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公開番号
2025115878
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-07
出願番号
2024010576
出願日
2024-01-26
発明の名称
シールド部材及びシールド部材対
出願人
イリソ電子工業株式会社
代理人
弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類
H01R
13/6582 20110101AFI20250731BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】シールド対象物をシールドするためのシールド部材であって、シールド部材はシールド性能の高いシールド部材を提供する。
【解決手段】シールド部材21は、接触対象物22に接触する接触部64bを有する。接触部64bは、シールド部材21の長手方向(X方向)に延びる接触領域で接触対象物22に接触するように構成される。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
シールド対象物をシールドするためのシールド部材であって、
前記シールド部材は、接触対象物に接触する接触部を有し、
前記接触部は、前記シールド部材の長手方向に延びる接触領域で前記接触対象物に接触するように構成される、
シールド部材。
続きを表示(約 950 文字)
【請求項2】
前記接触部は、前記接触対象物との接続方向に垂直な接触平面部である、
請求項1に記載のシールド部材。
【請求項3】
前記シールド部材は、
取付対象物に固定される固定部と、
前記固定部に対して前記接触対象物との接続方向に変位可能な可動部と、
を備え、
前記可動部は、前記接触部を有する、
請求項1に記載のシールド部材。
【請求項4】
前記シールド部材は、
取付対象物に固定される固定部と、
前記固定部に対して長手方向に傾動可能な可動部と、
を備え、
前記可動部は、前記接触部を有する、
請求項1に記載のシールド部材。
【請求項5】
前記シールド部材は、前記シールド対象物を前記接触対象物との接続方向に垂直な方向からシールドするシールド部を備え、
前記シールド部は、厚み方向が前記接触対象物との接続方向に垂直な方向を向く壁部を有し、
前記接触平面部は、前記接触対象物との接続方向に垂直な方向に延びる曲部を介して、前記壁部と接続される、
請求項2に記載のシールド部材。
【請求項6】
前記可動部は、前記シールド対象物に固定される部分を有しない、
請求項3又は請求項4に記載のシールド部材。
【請求項7】
前記可動部は、前記シールド対象物と物理的に係り合う部分を有しない、
請求項3又は請求項4に記載のシールド部材。
【請求項8】
前記シールド部材は、前記シールド対象物に固定される部分を有しない、
請求項1に記載のシールド部材。
【請求項9】
前記可動部は、前記シールド対象物に固定される部分を有さず、前記固定部は、前記シールド対象物に固定される部分を有する、
請求項3又は請求項4に記載のシールド部材。
【請求項10】
前記接触部は、前記接触対象物と接触による接触圧力が、前記接触対象物との接続方向に生じるように構成される、
請求項1に記載のシールド部材。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、シールド部材及びシールド部材対に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、シールド部材が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-096933号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本開示は、シールド性能の高いシールド部材及びシールド部材対を提供することを目的の一つとする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
第1の態様に係るシールド部材は、シールド対象物をシールドするためのシールド部材であって、前記シールド部材は、接触対象物に接触する接触部を有し、前記接触部は、前記シールド部材の長手方向に延びる接触領域で前記接触対象物に接触するように構成される。
【0006】
本態様では、シールド部材は、接触対象物に接触する接触部を有する。
このため、シールド部材と接触対象物とを電気的に接続できる。
【0007】
ところで、接触部が、シールド部材の長手方向(シールド長手方向)に並ぶ複数の凸状接点部で構成されていると、隣り合う凸状接点部の間にシールド長手方向に細長い隙間が形成されてしまう。この隙間は、シールド性能の低下を招く。凸状接点部の数を増やして隣り合う凸状接点部の間隔を狭くすることが考えられるが、多数の凸状接点部の突出量を均一にすることは困難であり、一部の突状接点部が非接触の状態になってしまう。
そこで、本態様では、接触部は、シールド部材の長手方向に延びる接触領域で接触対象物に接触するように構成される。
このため、接触部がシールド部材の長手方向(シールド長手方向)に並ぶ複数の凸状接点部で構成されている態様と比較して、シールド部材と接触対象物との間にシールド長手方向に延びる隙間が形成されることを抑制できる。その結果、シールド性能の高いシールド部材を実現できる。
【0008】
なお、後述の実施形態では、接触部が長手方向に複数(2つ)並んでおり、当該複数の接触部の接触領域の長手方向の長さの合計が、シールド部材の長手方向寸法の60%以上である。しかし、本態様はこれに限定されない。
なお、後述の実施形態では、シールド部材が、可動部を有し、可動部が接触部を有する。
なお、後述の実施形態では、接触部が接触する対象となる接触対象物が、他のシールド部材(第二シールド部材)である。
なお、後述の実施形態では、シールド部材が、可動部を備える。しかし、本態様のシールド部材はこれに限定されない。
なお、後述の実施形態では、シールド対象物であるコネクタ対が、フローティングコネクタを含むが、本態様はこれに限定されない。本態様のシールド対象物であるコネクタ対は、フローティングコネクタを含まなくてもよい。
なお、後述の実施形態では、固定部が、取付対象物(第一基板)に直接的に固定される。しかし、本態様の固定部はこれに限定されない。固定部は、シールド対象物を介して間接的に取付対象物に固定されてもよい。
なお、後述の実施形態では、接触部が、接触対象物との接続方向に垂直な接触平面部である。しかし、本態様の接触部は、これに限定されず、接触対象物との接続方向に垂直な方向に延びる接触部であればよい。
【0009】
第2の態様に係るシールド部材は、第1の態様において、前記接触部は、前記接触対象物との接続方向に垂直な接触平面部である。
【0010】
本態様では、接触部は、接触対象物との接続方向に垂直な接触平面部である。
このため、接触対象物が接続方向に垂直な方向で位置ズレをした場合でも、適切な接触状態を実現できる。
(【0011】以降は省略されています)
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