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公開番号
2025089036
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-12
出願番号
2023203976
出願日
2023-12-01
発明の名称
用紙断裁装置
出願人
コニカミノルタ株式会社
代理人
弁理士法人光陽国際特許事務所
主分類
B26D
1/08 20060101AFI20250605BHJP(切断手工具;切断;切断機)
要約
【課題】本明細書で開示の技術は、搬送装置による用紙の送り精度の経時的な低下を防止することを目的とする。
【解決手段】用紙断裁装置は搬送装置、断裁機及び制御部を備える。前記搬送装置は、前記搬送装置によって搬送される前記用紙の搬送経路に設けられている。前記搬送装置は、用紙をフィード方向に搬送する。前記断裁機は、前記フィード方向に直交するクロス方向に前記用紙を断裁する。前記制御部は、前記搬送装置及び前記断裁機を制御する。前記制御部が前記搬送装置を止めずに前記断裁機を動作させることによって、前記搬送装置が前記用紙を搬送しながら前記断裁機が前記用紙を断裁する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
用紙をフィード方向に搬送する搬送装置と、
前記搬送装置によって搬送される前記用紙の搬送経路に設けられ、前記フィード方向に直交するクロス方向に前記用紙を断裁する断裁機と、
前記搬送装置及び前記断裁機を制御する制御部と、を備え、
前記制御部が前記搬送装置を止めずに前記断裁機を動作させることによって、前記搬送装置が前記用紙を搬送しながら前記断裁機が前記用紙を断裁する
用紙断裁装置。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記断裁機が前記用紙を断裁する際の前記搬送装置の搬送速度が、前記搬送装置が前記用紙を前記断裁機まで搬送する際の前記搬送装置の搬送速度よりも低いように、前記制御部が前記搬送装置を制御する
請求項1に記載の用紙断裁装置。
【請求項3】
前記断裁機が前記用紙を断裁する際の前記搬送装置の搬送速度が、前記搬送装置が前記用紙を前記断裁機まで搬送する際の前記搬送装置の搬送速度に等しくなるように、前記制御部が前記搬送装置を制御する
請求項1に記載の用紙断裁装置。
【請求項4】
前記搬送装置が前記用紙を前記断裁機に到達させた時から前記搬送装置が前記用紙を所定距離だけ搬送する度に、前記制御部が前記搬送装置を止めずに前記断裁機を動作させることによって、前記搬送装置が前記用紙を搬送しながら前記断裁機が繰り返して前記用紙を断裁する
請求項1に記載の用紙断裁装置。
【請求項5】
前記所定距離が前記断裁機の刃の直後のスペースの幅以下である
請求項4に記載の用紙断裁装置。
【請求項6】
前記制御部は、前記断裁機が前記用紙を断裁する際の前記搬送装置の搬送速度を、前記所定距離が前記断裁機の1回の断裁時間により除された値よりも小さく制御する
請求項4又は5に記載の用紙断裁装置。
【請求項7】
前記搬送装置が前記用紙を搬送しながら前記断裁機が前記用紙を断裁した後、前記制御部が前記搬送装置を止めて前記断裁機を動作させることによって、前記用紙の停止中に前記断裁機が前記用紙を断裁する
請求項1に記載の用紙断裁装置。
【請求項8】
用紙をフィード方向に搬送する搬送装置と、
前記フィード方向に直交するクロス方向に前記用紙を断裁する断裁機と、
前記搬送装置及び前記断裁機を制御する制御部と、を備え、
前記制御部が前記用紙に関する条件の充足性に基づいて第1制御モードと第2制御モードの何れかを選択し、
前記制御部が前記第1制御モードを選択した場合、前記制御部が前記搬送装置を止めずに前記断裁機を動作させることによって、前記搬送装置が前記用紙を搬送しながら前記断裁機が前記用紙を断裁し、
前記制御部が前記第2制御モードを選択した場合、前記制御部が前記搬送装置を止めて前記断裁機を動作させることによって、前記用紙の停止中に前記断裁機が前記用紙を断裁する
用紙断裁装置。
【請求項9】
前記用紙が所定の剛度、所定の厚さ又は所定の坪量未満である場合に、前記制御部が前記第1制御モードを選択し、
前記用紙が前記所定の剛度、前記所定の厚さ又は前記所定の坪量以上である場合に、前記制御部が前記第2制御モードを選択する
請求項8に記載の用紙断裁装置。
【請求項10】
