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10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025111805
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-30
出願番号
2025077528,2021047167
出願日
2025-05-07,2021-03-22
発明の名称
感熱記録層、感熱記録媒体、感熱記録層形成液、感熱記録媒体の製造方法、及び画像記録方法
出願人
株式会社リコー
代理人
弁理士法人ITOH
主分類
B41M
5/333 20060101AFI20250723BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】耐温水性、耐水性、耐エタノール性、耐温湿性、耐水擦り性及び耐熱性のすべてを兼ね備えると共に、高濃度の画像が得られる感熱記録媒体の提供。
【解決手段】支持体と、前記支持体上に感熱記録層とを有する感熱記録媒体であって、前記感熱記録層が、下記一般式(1)で表される化合物、及びスチレン-アクリル樹脂を含有する感熱記録媒体である。
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【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
支持体と、前記支持体上に感熱記録層とを有する感熱記録媒体であって、
前記感熱記録層が、下記一般式(1)で表される化合物、及びスチレン-アクリル樹脂を含有することを特徴とする感熱記録媒体。
JPEG
2025111805000023.jpg
52
169
ただし、前記一般式(1)中、R
2
は、炭素数1~12の直鎖状、分岐鎖状若しくは脂環状のアルキル基、無置換若しくは炭素数1~12のアルキル基、炭素数1~12のアルコキシ基、炭素数6~12のアリール基若しくはハロゲン原子で置換された炭素数7~12のアラルキル基、無置換若しくは炭素数1~12のアルキル基、炭素数1~12のアルコキシ基、炭素数6~12のアリール基、又はハロゲン原子で置換された炭素数6~12のアリール基であり、複数のR
2
は、同じであっても異なっていてもよい。A
1
は、水素原子、又は炭素数1~4のアルキル基を表す。複数のA
1
は、同じであっても異なっていてもよい。
続きを表示(約 1,700 文字)
【請求項2】
前記一般式(1)で表される化合物が、下記一般式(2)で表される化合物である、請求項1に記載の感熱記録媒体。
JPEG
2025111805000024.jpg
50
169
ただし、前記一般式(2)中、R
2
は、炭素数1~12の直鎖状、分岐鎖状若しくは脂環状のアルキル基、無置換若しくは炭素数1~12のアルキル基、炭素数1~12のアルコキシ基、炭素数6~12のアリール基若しくはハロゲン原子で置換された炭素数7~12のアラルキル基、無置換若しくは炭素数1~12のアルキル基、炭素数1~12のアルコキシ基、炭素数6~12のアリール基、又はハロゲン原子で置換された炭素数6~12のアリール基であり、複数のR
2
は、同じであっても異なっていてもよい。
【請求項3】
前記一般式(2)で表される化合物が下記一般式(3)で表される化合物である、請求項2に記載の感熱記録媒体。
JPEG
2025111805000025.jpg
48
169
ただし、前記一般式(3)中、Rはアルキル基を表し、nは0~3の整数を表す。
【請求項4】
前記感熱記録層が光熱変換材料を含有する、請求項1から3のいずれかに記載の感熱記録媒体。
【請求項5】
前記支持体がプラスチックフィルムである、請求項1から4のいずれかに記載の感熱記録媒体。
【請求項6】
前記支持体が透明フィルムである、請求項1から5のいずれかに記載の感熱記録媒体。
【請求項7】
前記感熱記録層上に保護層を有する、請求項1から6のいずれかに記載の感熱記録媒体。
【請求項8】
前記支持体と前記感熱記録層の間、及び前記支持体の前記感熱記録層とは反対側の面、前記支持体と前記感熱記録層上のいずれかに印刷層を有する、請求項1から6のいずれかに記載の感熱記録媒体。
【請求項9】
下記一般式(1)で表される化合物、スチレン-アクリル樹脂、及び溶媒を含有することを特徴とする感熱記録層形成液。
JPEG
2025111805000026.jpg
51
169
ただし、前記一般式(1)中、R
2
は、炭素数1~12の直鎖状、分岐鎖状若しくは脂環状のアルキル基、無置換若しくは炭素数1~12のアルキル基、炭素数1~12のアルコキシ基、炭素数6~12のアリール基若しくはハロゲン原子で置換された炭素数7~12のアラルキル基、無置換若しくは炭素数1~12のアルキル基、炭素数1~12のアルコキシ基、炭素数6~12のアリール基、又はハロゲン原子で置換された炭素数6~12のアリール基であり、複数のR
2
は、同じであっても異なっていてもよい。A
1
は、水素原子、又は炭素数1~4のアルキル基を表す。複数のA
1
は、同じであっても異なっていてもよい。
【請求項10】
前記一般式(1)で表される化合物が、下記一般式(2)で表される化合物である、請求項9に記載の感熱記録層形成液。
JPEG
2025111805000027.jpg
50
169
ただし、前記一般式(2)中、R
2
は、炭素数1~12の直鎖状、分岐鎖状若しくは脂環状のアルキル基、無置換若しくは炭素数1~12のアルキル基、炭素数1~12のアルコキシ基、炭素数6~12のアリール基若しくはハロゲン原子で置換された炭素数7~12のアラルキル基、無置換若しくは炭素数1~12のアルキル基、炭素数1~12のアルコキシ基、炭素数6~12のアリール基、又はハロゲン原子で置換された炭素数6~12のアリール基であり、複数のR
2
