にある仮想空間に構築された3DモデルをVRゴーグルのディスプレイに表示する。あるいは、ユーザの視点はVR用操作コントローラにてユーザが操作することもできる。3Dモデルとは、3次元の座標を持つポリゴンなどで立体のサーフェイスを現したデータである。本実施形態の3Dモデルには机、電子黒板、他のユーザのアバター等がある。
(【0011】以降は省略されています)
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