前記搬送装置が前記用紙を搬送しながら前記断裁機が前記用紙を断裁することによって、断裁後の前記用紙が前記断裁機によって捲れる
請求項1に記載の用紙断裁装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本明細書で開示の技術は用紙断裁装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1は、断裁機及び搬送装置を備える用紙断裁装置を開示する。搬送装置は、矩形状の用紙を辺方向に搬送する。断裁機は、用紙搬送装置によって搬送される用紙を、用紙の搬送方向に対して直交するクロス方向に断裁する。
【0003】
特許文献1に開示の技術は、用紙に記載された機密情報の漏洩を防止するべく、断裁機が繰り返し用紙を断裁することによって用紙を細分化する技術である。切断線がクロス方向に対して平行であることから、断裁機が用紙を断裁する際に用紙が停止されている。従って、搬送装置が用紙を小刻みに搬送しつつ、搬送装置が用紙を止めるタイミングに同期して断裁機が用紙を断裁する。用紙が止まる前には搬送装置が用紙の速度を低減し、用紙が止まった後には搬送装置が用紙の搬送速度を増加する。搬送装置の加速又は減速は、搬送装置の歯車機構のバックラッシュの発生要因になる。搬送装置の加速又は減速は、用紙に対する搬送装置の搬送ローラー対のスリップの発生要因になる。そのため、搬送装置が用紙の停止を繰り返すと、搬送装置による用紙の送り精度が経時的に低下する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2019-77517号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
そこで、本明細書で開示の技術は、搬送装置による用紙の送り精度の経時的な低下を防止することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
以上の課題を解決するために、本明細書は用紙断裁装置を開示する。
前記用紙断裁装置は搬送装置、断裁機及び制御部を備える。前記搬送装置は、前記搬送装置によって搬送される前記用紙の搬送経路に設けられている。前記搬送装置は、用紙をフィード方向に搬送する。前記断裁機は、前記フィード方向に直交するクロス方向に前記用紙を断裁する。前記制御部は、前記搬送装置及び前記断裁機を制御する。前記制御部が前記搬送装置を止めずに前記断裁機を動作させることによって、前記搬送装置が前記用紙を搬送しながら前記断裁機が前記用紙を断裁する。
【発明の効果】
【0007】
本明細書で開示の技術は、用紙の停止回数の削減に貢献する。その技術は、搬送装置による用紙の送り精度の経時的な低下の防止に寄与する。その技術は、用紙の搬送距離及び位置の正確性の維持に寄与する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、画像形成装置の全体構成を示す模式図である。
図2は、画像形成装置の制御系統を示すブロック図である。
図3は、画像形成装置によって取り扱われる用紙の平面図である。
図4は、用紙をクロス方向に断裁する断裁機を詳細に示す側面図である。
図5は、用紙断裁装置の搬送装置の搬送速度の変化を示したタイミングチャートである。
図6は、断裁機の動作の説明図である。
図7は、断裁機の動作の説明図である。
図8は、断裁機の動作の説明図である。
図9は、変形例における用紙断裁装置の搬送装置の搬送速度の変化を示したタイミングチャートである。
図10は、変形例における用紙断裁装置の搬送装置の搬送速度の変化を示したタイミングチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照して、実施形態について説明する。実施形態の特徴及び技術的な効果は、以下の詳細な説明及び図面から理解される。ただし、本発明の範囲は、以下に開示された実施形態に限定されない。図面は例示のみのために提供されるため、本発明の範囲は図面の例示に限定されない。
【0010】
<<画像形成装置>>
図1は、画像形成装置1の全体構成を概略的に示す模式図である。図2は、画像形成装置1の制御系統を示すブロック図である。図3は、画像形成装置1によって取り扱われる用紙90の平面図である。
(【0011】以降は省略されています)
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