は、同じであっても異なっていてもよい。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、感熱記録層形成液、感熱記録媒体及びその製造方法、並びに画像記録方法に関する。
続きを表示(約 2,500 文字)
【背景技術】
【0002】
感熱記録媒体を用いた感熱記録方法は他の記録方法に比べて、現像及び定着等の処理を施す必要がなく、比較的簡単な装置を用いて短時間で記録することができる上に、コストが安いという利点があるため、弁当、惣菜等の画像の信頼性を重視する食品分野において、急速に使われるようになっている。
【0003】
前記食品分野では、感熱記録媒体がPETボトルのラベルや生鮮食品のラベル等にも使用されるようになってきており、水中及び温水中に晒される使用状況が想定され、水及び温水に感熱記録媒体の画像部が接触すると、接触した画像部が退色してしまう恐れがある。特に、自動販売機のホットドリンクの温度(例えば、60℃で数時間)、蛇口から出るお湯の温度(例えば、60℃で数分)、洗濯機の温水コースの温度(40℃~60℃で数時間)などにおいて退色の影響が生じる恐れがある。
また、清涼飲料水等のPETボトル、缶コーヒー等の金属缶、ドリンク剤や医薬品、ビール等のボトル(瓶)などの各種容器の包装フィルム、生鮮食品、弁当、惣菜用等のPOS分野における包装ラベルにおいては、上記耐温水性及び耐水性以外にも、耐エタノール性、耐温湿性、耐水擦り性及び耐熱性のすべてを兼ね備えることが要求されている。
【0004】
そこで、例えば、画像部の耐水性を向上させるため、感熱記録層中にポリビニルアルコール及びポリアミドエピクロルヒドリン樹脂を含有させたり、酢酸ビニルエマルジョン、アクリルエマルジョン、SBRラテックス等の疎水性樹脂エマルジョンを感熱記録層のバインダーとして使用したり、感熱記録層の顕色剤としてフェノール系化合物を含まない非フェノール系顕色剤を使用することが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、耐温水性、耐水性、耐エタノール性、耐温湿性、耐水擦り性及び耐熱性のすべてを兼ね備えると共に、高濃度の画像が得られる感熱記録媒体を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記課題を解決するための手段としての本発明の感熱記録媒体は、支持体と、前記支持体上に感熱記録層とを有する感熱記録媒体であって、前記感熱記録層が、下記一般式(1)で表される化合物、及びスチレン-アクリル樹脂を含有する。
JPEG
2025111805000001.jpg
50
169
ただし、前記一般式(1)中、R
2
は、炭素数1~12の直鎖状、分岐鎖状若しくは脂環状のアルキル基、無置換又は炭素数1~12のアルキル基、炭素数1~12のアルコキシ基、炭素数6~12のアリール基若しくはハロゲン原子で置換された炭素数7~12のアラルキル基、又は無置換又は炭素数1~12のアルキル基、炭素数1~12のアルコキシ基、炭素数6~12のアリール基若しくはハロゲン原子で置換された炭素数6~12のアリール基であり、複数のR
2
は、同じであっても異なっていてもよい。A
1
は、水素原子、又は炭素数1~4のアルキル基を表す。複数のA
1
は、同じであっても異なっていてもよい。
【発明の効果】
【0007】
本発明によると、耐温水性、耐水性、耐エタノール性、耐温湿性、耐水擦り性及び耐熱性のすべてを兼ね備えると共に、高濃度の画像が得られる感熱記録媒体を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、第1の実施形態に係る感熱記録媒体の一例を示す概略断面図である。
図2は、第2の実施形態に係る感熱記録媒体の一例を示す概略断面図である。
図3は、第3の実施形態に係る感熱記録媒体の一例を示す概略断面図である。
図4は、第4の実施形態に係る感熱記録媒体の一例を示す概略断面図である。
図5は、第5の実施形態に係る感熱記録媒体の一例を示す概略断面図である。
図6は、第6の実施形態に係る感熱記録媒体の一例を示す概略断面図である。
図7は、第7の実施形態に係る感熱記録媒体の一例を示す概略断面図である。
図8は、第8の実施形態に係る感熱記録媒体の一例を示す概略断面図である。
図9は、本発明の画像記録方法に用いる画像記録装置の一例を示す概略図である。
図10は、本発明の画像記録方法に用いる画像記録装置の別の一例を示す概略図である。
図11は、本発明の画像記録方法に用いる画像記録装置のレーザーアレイの配列状態について説明する図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
(感熱記録媒体)
本発明の感熱記録媒体は、支持体と、前記支持体上に感熱記録層とを有する感熱記録媒体であって、前記感熱記録層が、下記一般式(1)で表される化合物、及びスチレン-アクリル樹脂を含有し、更に必要に応じてその他の層を有する。
【0010】
JPEG
2025111805000002.jpg
50
169
ただし、前記一般式(1)中、R
2
は、炭素数1~12の直鎖状、分岐鎖状若しくは脂環状のアルキル基、無置換又は炭素数1~12のアルキル基、炭素数1~12のアルコキシ基、炭素数6~12のアリール基若しくはハロゲン原子で置換された炭素数7~12のアラルキル基、又は無置換又は炭素数1~12のアルキル基、炭素数1~12のアルコキシ基、炭素数6~12のアリール基若しくはハロゲン原子で置換された炭素数6~12のアリール基であり、複数のR
2
は、同じであっても異なっていてもよい。A
1
は、水素原子、又は炭素数1~4のアルキル基を表す。複数のA
1
は、同じであっても異なっていてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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