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公開番号
2025115552
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-07
出願番号
2024010062
出願日
2024-01-26
発明の名称
猫捕獲収容装置
出願人
個人
代理人
弁理士法人第一テクニカル国際特許事務所
主分類
A01M
23/00 20060101AFI20250731BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約
【課題】猫に対する捕獲作業と拘束作業のそれぞれの容易性を両立する。
【解決手段】捕獲具2と、と収容具3とを有する猫捕獲収容装置1であって、捕獲具2は、捕獲対象の猫Cを取り込むための第1接続開口部20b(捕獲開口部20a)と、収容具3を接続する側の第1接続開口部20bと、第1接続開口部20bを開閉する捕獲側接続ファスナー22と、を備えており、収容具3は、捕獲具2を接続するための第2接続開口部31bと、第2接続開口部31aを開閉する収容側接続ファスナー33と、を備えており、第1接続開口部20b及び第2接続開口部31aは、互いに略同一形状かつ略同一寸法で構成された、捕獲側接続ファスナー22と収容側接続ファスナー33とが、互いに噛合可能に構成されている。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
捕獲具と、
と収容具とを有する猫捕獲収容装置であって、
前記捕獲具は、
捕獲対象の猫を取り込むための捕獲開口部と、前記収容具を接続する側の第1接続開口部と、前記第1接続開口部を開閉する第1線ファスナーと、を備えており、
前記収容具は、
前記捕獲具を接続するための第2接続開口部と、前記第2接続開口部を開閉する第2線ファスナーと、を備えており、
前記第1接続開口部及び前記第2接続開口部は、
互いに略同一形状かつ略同一寸法で構成されており、
前記第1接続開口部を開いた状態の前記第1線ファスナーと、前記第2接続開口部を開いた状態の前記第2線ファスナーとが、互いに噛合可能に構成されている
ことを特徴とする猫捕獲収容装置。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
請求項1記載の猫捕獲収容装置において、
前記第1線ファスナーは、
左第1務歯列と、右第1務歯列と、前記左・右第1務歯列のうち一方の第1務歯列に係合されている第1スライダーと、
を有し、
前記第1接続開口部を閉じる場合は、前記一方の第1務歯列に係合されている前記第1スライダーを前記左・右第1務歯列のうち他方の第1務歯列にも係合させ、当該第1スライダーの移動により左・右の第1務歯列同士を組み合わせる構成であり、
前記第2線ファスナーは、
左第2務歯列と、右第2務歯列と、前記左・右第2務歯列のうち一方の第2務歯列に係合されている第2スライダーと、
を有し、
前記第2接続開口部を閉じる場合は、前記一方の第2務歯列に係合されている前記第2スライダーを前記左・右第2務歯列のうち他方の第2務歯列にも係合させ、当該第2スライダーの移動により左・右の第2務歯列同士を組み合わせる構成であり、
前記第1線ファスナーと前記第2線ファスナーとの噛合時には、
前記一方の第1務歯列に係合されている前記第1スライダーを前記他方の第2務歯列に係合させ、当該第1スライダーの移動によりそれら一方の第1務歯列と他方の第2務歯列同士を組み合わせるとともに、
前記一方の第2務歯列に係合されている前記第2スライダーを前記他方の第1務歯列に係合させ、当該第2スライダーの移動によりそれら一方の第2務歯列と他方の第1務歯列同士を組み合わせる
ように構成されていることを特徴とする猫捕獲収容装置。
【請求項3】
請求項1又は請求項2記載の猫捕獲収容装置において、
前記捕獲具は、
前記捕獲開口部を開閉する捕獲用線ファスナーをさらに有し、
前記第1線ファスナーが前記第1接続開口部を閉じた状態で前記捕獲用線ファスナーにより前記捕獲開口部が開かれ、その開かれた捕獲開口部を介して前記捕獲対象の猫が前記捕獲具に取り込まれる
ことを特徴とする猫捕獲収容装置。
【請求項4】
請求項1又は請求項2記載の猫捕獲収容装置において、
前記捕獲具は、
前記捕獲開口部を開口状態に固定する支持枠部と、
前記支持枠部に接続され、捕獲者により把持される柄部と、
を有し、
前記柄部は、
前記支持枠部に対し折り畳み形状となるように接続される、若しくは、長手方向に伸縮可能に構成されている
ことを特徴とする猫捕獲収容装置。
【請求項5】
請求項1又は請求項2記載の猫捕獲収容装置において、
前記捕獲具は、
