TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025116815
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-08
出願番号
2024208349
出願日
2024-11-29
発明の名称
情報処理装置、画面作成方法、プログラム、及び情報処理システム
出願人
株式会社リコー
代理人
弁理士法人ITOH
主分類
H04N
7/18 20060101AFI20250801BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】撮影により得た撮影画像を補完することで、利用者の利便性を向上させることを目的とする。
【解決手段】本開示は、対象物を撮影することで得られた撮影画像中の第1の位置を示す位置情報と、前記対象物に対応する三次元領域を含む三次元画像中の第2の位置を示す位置情報を対応付ける処理部と、前記撮影画像における所定領域である所定領域画像を表示する第1の表示領域と、前記処理部により前記撮影画像中の前記第1の位置に前記第2の位置が対応付けられた前記三次元画像を表示する第2の表示領域と、を含む画面を作成する作成部を有する情報処理装置である。
【選択図】図30
特許請求の範囲
【請求項1】
対象物を撮影することで得られた撮影画像中の第1の位置を示す位置情報と、前記対象物に対応する三次元領域を含む三次元画像中の第2の位置を示す位置情報を対応付ける処理部と、
前記撮影画像における所定領域である所定領域画像を表示する第1の表示領域と、前記処理部により前記撮影画像中の前記第1の位置に前記第2の位置が対応付けられた前記三次元画像の少なくとも一部を表示する第2の表示領域と、を含む画面を作成する作成部と、
を有する情報処理装置。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記作成部は、前記撮影画像の撮影位置に、前記第2の表示領域に前記三次元画像を表示する際の第2の仮想カメラの位置を合わせるとともに、前記第1の表示領域に前記所定領域画像を表示する際の第1の画角に、前記第2の表示領域に前記三次元画像を表示する際の仮想的な第2の画角を合わせることで、前記第2の表示領域に表示する前記三次元画像を作成する、請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記作成部は、前記第2の表示領域内において、前記第1の表示領域で表示する前記所定領域画像の所定領域に対応する対応所定領域を表示するように前記画面を作成する、請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記作成部は、前記第2の表示領域内において、前記撮影画像又は前記撮影画像の撮影位置に対応する位置に、前記撮影画像又は前記撮影位置を示す位置画像を表示するように前記画面を作成する、請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記作成部は、
前記第1の表示領域を含むが前記第2の表示領域は含まない前記画面を作成し、
前記位置画像に対する操作が受付けられた場合に、前記第2の表示領域を含む前記画面を作成する、請求項4に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記作成部は、前記位置画像として、前記第1の表示領域に前記所定領域画像を表示する際の第1の画角を撮影領域とする第1の仮想カメラを示す画像を表示するように前記画面を作成する、請求項4又は5に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記作成部は、前記第2の表示領域内において、前記第1の仮想カメラの前記画像から前記第2の表示領域における中心点への視線を表示するように前記画面を作成する、請求項6に記載の情報処理装置。
【請求項8】
請求項2に記載の情報処理装置であって、
前記撮影画像は広範囲の視野角を有する広視野画像であり、当該広視野画像に対する前記第1の画角の変更内容を取得する取得部を有し、
前記作成部は、前記第1の画角の変更内容に応じて前記第2の画角を変更することで、前記第2の表示領域に表示する前記三次元画像を変更する、
情報処理装置。
【請求項9】
請求項1に記載の情報処理装置であって、
前記三次元画像に対する視座の変更の指示を取得する取得部を有し、
前記作成部は、前記視座の変更内容に応じて、前記第2の表示領域に表示する前記三次元画像を変更する、
情報処理装置。
【請求項10】
請求項2に記載の情報処理装置であって、
前記三次元画像に対する前記第2の画角の変更の指示を取得する取得部を有し、
前記作成部は、前記第2の画角の変更内容に応じて、前記第2の表示領域に表示する前記三次元画像を変更する、
情報処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、情報処理装置、画面作成方法、プログラム、及び情報処理システムに関する。
続きを表示(約 2,500 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、通常の画角では確認しきれないような箇所も含む撮像範囲として、例えば360度の全周囲が撮像された360度画像(全天球画像、全方位画像、全周囲画像ともいう)等の広い視野角を有する広視野の画像(以下「広視野画像」と示す。)が知られている。このような広視野画像の全てを表示端末で表示させようとすると、広視野画像が湾曲して見えづらいため、表示端末には広視野画像における所定領域を示す所定領域画像を表示して、ユーザが所定領域画像を閲覧している(特許文献1参照)。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、ユーザは、表示される範囲の所定領域画像を閲覧するだけでは、所定領域画像がどこの何を撮影したものか、把握することが困難であった。
【0004】
また、撮影装置は、撮影位置から一度の撮影で撮影装置の周囲360度の対象物を撮影するのであって、対象物に対して360度の方向から撮影できるわけではない。よって、撮影範囲に入っている対象物であっても、対象物の裏側等を撮影することはできないため、利用者は対象物の裏側等の状態を把握することができない。
【0005】
以上の課題は、撮影画像が、広視野画像のように湾曲する画像ではない場合も同様であった。
【0006】
本開示は上記事情に鑑みてなされたもので、撮影により得た撮影画像を補完することにより、利用者の利便性を向上させることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
