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公開番号
2025115831
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-07
出願番号
2024010510
出願日
2024-01-26
発明の名称
RFIDタグ及び物品管理方法
出願人
TOPPANホールディングス株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
G06K
19/07 20060101AFI20250731BHJP(計算;計数)
要約
【課題】剥離による不正使用を防止できるようにしたRFIDタグを提供する。
【解決手段】ICチップと、電磁誘導により電力を生成するアンテナとを基材上に配置するようにしたRFIDタグであって、前記アンテナを構成する線路のうち、隣接して配置された少なくとも2本以上の配線に対して対向するように、温度に応じて導電性が変化する導電性変化部材が配置される。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
ICチップと、電磁誘導により電力を生成するアンテナとを基材上に配置するようにしたRFIDタグであって、
前記アンテナを構成する線路のうち、隣接して配置された少なくとも2本以上の配線に対して対向するように、温度に応じて導電性が変化する導電性変化部材が配置される
ようにしたRFIDタグ。
続きを表示(約 490 文字)
【請求項2】
前記導電性変化部材は、前記アンテナの一箇所に配置されるようにした請求項1に記載のRFIDタグ。
【請求項3】
前記導電性変化部材は、前記アンテナにおいて異なる複数の位置に配置されるようにした請求項1に記載のRFIDタグ。
【請求項4】
前記導電性変化部材は、前記アンテナの全面を覆うように配置されるようにした請求項1に記載のRFIDタグ。
【請求項5】
前記導電性変化部材は、温度に応じて導電性が変化するとともに、色が変化するようにした請求項1に記載のRFIDタグ。
【請求項6】
基材上に、ICチップと、電磁誘導により電力を生成するアンテナとを配置するとともに、前記アンテナを構成する線路のうち、隣接して配置された少なくとも2本以上の配線に対して対向するように、温度に応じて導電性が変化する導電性変化部材が配置されたRFIDタグを用い、
前記RFIDタグを物品に取り付け、外部から熱が印加されたことに応じて前記導電性変化部材の導電性が変化する
ようにした物品管理方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、RFIDタグ及び物品管理方法に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
RFID(Radio frequency identifier)タグは、ラベル内にICチップやアンテナ等のインレイが埋め込まれており、リーダ/ライタに対して近距離無線通信を行うことで、情報のやり取りを行う。RFIDタグを用いた商品管理システムでは、複数の商品のそれぞれに対してRFIDタグが貼り付けられ、これら複数の商品の情報をリーダ/ライタを用いて一括して読み込むことができる。また、特許文献1には、温度変化で共振特性を変化させることで、温度検出を行うものが開示されている。
RFIDタグを用いた商品管理システムでは、例えば、RFIDタグを商品から引き剥がして他の偽造品に付け替えられてしまうような不正を防止できることが望ましい。
【0003】
ここで、正規品であることを表すラベルを、粘着剤によって正規の商品にとりつけることで、正規品であるか否かを識別できるような仕組みがある。このようなラベルの基材としては例えば紙が用いられる。このよう不正防止の仕組みを導入したとしても、ラベルに熱を加えることで、ラベルを商品から剥がしやすくなり、別の物品に貼り付けられる場合が考えられる。そこで、このようなラベルの不正剥離を防止するために、ラベルにスリットを設けることがある。ラベルにスリットを設けておくと、ラベルを物品から剥がす際に、ラベル自体が容易に破損することで、偽造品に付け替えて貼り付けることを防止することが可能である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2005-157485号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ここで、RFIDタグが正規品から引き剥がされて他の物品に取り付けられてしまうことを防止するために、上述したラベルのように、RFIDタグにスリットを設けることが考えられる。しかしながら、ラベルは、紙等が基材として用いられているため、ラベルを物品から剥離した際に容易に破損されるが、RFIDタグは、インレイの材質としてPET(ポリエチレンテレフタレート)等が用いられているため、紙よりも強度が高い。そのため、RFIDタグにスリットを設けたとしても、RFIDタグを物品から引き剥がした際に、必ずしも容易には破損されない。そのため、RFIDタグにスリットを設けることでは、不正利用を防止することは容易ではない。
【0006】
上述の課題を鑑み、本発明は、剥離による不正使用を防止できるようにしたRFIDタグ及び物品管理方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一態様は、ICチップと、電磁誘導により電力を生成するアンテナとを基材上に配置するようにしたRFIDタグであって、前記アンテナを構成する線路のうち、隣接して配置された少なくとも2本以上の配線に対して対向するように、温度に応じて導電性が変化する導電性変化部材が配置されるようにしたRFIDタグである。
【0008】
本発明の一態様は、基材上に、ICチップと、電磁誘導により電力を生成するアンテナとを配置するとともに、前記アンテナを構成する線路のうち、隣接して配置された少なくとも2本以上の配線に対して対向するように、温度に応じて導電性が変化する導電性変化部材が配置されたRFIDタグを用い、前記RFIDタグを物品に取り付け、外部から熱が印加されたことに応じて前記導電性変化部材の導電性が変化するようにした物品管理方法である。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、アンテナにおいて隣接して配置された少なくとも2本以上の配線に対して対向するように、導電性変化部材が設けられる。これにより、加熱するとRFIDタグが通信不能になり、RFIDタグを不正剥離して、他の商品に付け替えることを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の第1の実施形態にかかるRFIDタグの説明に用いる平面図である。
本発明の第1の実施形態にかかるRFIDタグの説明に用いる断面図である。
本発明の第1の実施形態にかかるRFIDタグの説明図である。
本発明の第1の実施形態にかかるRFIDタグの変形例の説明図である。
本発明の第1の実施形態にかかるRFIDタグの変形例の説明図である。
本発明の第2の実施形態にかかるRFIDタグの説明に用いる平面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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