TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025116814
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-08
出願番号2024208328
出願日2024-11-29
発明の名称情報処理装置、画面作成方法、プログラム、及び情報処理システム
出願人株式会社リコー
代理人弁理士法人ITOH
主分類H04N 7/18 20060101AFI20250801BHJP(電気通信技術)
要約【課題】撮影により得た撮影画像を補完することで、利用者の利便性を向上させることを目的とする。
【解決手段】本開示は、対象物を撮影することで得られた撮影画像中の第1の位置を示す位置情報と、前記対象物に対応する三次元領域を含む三次元画像中の第2の位置を示す位置情報を対応付ける処理部と、前記撮影画像における所定領域である所定領域画像を表示する第1の表示領域、及び前記処理部により前記撮影画像中の前記第1の位置に前記第2の位置が対応付けられた前記三次元画像を表示する第2の表示領域を含む画面を作成する作成部と、前記三次元画像の加工の指示を取得する取得部と、を有し、前記作成部は、前記加工の指示内容に基づいて前記三次元画像を加工する情報処理装置である。
【選択図】図31
特許請求の範囲【請求項1】
表示する画面を作成する情報処理装置であって、
対象物を撮影することで得られた撮影画像中の第1の位置を示す位置情報と、前記対象物に対応する三次元領域を含む三次元画像中の第2の位置を示す位置情報を対応付ける処理部と、
前記撮影画像における所定領域である所定領域画像を表示する第1の表示領域、及び前記処理部により前記撮影画像中の前記第1の位置に前記第2の位置が対応付けられた前記三次元画像の少なくとも一部を表示する第2の表示領域を含む画面を作成する作成部と、
前記三次元画像の加工の指示を取得する取得部と、
を有し、
前記作成部は、前記加工の指示内容に基づいて前記三次元画像を加工する、情報処理装置。
続きを表示(約 1,900 文字)【請求項2】
前記取得部は、前記三次元画像の加工の指示として、前記対象物の形状を三次元で表した三次元モデルの移動又は加工の指示を取得し、
前記作成部は、前記取得部によって前記三次元モデルの移動の指示が取得された場合には、前記移動の指示内容に基づいて前記三次元モデルを移動させ、又は、前記取得部によって前記三次元モデルの加工の指示が取得された場合には、前記加工の指示内容に基づいて前記三次元モデルを加工する、請求項1記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記作成部は、前記三次元モデルを移動する場合であって、移動後の前記三次元モデルの少なくとも一部が、対応する前記所定領域に含まれるときには、移動後の前記三次元モデルの少なくとも一部の画像を前記所定領域画像に重畳し、前記三次元モデルを加工する場合であって、加工後の前記三次元モデルの少なくとも一部が、対応する前記所定領域に含まれるときには、加工後の前記三次元モデルの少なくとも一部の画像を前記所定領域画像に重畳する、請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記取得部は、前記三次元画像の加工の指示として、前記三次元画像において、所定の三次元モデルの追加の指示又は描画の指示を取得し、
前記作成部は、前記取得部によって前記所定の三次元モデルの追加の指示が取得された場合には、前記追加の指示に基づいて前記三次元画像に所定の三次元モデルを重畳させ、又は、前記取得部によって前記描画の指示が取得された場合には、前記描画の指示に基づいて前記三次元画像に描画像を重畳する、請求項1記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記処理部は、前記所定の三次元モデルを追加する場合には、前記三次元画像における前記所定の三次元モデルのモデル位置を示す前記第2の位置を示す位置情報と、前記撮影画像中の前記第1の位置を示す位置情報とを対応付けて、
前記作成部は、前記所定の三次元モデルの少なくとも一部が、対応する前記所定領域に含まれるときには、前記所定の三次元モデルの少なくとも一部の画像を前記所定領域画像に重畳し、
前記処理部は、前記描画を行なう場合には、前記三次元画像における前記描画の位置である描画位置を示す前記第2の位置を示す位置情報と、前記撮影画像中の前記第1の位置を示す位置情報とを対応付けて、
前記作成部は、前記描画像の少なくとも一部が、対応する前記所定領域に含まれるときには、前記描画像の少なくとも一部の画像を前記所定領域画像に重畳する、請求項4に記載の情報処理装置。
【請求項6】
表示する画面を作成する情報処理装置が実行する画面作成方法であって、
対象物を撮影することで得られた撮影画像中の第1の位置を示す位置情報と、前記対象物に対応する三次元領域を含む三次元画像中の第2の位置を示す位置情報を対応付ける対応付け処理と、
前記撮影画像における所定領域である所定領域画像を表示する第1の表示領域と、前記対応付け処理により前記撮影画像中の前記第1の位置と前記第2の位置が対応付けられた前記三次元画像の少なくとも一部を表示する第2の表示領域とを含む画面を作成する作成処理と、
