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公開番号
2025108041
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-23
出願番号
2024001647
出願日
2024-01-10
発明の名称
電池パック
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
個人
主分類
H01M
50/244 20210101AFI20250715BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】電池モジュールの保護能力を高める。
【解決手段】電池パック10は、接続部2aを有する電池モジュール2を、接続部2aを利用してケース1に固定させる締結部4aを有する電池締結部材4と、ケース1の側部近傍に配され、前後方向に延在する前後方向構造部材5と、端部が前後方向構造部材5と当接するとともに、前後方向構造部材に対して直交して配置され左右方向に延在する複数の左右方向構造部材3と、ケース1の少なくとも一方の側部近傍に配され、前後方向構造部材5と、左右方向構造部材3と、に渡って固定される荷重伝達部材6と、を備え、電池モジュール2が、複数の左右方向構造部材3のうち隣り合う2つの左右方向構造部材3の間である前後方向内側に配され、接続部2aと締結部4aによりケース1に固定された場合に、荷重伝達部材6の前後方向構造部材5側の端部の少なくとも一部が、締結部4aに比べて前後方向内側に配されている。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
接続部を有する電池モジュールを、前記接続部を利用してケースに固定させる締結部を有する電池締結部材と、
前記ケースの側部近傍に配され、前後方向に延在する前後方向構造部材と、
端部が前記前後方向構造部材と当接するとともに、前記前後方向構造部材に対して直交して配置され左右方向に延在する複数の左右方向構造部材と、
前記ケースの少なくとも一方の側部近傍に配され、前記前後方向構造部材と、前記左右方向構造部材と、に渡って固定される荷重伝達部材と、を備え、
前記電池モジュールが、前記複数の左右方向構造部材のうち隣り合う2つの左右方向構造部材の間である前後方向内側に配され、前記接続部と前記締結部により前記ケースに固定された場合に、
前記荷重伝達部材の前記前後方向構造部材側の端部の少なくとも一部が、前記締結部に比べて前後方向内側に配されている、
電池パック。
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【請求項2】
前記電池モジュールは、前後方向及び左右方向に延在する矩形状であり、
前記ケース内において、前記電池モジュールが有する接続部は、矩形状である前記電池モジュールの各角部から、近傍の前記ケースの側部側に突出して形成されており、
前記荷重伝達部材は、
前記前後方向構造部材側の端部の少なくとも一部が、前記ケースの側部と、前記荷重伝達部材に最も近接して配されている前記接続部と、の間を介して、当該接続部より前後方向内側に配されている、
請求項1に記載の電池パック。
【請求項3】
前記荷重伝達部材は、
前記前後方向構造部材側の端部が、前後方向の少なくとも一方に延在する形状を有し、
前記荷重伝達部材の前記前後方向構造部材側の端部が前方に延びる形状を有する場合には、前方に延びる箇所の少なくとも一部は、前記荷重伝達部材の前方側に近接して配された前記電池モジュールの前記接続部に対応して配される前記締結部のうち、最も後方に設けられた締結部より前方側に配置され、
前記荷重伝達部材の前記前後方向構造部材側の端部が後方に延びる形状を有する場合には、後方に延びる箇所の少なくとも一部は、前記荷重伝達部材の後方側に近接して配された前記電池モジュールの前記接続部に対応して配される前記締結部のうち、最も前方に設けられた締結部より後方側に配置される、
請求項1又は請求項2に記載の電池パック。
【請求項4】
荷重伝達部材は、
前方向に延在する箇所を有する第1の荷重伝達部材と、
後方向に延在する箇所を有する第2の荷重伝達部材と、であり、
前記第1の荷重伝達部材と、前記第2の荷重伝達部材は、複数の前記左右方向構造部材に対応してそれぞれ設けられており、
隣り合う前記左右方向構造部材において、前方の左右方向構造部材に対応して配された前記第2の荷重伝達部材の後方端部から、後方の左右方向構造部材に対応して配された前記第1の荷重伝達部材の前方端部までの距離は、前記第1の荷重伝達部材における前方端部から後方端部までの距離と、前記第2の荷重伝達部材における前方端部から後方端部までの距離と、を加えた長さより短い、
請求項1又は請求項2に記載の電池パック。
【請求項5】
前記荷重伝達部材は、前記電池締結部材との接触を避ける切り欠きを有する、
請求項1又は請求項2に記載の電池パック。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、電池パックに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、電気自動車等において、電池パックが利用されている。電池パックには、外部からの衝撃が与えられる場合が考えられることから、衝撃緩衝材が利用される。特許文献1には、低コストで製造可能であり、電池パックを衝撃から守ることができる外付けの緩衝材について開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-062092号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
車両の衝突などによって電池パックの外部から衝撃が加わり、特に、電池パック側面側に荷重が入ると、内部に格納されている電池モジュールに荷重が加わる場合がある。そのため、車両の外部から衝撃が加えられる場合であっても、一層の安全をはかるために、格納されている電池モジュールの保護能力を高めたいという要望がある。
【0005】
本開示は、上述した課題を鑑みてなされたものであり、格納されている電池モジュールの保護能力を高めた電池パックを提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示にかかる電池パックは、接続部を有する電池モジュールを、接続部を利用してケースに固定させる締結部を有する電池締結部材と、ケースの側部近傍に配され、前後方向に延在する前後方向構造部材と、端部が前後方向構造部材と当接するとともに、前後方向構造部材に対して直交して配置され左右方向に延在する複数の左右方向構造部材と、ケースの少なくとも一方の側部近傍に配され、前後方向構造部材と、左右方向構造部材と、に渡って固定される荷重伝達部材と、を備え、電池モジュールが、複数の左右方向構造部材のうち隣り合う2つの左右方向構造部材の間である前後方向内側に配され、接続部と締結部によりケースに固定された場合に、荷重伝達部材の前後方向構造部材側の端部の少なくとも一部が、締結部に比べて前後方向内側に配されている。
これにより、電池パックに荷重がかかった場合に、電池モジュールに大きな荷重がかからないように、荷重伝達部材を介して荷重を誘導することができる。
【発明の効果】
【0007】
本開示よれば、格納されている電池モジュールの保護能力を高めた電池パックを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本開示にかかる電池パックの上面図である。
本開示にかかる電池パックの要部を拡大した上面図である。
本開示にかかる電池パックの要部を拡大した上面図である。
本開示にかかる電池パックの要部を拡大した斜視図である。
本開示にかかる電池パックの要部を拡大した斜視図である。
本開示にかかる電池パックの要部を拡大した上面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
実施の形態1
以下、本発明を適用した具体的な実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。ただし、本発明が以下の実施形態に限定される訳ではない。また、説明を明確にするため、以下の記載及び図面は、適宜、簡略化されている。
【0010】
以下、図面を参照して本実施の形態に係る電池パックについて説明する。図1は、本開示にかかる電池パックの上面図である。図2は、図1において一点鎖線で囲んでいる電池パックの要部を拡大した上面図である。
(【0011】以降は省略されています)
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