前記捕獲開口部又は前記第1接続開口部を介して前記捕獲対象の猫を捕獲済の捕獲器を収納し、かつ、当該捕獲具の外皮越しに前記収納した前記捕獲機の出口を開放することで当該捕獲機内から出た前記猫を取り込み可能に構成されている
ことを特徴とする猫捕獲収容装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、猫を捕獲し収容する際に使用する猫捕獲収容装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
猫は鋭い爪や牙を有しており、気性が荒かったり不機嫌な状態の猫を直接素手で捕獲し、保持し続けることは困難である。そのため、猫を落ち着かせるため従来、ネット状の素材で形成した袋体の開口部で猫を捕獲し、収容する猫用捕獲収容具が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実用新案登録第3237060号公報(図4等)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
猫を捕獲、収容する目的の一例として、野良猫を保護するために捕獲することや、動物病院で怪我の箇所を治療したり予防接種をしたりするなどの処置を行う必要がある。そのためには捕獲した猫の身体を医療従事者が安全かつ安定的に拘束する必要があるが、上記従来技術の猫用捕獲収容具ではその全体がネット状の袋体で構成されているため、爪や牙が貫通しやすく安全な拘束が困難である。これに対して、袋体を厚手の布地で形成した場合には、逆にその自重の増大と通気性の悪化から猫の捕獲作業が困難となってしまう。
【0005】
本発明の目的は、猫に対する捕獲作業の容易性と拘束作業の安全性を両立できる猫捕獲収容装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本願発明は、捕獲具と収容具とを有する猫捕獲収容装置であって、前記捕獲具は、捕獲対象の猫を取り込むための捕獲開口部と、前記収容具を接続する側の第1接続開口部と、前記第1接続開口部を開閉する第1線ファスナーと、を備えており、前記収容具は、前記捕獲具を接続するための第2接続開口部と、前記第2接続開口部を開閉する第2線ファスナーと、を備えており、前記第1接続開口部及び前記第2接続開口部は、互いに略同一形状かつ略同一寸法で構成されており、前記第1接続開口部を開いた状態の前記第1線ファスナーと、前記第2接続開口部を開いた状態の前記第2線ファスナーとが、互いに噛合可能に構成されている、ことを特徴とする。
【0007】
上記構成の本願発明によれば、第1線ファスナーを単独で閉止することで、捕獲開口部だけを開口させて捕獲具を猫の捕獲に特化した機能を有する袋状態とし、それ単体で容易に猫を捕獲できる。そして第1線ファスナーを開口してから第2線ファスナーに互いに噛合させて第1接続開口部と第2接続開口部を連通接続させることで、捕獲具内の猫を収容具内へ容易に移動させることができる。そして猫の処置に特化した機能を有する収容具において、容易に猫に対する拘束作業を容易に行うことができる。この結果、本願発明の猫捕獲収容装置を用いることで、猫に対する捕獲作業の容易性と拘束作業の安全性とを両立できる。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、猫に対する捕獲作業の容易性と拘束作業の安全性を両立できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施形態の猫捕獲収容装置を一体に接続した状態の全体外観図である。
実施形態の猫捕獲収容装置を捕獲具と収容具に分解した状態の全体外観図である。
完全分離可能型ファスナーを単独で閉止する使用方法を説明する図である。
2つの完全分離可能型ファスナーを組み合わせて2つの開口を連通接続させる使用方法を説明する図である。
実施形態の猫捕獲収容装置を用いて猫を捕獲し、収容する手順を説明する図である。
内部に猫を収容した状態での収容具の使用方法を説明する図である。
たも枠を用いる場合の猫捕獲収容装置の全体外観図である。
別途に用意した捕獲器を用いる場合の猫捕獲収容装置の全体外観図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の一実施形態を図面を参照して説明する。なお、以下に説明する実施形態は説明のためのものであり、本発明の技術的範囲を制限するものではない。したがって、当業者であれば下記の各構成要素を均等なものに置換した実施形態を採用することができ、それらについても本発明の技術的範囲に含まれる。また、以下の説明では、本発明の理解を容易にするため、重要でない公知の技術的事項の説明を適宜省略又は簡略化する。
(【0011】以降は省略されています)
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