前記三次元画像の加工の指示を取得する取得処理と、
を実行し、
前記作成処理は、前記加工の指示内容に基づいて前記三次元画像を加工する処理を含む、画面作成方法。
【請求項7】
コンピュータに、請求項6に記載の方法を実行させるプログラム。
【請求項8】
情報処理装置と、前記情報処理装置と通信する表示端末を含む情報処理システムであって、
対象物を撮影することで得られた撮影画像中の第1の位置を示す位置情報と、前記対象物に対応する三次元領域を含む三次元画像中の第2の位置を示す位置情報を対応付ける処理部と、
前記撮影画像における所定領域である所定領域画像を表示する第1の表示領域と、前記処理部により前記撮影画像中の前記第1の位置に前記第2の位置が対応付けられた前記三次元画像を表示する第2の表示領域と、を含む画面を作成する作成部と、
前記三次元画像の加工の指示を取得する取得部と、を有し、
前記作成部は、前記加工の指示内容に基づいて前記三次元画像を加工し、
さらに、前記作成部が作成した前記画面を、前記表示端末の表示部に表示させる表示制御部と、
を有する情報処理システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、情報処理装置、画面作成方法、プログラム、及び情報処理システムに関する。
続きを表示(約 2,600 文字)【背景技術】
【0002】
近年、通常の画角では確認しきれないような箇所も含む撮像範囲として、例えば360度の全周囲が撮像された360度画像(全天球画像、全方位画像、全周囲画像ともいう)等の広い視野角を有する広視野の画像(以下「広視野画像」と示す。)が知られている。このような広視野画像の全てを表示端末で表示させようとすると、広視野画像が湾曲して見えづらいため、表示端末には広視野画像における所定領域を示す所定領域画像を表示して、ユーザが所定領域画像を閲覧している(特許文献1参照)。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、ユーザは、表示される範囲の所定領域画像を閲覧するだけでは、所定領域画像がどこの何を撮影したものか、把握することが困難であった。
【0004】
また、撮影装置は、撮影位置から一度の撮影で撮影装置の周囲360度の対象物を撮影するのであって、対象物に対して360度の方向から撮影できるわけではない。よって、撮影範囲に入っている対象物であっても、対象物の裏側等を撮影することはできないため、利用者は対象物の裏側等の状態を把握することができない。
【0005】
以上の課題は、撮影画像が、広視野画像のように湾曲する画像ではない場合も同様であった。
【0006】
本開示は上記事情に鑑みてなされたもので、撮影により得た撮影画像を補完することにより、利用者の利便性を向上させることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
請求項1に係る開示内容は、表示する画面を作成する情報処理装置であって、対象物を撮影することで得られた撮影画像中の第1の位置を示す位置情報と、前記対象物に対応する三次元領域を含む三次元画像中の第2の位置を示す位置情報を対応付ける処理部と、前記撮影画像における所定領域である所定領域画像を表示する第1の表示領域、及び前記処理部により前記撮影画像中の前記第1の位置に前記第2の位置が対応付けられた前記三次元画像の少なくとも一部を表示する第2の表示領域を含む画面を作成する作成部と、前記三次元画像の加工の指示を取得する取得部と、を有し、前記作成部は、前記加工の指示内容に基づいて前記三次元画像を加工する、情報処理装置である。
【発明の効果】
【0008】
以上説明したように本開示によれば、撮影により得た撮影画像を補完する画像を作成することで、利用者の利便性を向上させることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0009】
(a)は撮影装置の左側面図であり、(b)は撮影装置の正面図であり、(c)は撮影装置の平面図である。
撮影装置の使用イメージ図である。
(a)は撮影装置で撮影された半球画像(前)、(b)は撮影装置で撮影された半球画像(後)、(c)はメルカトル図法により表された画像を示した図である。
(a)メルカトル画像で球を被う状態を示した概念図、(b)全天球画像を示した図である。
全天球画像を3次元の立体球とした場合の仮想カメラ及び所定領域の位置を示した図である。
(a)は図5の立体斜視図、(b)は(a)の状態の所定領域画像がディスプレイに表示されている図、(c)は(a)における仮想カメラICの視点を変更後の所定領域を示した図、(d)は(c)の状態の所定領域画像がディスプレイに表示されている図である。
球座標による三次元ユークリッド空間内の点を示した図である。
所定領域と注目点との関係を示した概念図である。
実施形態に係る通信システムの概略図である。
撮影装置のハードウェア構成図である。
中継装置のハードウェア構成図である。
通信制御装置及び通信端末のハードウェア構成図である。
実施形態に係る通信システムの各機能構成図である。
