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公開番号
2025116559
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-08
出願番号
2024011048
出願日
2024-01-29
発明の名称
表示装置、操作制限方法、及びプログラム
出願人
株式会社リコー
代理人
個人
,
個人
主分類
G06F
3/01 20060101AFI20250801BHJP(計算;計数)
要約
【課題】表示装置において筆記が行われている間は、ジェスチャーによる操作を制限する。
【解決手段】タッチデータに基づいて描画データを出力する表示装置であって、タッチセンサからタッチデータを取得するタッチセンサ入力取得部と、ジェスチャーセンサからジェスチャーデータを取得するジェスチャーセンサ入力取得部と、タッチセンサ入力取得部がタッチデータを継続的に取得している期間、ジェスチャーデータに基づく操作を制限するジェスチャー操作制限部と、を有する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
タッチデータに基づいて描画データを出力する表示装置であって、
タッチセンサから前記タッチデータを取得するタッチセンサ入力取得部と、
ジェスチャーセンサからジェスチャーデータを取得するジェスチャーセンサ入力取得部と、
前記タッチセンサ入力取得部が前記タッチデータを継続的に取得している期間、前記ジェスチャーデータに基づく操作を制限するジェスチャー操作制限部と、
を有することを特徴とする表示装置。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記ジェスチャー操作制限部は、前記タッチセンサ入力取得部が前記タッチデータを取得した時から所定の時間が経過するまでの期間、前記ジェスチャーデータに基づく操作を制限することを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
【請求項3】
前記ジェスチャーセンサとは別に人物を検知する人物検知センサを有し、
前記人物検知センサが前記表示装置から一定距離内の前記人物を検知している期間、
前記ジェスチャー操作制限部は、前記ジェスチャーデータに基づく操作を制限することを特徴とする請求項1又は2に記載の表示装置。
【請求項4】
前記ジェスチャー操作制限部は、前記タッチセンサ入力取得部が前記タッチデータを継続的に取得している期間、又は、前記タッチデータを受信した時から所定の時間が経過するまでの期間、一部の前記ジェスチャーデータを有効にすることを特徴とする請求項2に記載の表示装置。
【請求項5】
前記ジェスチャー操作制限部は、前記タッチデータを受信した時から一定の時間をさかのぼって、前記ジェスチャーデータに基づく操作を制限することを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
【請求項6】
前記ジェスチャー操作制限部が、前記ジェスチャーデータに基づく操作を制限した場合、
前記ジェスチャーデータに基づく操作が無効にされた旨を表示するデータ出力部を有する、ことを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
【請求項7】
前記データ出力部は、制限されなかった前記ジェスチャーデータに基づく操作を前記描画データに反映させることを特徴とする請求項6に記載の表示装置。
【請求項8】
タッチデータに基づいて描画データを出力する表示装置の操作制限方法であって、
タッチセンサから前記タッチデータを取得するタッチセンサ入力取得ステップと、
ジェスチャーセンサからジェスチャーデータを取得するジェスチャーセンサ入力取得ステップと、
前記タッチセンサ入力取得ステップが前記タッチデータを継続的に取得している期間、前記ジェスチャーデータに基づく操作を制限するジェスチャー操作制限ステップと、
を含むことを特徴とする操作制限方法。
【請求項9】
タッチデータに基づいて描画データを出力する表示装置に実行させるプログラムであって、
タッチセンサから前記タッチデータを取得するタッチセンサ入力取得処理と、
ジェスチャーセンサからジェスチャーデータを取得するジェスチャーセンサ入力取得処理と、
前記タッチセンサ入力取得処理が前記タッチデータを継続的に取得している期間、前記ジェスチャーデータに基づく操作を制限するジェスチャー操作制限処理と、
を含むことを特徴とするプログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、表示装置、操作制限方法、及びプログラムに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
