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公開番号2025102473
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-08
出願番号2023219936
出願日2023-12-26
発明の名称撮像装置およびプログラム
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人,個人
主分類H04N 7/18 20060101AFI20250701BHJP(電気通信技術)
要約【課題】ユーザが選択する監視対象を追跡して再生可能な撮像装置及びプログラムを提供する。
【解決手段】車両1の周囲の環境を撮像した撮像画像Gの表示制御を実行する制御部3を備え、制御部は、撮像画像に含まれる監視対象Kを認識し、撮像画像に監視対象の視認性を高める強調表示Mを追加した加工撮像画像Hを生成し、加工撮像画像を表示部6に表示し、強調表示が追加された監視対象をユーザが選択する入力操作に基づいて、監視対象を追跡し、表示部に表示させる、撮像装置2である。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
車両の周囲の環境を撮像した撮像画像の表示制御を実行する制御部を備え、
前記制御部は、
前記撮像画像に含まれる監視対象を認識し、
前記撮像画像に前記監視対象の視認性を高める強調表示を追加した加工撮像画像を生成し、
前記加工撮像画像を表示部に表示し、
前記強調表示が追加された前記監視対象をユーザが選択する入力操作に基づいて、前記監視対象を追跡し、前記表示部に表示させる、
撮像装置。
続きを表示(約 640 文字)【請求項2】
前記制御部は、
前記環境を所定範囲毎に分割して撮像した複数の分割撮像画像のうち、前記監視対象が撮像された一つの前記分割撮像画像に前記強調表示を追加した加工分割撮像画像を生成し、
前記入力操作に基づいて、前記加工分割撮像画像を選択し、前記加工分割撮像画像を前記表示部に表示させる、
請求項1に記載の撮像装置。
【請求項3】
前記制御部は、
前記分割撮像画像を前記表示部に表示中において、
前記監視対象が一つの前記分割撮像画像から他の前記分割撮像画像に移動した場合、他の前記分割撮像画像を前記表示部に表示させる、
請求項2に記載の撮像装置。
【請求項4】
前記制御部は、
過去に追跡した前記監視対象が再び前記撮像画像に撮像された場合、自動的に前記監視対象を追跡し、前記表示部に表示させる、
請求項2に記載の撮像装置。
【請求項5】
車両の周囲の環境を撮像した撮像画像を取得し、
前記撮像画像に含まれる監視対象を認識し、
前記撮像画像に前記監視対象の視認性を高める強調表示を追加した加工撮像画像を生成し、
前記加工撮像画像を表示部に表示し、
前記強調表示が追加された前記監視対象をユーザが選択する入力操作に基づいて、前記監視対象を追跡し、前記表示部に表示させる処理をコンピュータに実行させる、
プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ユーザが指定した監視対象を追跡する撮像装置及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、半天球以上の範囲を撮像可能な第1カメラと第2カメラとを備え、全天球以上の範囲を撮像可能な撮像装置が記載されている。特許文献1に記載された撮像装置によれば、死角が低減された撮像画像を取得することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-145687号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載された撮像装置のように、死角を低減するためにカメラを増設していくと、カメラの個数に応じて撮像方向が異なる撮像画像も増加する。そのため、特許文献1に記載された技術によれば、ユーザが監視したい対象物が撮像された撮像画像を再生する場合、複数の異なる撮像画像の中からユーザが特定の撮像画像を選択する必要があり、操作及び再生の態様が煩雑化する可能性があった。
【0005】
本発明は、ユーザが選択する監視対象を追跡して再生可能な撮像装置及びプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様は、車両の周囲の環境を撮像した撮像画像の表示制御を実行する制御部を備え、前記制御部は、前記撮像画像に含まれる監視対象を認識し、前記撮像画像に前記監視対象の視認性を高める強調表示を追加した加工撮像画像を生成し、前記加工撮像画像を表示部に表示し、前記強調表示が追加された前記監視対象をユーザが選択する入力操作に基づいて、前記監視対象を追跡し、前記表示部に表示させる、撮像装置である。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、撮像装置が撮像した撮像画像のうち、ユーザが選択する監視対象を追跡して再生することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施形態に係る車両システムの構成を示すブロック図である。
車両に設けられた撮像装置の撮像範囲を示す図である。
撮像画像に含まれる監視対象に、強調表示を追加した加工撮像画像の一例を示す図である。
監視対象を追跡した加工撮像画像を表示する状態の一例を示す図である。
撮像装置において実行される撮像方法の処理の流れを示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
図1及び図2に示されるように、車両システムSは、ネットワークWを介して相互に通信可能に接続された、車両1と、ユーザが所持する端末装置30と、撮像に関する処理を実行するサーバ装置20とにより構成されている。車両1には、車両の周囲の環境を撮像可能な撮像装置2が設けられている。車両1は、サーバ装置20と通信し、撮像装置2が撮像した撮像画像に関するデータ及びプログラムを相互に送受信する。車両1及びサーバ装置20は、端末装置30に入力される入力操作に基づいて、撮像画像に関する処理を実行する。
【0010】
車両1は、例えば、撮像装置2が設けられた4輪の自動車である。車両1は、手動運転車両であってもよいし、自動運転車両であってもよい。車両1は、4輪以外の2輪車両、3輪車両、4輪以上の車輪を有する自動車であってもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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