ユーザ・デバイス管理テーブルの概念図である。
仮想ルーム管理テーブルの概念図である。
三次元画像管理テーブル(その1)の概念図である。
三次元画像管理テーブル(その2)の概念図である。
通信システムにおいてコンテンツデータの通信処理を示したシーケンス図である。
通信システムにおいて録画及び録音を開始する処理を示すシーケンス図である。
通信システムにおいて録画及び録音を停止する処理を示すシーケンス図である。
通信システムにおいて録画及び録音の再生の処理を示すシーケンス図である。
録画データ選択画面を示す図である。
画面表示処理において通信制御装置が実行する処理を示すフローチャートである。
画面表示処理において通信制御装置が実行する処理を示すフローチャートである。
画面表示処理において通信制御装置が実行する処理を示すフローチャートである。
通信端末9aに表示する画面の初期表示例を示す図である。
図25に示す三次元画像の状態から、仮想カメラIC2の位置及び画角を変更した状態を示した図である。
仮想カメラのIC2の異なる位置毎に表示される三次元画像を示した図である。
三次元画像の拡大に伴い所定領域画像を拡大した状態を表示した画面を示す図である。
三次元画像の縮小に伴い所定領域画像を縮小した状態を表示した画面を示す図である。
表示領域620に対して、対応所定領域、仮想カメラIC1のアイコン、及び仮想カメラIC1の視線を表示した画面を示す図である。
表示領域620に三次元モデルを移動させた状態を表示すると共に、表示領域610に三次元モデルに対応する画像を表示する画面を示す図である。
表示領域620に三次元モデルを加工及び追加した状態並びに描画像を追加した状態を表示すると共に、表示領域610に三次元モデル及び描画像に対応する画像を表示する画面を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を用いて、本発明の実施形態について説明する。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

株式会社リコー
画像形成装置
1日前
株式会社リコー
生体情報測定装置
1日前
株式会社リコー
定着装置及び画像形成装置
3日前
株式会社リコー
媒体供給装置及び画像形成装置
3日前
株式会社リコー
加熱装置、定着装置、画像形成装置
2日前
株式会社リコー
加熱装置、定着装置及び画像形成装置
3日前
株式会社リコー
画像形成方法、及び電子部品の製造方法
4日前
株式会社リコー
画像形成装置及び転写残トナーの回収方法
2日前
株式会社リコー
情報処理システム、出力方法、プログラム
4日前
株式会社リコー
表示装置、操作制限方法、及びプログラム
1日前
株式会社リコー
画像形成装置、制御方法、及び、プログラム
1日前
株式会社リコー
情報システム、データ表示方法、プログラム
1日前
株式会社リコー
インク、インク収容容器、印刷装置及び印刷方法
2日前
株式会社リコー
情報処理システム、情報処理装置およびプログラム
3日前
株式会社リコー
圧電アクチュエータ、液体吐出ヘッド及び液体吐出装置
1日前
株式会社リコー
現像装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置
1日前
株式会社リコー
情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法及びプログラム
2日前
株式会社リコー
情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法およびプログラム
3日前
株式会社リコー
情報処理装置、画面作成方法、プログラム、及び情報処理システム
1日前
株式会社リコー
情報処理装置、データ登録システム、プログラム、データ登録方法
2日前
株式会社リコー
情報処理装置、画面作成方法、プログラム、及び情報処理システム
1日前
株式会社リコー
情報処理システム、方法、プログラム、情報処理装置および撮影装置
3日前
株式会社リコー
情報処理装置、健康状態管理システム、情報処理方法およびプログラム
3日前
株式会社リコー
システム、機器、方法
4日前
株式会社リコー
液体吐出ヘッド及び液体を吐出する装置、並びに、液体吐出ヘッドの駆動方法
3日前
株式会社リコー
像担持体用クリーニングブレード、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置
1日前
株式会社リコー
インク、インクセット、インクジェット印刷装置、及び、インクジェット印刷方法
1日前
株式会社リコー
クリーニングブレード、クリーニングユニット、中間転写ユニット、及び、画像形成装置
1日前
株式会社リコー
表示装置、データ共有システム、表示制御方法およびプログラム
4日前
株式会社リコー
会議支援装置、会議支援システム、会議支援方法、及びプログラム
4日前
個人
音響装置
2か月前
個人
店内配信予約システム
24日前
日本無線株式会社
音声通信方式
2か月前
サクサ株式会社
中継装置
1か月前
キヤノン株式会社
電子機器
23日前
日本精機株式会社
車両用表示装置
2か月前
続きを見る