電子黒板等の表示装置では、ユーザがペン又は指でディスプレイに触れた位置(座標)を特定するために、タッチセンサを使用している。また、表示装置では、ユーザの様々な利用シーンに対応するために、タッチセンサとは別に1つ以上のセンサを組み合わせてユーザ操作を検出する場合がある。例えば、ユーザがディスプレイに触れずに、ユーザのジェスチャーを操作として検出するジェスチャーセンサが知られている。このように、一方を筆記操作を検出するタッチセンサ、他方をジェスチャー操作を検出するジェスチャーセンサとして使い分けるユースケースが知られている。
【0003】
また、電子ペンの動作に基づくジェスチャーを検出する技術が知られている。例えば、特許文献1には、タッチパネル(ディスプレイ)非接触時に、電子ペンの動作に基づくジェスチャーと電子黒板に表示されている表示映像との組み合わせで、予め割り当てた機能を実施する技術が開示されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来の技術では、タッチセンサがユーザの操作を検出している期間に、ジェスチャーセンサがユーザの操作を検出してしまうという課題があった。例えば、表示装置のディスプレイに筆記しているユーザとは別のユーザが、ジェスチャーで表示装置を操作できてしまう。ジェスチャーで操作を行うユーザが、筆記しているユーザの同意を得ずに表示装置をジェスチャー等で操作した場合、筆記しているユーザとしては、自分が行っていない操作が表示装置に反映されるので違和感を覚えるおそれがある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、タッチデータに基づいて描画データを出力する表示装置であって、タッチセンサから前記タッチデータを取得するタッチセンサ入力取得部と、ジェスチャーセンサからジェスチャーデータを取得するジェスチャーセンサ入力取得部と、前記タッチセンサ入力取得部が前記タッチデータを継続的に取得している期間、前記ジェスチャーデータに基づく操作を制限するジェスチャー操作制限部と、を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、表示装置において筆記が行われている期間は、ジェスチャーによる操作を制限できる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
実施形態に係る表示装置の動作又は処理を説明する概略図。
実施形態に係る表示装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図。
実施形態に係る表示装置の機能構成の一例を示す図。
表示装置がジェスチャーセンサからの入力を検知したときの処理の一例を示すフローチャート図。
図4のステップS2の説明図。
ジェスチャー無効期間の一例を示す説明図。
ジェスチャー操作を無効にした場合の表示例を示す説明図。
ジェスチャーによる一部の操作内容を有効にした場合に、表示装置がジェスチャーセンサからの入力を検知したときの処理の一例を示すフローチャート図。
人物検知センサを備えた表示装置の一例を示す外観図。
人物検知センサを備える場合の表示装置の機能構成の一例を示すブロック図。
人物検知センサを備えた表示装置がジェスチャーセンサからの入力を検知したときの処理の一例を示すフローチャート図。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明を実施するための形態の一例として、表示装置と表示装置が行う操作制限方法について説明する。
【0009】
<動作又は処理の概略>
本実施形態では、検知距離が短いセンサがユーザの操作を検出している期間、及び、その後の一定期間、検知距離が長いセンサがユーザの操作を検出することを制限する。例えば、表示装置は、筆記操作を検出するタッチセンサが筆記を継続して検出している期間、及び、その後の一定期間、タッチセンサよりも検知距離が長いジェスチャーセンサに基づくジェスチャーによる操作を無効化する。
【0010】
図1は、実施形態に係る表示装置の動作又は処理を説明する概略図であり、表示装置20においてユーザが筆記を行っている間は、筆記をしていないユーザがジェスチャーで操作することを表示装置20が制限する動作又は処理を説明する図である。図において、ユーザAはペン23で表示装置20のディスプレイに筆記している。一方、ユーザBは表示装置20(ジェスチャーセンサ16)に向かって操作のためのジェスチャーを出している。ジェスチャーで可能な操作は様々であるが、例えばページを変える、メニューを表示させるなどがある。
(【0011】以降は省略されています)
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