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公開番号2025068384
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-28
出願番号2023178245
出願日2023-10-16
発明の名称異常圧表示装置
出願人株式会社タブチ
代理人弁理士法人藤本パートナーズ
主分類G01L 7/16 20060101AFI20250421BHJP(測定;試験)
要約【課題】長期にわたって正常に作動する異常圧表示装置を提供すること。
【解決手段】流体の通される主流路U51から分岐し、外部に通じている流路貫通部2と、前記流路貫通部2内に配置され、軸方向に移動可能に設けられたピストン部3と、前記主流路の内部が設定された通常圧力の場合、前記通常圧力と均衡して前記ピストン部3を軸方向の一定位置に保つ付勢力を発する付勢部4と、前記ピストン部3に対して着脱可能であり、装着時に前記ピストン部3を軸方向の一定位置で不動に保つ固定部5と、を備える異常圧表示装置1である。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
流体の通される主流路から分岐し、外部に通じている流路貫通部と、
前記流路貫通部内に配置され、軸方向に移動可能に設けられたピストン部と、
前記主流路の内部が設定された通常圧力の場合、前記通常圧力と均衡して前記ピストン部を軸方向の一定位置に保つ付勢力を発する付勢部と、
前記ピストン部に対して着脱可能であり、装着時に前記ピストン部を軸方向の一定位置で不動に保つ固定部と、を備える異常圧表示装置。
続きを表示(約 480 文字)【請求項2】
前記ピストン部は、前記異常圧表示装置の外部に取り外すことができ、
前記ピストン部の取り外しにより、前記流路貫通部に、前記主流路から分かれた流体が流れることの可能な副流路が形成される、請求項1に記載の異常圧表示装置。
【請求項3】
前記流路貫通部には、前記ピストン部及び前記付勢部を設定した位置で支持する支持部が設けられており、
前記支持部は、前記流路貫通部において軸方向での位置が調整可能であり、
前記支持部には、調整された位置を保持する位置保持部が着脱可能に設けられており、
外力を加えることで前記ピストン部を軸方向のうち少なくとも一方向に移動させることが、前記位置保持部の装着時には阻止されていて、前記位置保持部を前記支持部から外すことにより可能となる、請求項1に記載の異常圧表示装置。
【請求項4】
前記流路貫通部には、前記ピストン部及び前記付勢部を支持する支持部が設けられており、
前記固定部は、前記支持部にねじ込むことで装着される、請求項1に記載の異常圧表示装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、水道配管等において用いられる異常圧表示装置に関するものである。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
例えば減圧弁と共に用いられ、流体経路の圧力が異常に高まったことを検出して表示する異常圧表示装置が存在する(例えば特許文献1に記載)。特許文献1に記載の装置では、ばねが内蔵されている。この構成では、装置が常時作動するものとされている。このため、ばねには、流体経路の圧力に応じた負荷が常にかかっていることから、経年によりばねが劣化しやすく、その結果、装置が正常に動作しなくなる可能性がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2011-81759号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
そこで本発明は、長期にわたって正常に作動する異常圧表示装置を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、流体の通される主流路から分岐し、外部に通じている流路貫通部と、前記流路貫通部内に配置され、軸方向に移動可能に設けられたピストン部と、前記主流路の内部が設定された通常圧力の場合、前記通常圧力と均衡して前記ピストン部を軸方向の一定位置に保つ付勢力を発する付勢部と、前記ピストン部に対して着脱可能であり、装着時に前記ピストン部を軸方向の一定位置で不動に保つ固定部と、を備える異常圧表示装置である。
【0006】
前記構成によると、固定部により、異常圧表示を機能させない場合には、ピストン部を一定位置で不動に保てる。
【0007】
また、前記ピストン部は、前記異常圧表示装置の外部に取り外すことができ、前記ピストン部の取り外しにより、前記流路貫通部に、前記主流路から分かれた流体が流れることの可能な副流路が形成されるようにできる。
【0008】
前記構成によると、流路貫通部に、例えば圧力計を取り付けて、副流路を介した圧力測定を行ったり、水抜きを行ったりすることが可能である。
【0009】
また、前記流路貫通部には、前記ピストン部及び前記付勢部を設定した位置で支持する支持部が設けられており、前記支持部は、前記流路貫通部において軸方向での位置が調整可能であり、前記支持部には、調整された位置を保持する位置保持部が着脱可能に設けられており、外力を加えることで前記ピストン部を軸方向のうち少なくとも一方向に移動させることが、前記位置保持部の装着時には阻止されていて、前記位置保持部を前記支持部から外すことにより可能としてもよい。
【0010】
前記構成によると、位置保持部を支持部から外し、外力を加えてピストン部を強制的に移動させることで、流体中の溶存成分の析出等によるピストン部の固着を防止できる。
(【0011】以降は省略されています)

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