請求項1に係る開示内容は、表示する画面を作成する情報処理装置であって、対象物を撮影することで得られた撮影画像中の第1の位置を示す位置情報と、前記対象物に対応する三次元領域を含む三次元画像中の第2の位置を示す位置情報を対応付ける処理部と、前記撮影画像における所定領域である所定領域画像を表示する第1の表示領域と、前記処理部により前記撮影画像中の前記第1の位置に前記第2の位置が対応付けられた前記三次元画像の少なくとも一部を表示する第2の表示領域と、を含む画面を作成する作成部を有する情報処理装置である。
【発明の効果】
【0008】
以上説明したように本開示によれば、撮影により得た撮影画像を補完する画像を作成することで、利用者の利便性を向上させることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0009】
(a)は撮影装置の左側面図であり、(b)は撮影装置の正面図であり、(c)は撮影装置の平面図である。
撮影装置の使用イメージ図である。
(a)は撮影装置で撮影された半球画像(前)、(b)は撮影装置で撮影された半球画像(後)、(c)はメルカトル図法により表された画像を示した図である。
(a)メルカトル画像で球を被う状態を示した概念図、(b)全天球画像を示した図である。
全天球画像を3次元の立体球とした場合の仮想カメラ及び所定領域の位置を示した図である。
(a)は図5の立体斜視図、(b)は(a)の状態の所定領域画像がディスプレイに表示されている図、(c)は(a)における仮想カメラICの視点を変更後の所定領域を示した図、(d)は(c)の状態の所定領域画像がディスプレイに表示されている図である。
球座標による三次元ユークリッド空間内の点を示した図である。
所定領域と注目点との関係を示した概念図である。
実施形態に係る通信システムの概略図である。
撮影装置のハードウェア構成図である。
中継装置のハードウェア構成図である。
通信制御装置及び通信端末のハードウェア構成図である。
実施形態に係る通信システムの各機能構成図である。
ユーザ・デバイス管理テーブルの概念図である。
仮想ルーム管理テーブルの概念図である。
三次元画像管理テーブル(その1)の概念図である。
三次元画像管理テーブル(その2)の概念図である。
通信システムにおいてコンテンツデータの通信処理を示したシーケンス図である。
通信システムにおいて録画及び録音を開始する処理を示すシーケンス図である。
通信システムにおいて録画及び録音を停止する処理を示すシーケンス図である。
通信システムにおいて録画及び録音の再生の処理を示すシーケンス図である。
録画データ選択画面を示す図である。
画面表示処理において通信制御装置が実行する処理を示すフローチャートである。
画面表示処理において通信制御装置が実行する処理を示すフローチャートである。
画面表示処理において通信制御装置が実行する処理を示すフローチャートである。
通信端末9aに表示する画面の初期表示例を示す図である。
図25に示す三次元画像の状態から、仮想カメラIC2の位置及び画角を変更した状態を示した図である。
仮想カメラのIC2の異なる位置毎に表示される三次元画像を示した図である。
三次元画像の拡大に伴い所定領域画像を拡大した状態を表示した画面を示す図である。
三次元画像の縮小に伴い所定領域画像を縮小した状態を表示した画面を示す図である。
表示領域620に対して、対応所定領域、仮想カメラIC1のアイコン、及び仮想カメラIC1の視線を表示した画面を示す図である。
表示領域620に三次元モデルを移動させた状態を表示すると共に、表示領域610に三次元モデルに対応する画像を表示する画面を示す図である。
表示領域620に三次元モデルを加工及び追加した状態並びに描画像を追加した状態を表示すると共に、表示領域610に三次元モデル及び描画像に対応する画像を表示する画面を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を用いて、本発明の実施形態について説明する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
株式会社リコー
画像形成装置
2日前
株式会社リコー
画像形成装置
9日前
株式会社リコー
画像形成装置
6日前
株式会社リコー
生体情報測定装置
2日前
株式会社リコー
印刷装置及び印刷方法
6日前
株式会社リコー
炭素繊維含有樹脂組成物
6日前
株式会社リコー
定着装置及び画像形成装置
4日前
株式会社リコー
媒体供給装置及び画像形成装置
4日前
株式会社リコー
加熱装置、定着装置、画像形成装置
3日前
株式会社リコー
シート処理装置及び画像形成システム
9日前
株式会社リコー
加熱装置、定着装置及び画像形成装置
4日前
株式会社リコー
シート給送装置、及び、画像形成装置
5日前
株式会社リコー
液体吐出ヘッド及び液体を吐出する装置
6日前
株式会社リコー
画像形成方法、及び電子部品の製造方法
5日前
株式会社リコー
液体吐出ヘッド及び液体を吐出する装置
6日前
株式会社リコー
投光装置、投受光装置及び測距システム
6日前
株式会社リコー
情報処理システム、出力方法、プログラム
5日前
株式会社リコー
画像形成装置及び転写残トナーの回収方法
3日前
株式会社リコー
表示装置、操作制限方法、及びプログラム
2日前
株式会社リコー
情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
6日前
株式会社リコー
情報システム、データ表示方法、プログラム
2日前
株式会社リコー
画像形成装置、制御方法、及び、プログラム
2日前
株式会社リコー
給排気装置、給排気システム及び給排気方法
5日前
株式会社リコー
インク、インク収容容器、印刷装置及び印刷方法
3日前
株式会社リコー
設備機器の制御システム及び設備機器の制御方法
5日前
株式会社リコー
情報処理システム、情報処理装置およびプログラム
4日前
株式会社リコー
圧電アクチュエータ、液体吐出ヘッド及び液体吐出装置
2日前
株式会社リコー
現像装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置
2日前
株式会社リコー
立体造形物の製造方法及び製造装置、並びに造形システム
5日前
株式会社リコー
情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、プログラム
9日前
株式会社リコー
情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法及びプログラム
3日前
株式会社リコー
画像形成装置、電源装置、変換情報の算出方法、及びプログラム
6日前
株式会社リコー
ソフトフォーカスフィルタ、光学系、撮像装置及び情報処理装置
9日前
株式会社リコー
情報処理装置、画面作成方法、プログラム、及び情報処理システム
2日前
株式会社リコー
情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法およびプログラム
4日前
株式会社リコー
情報処理装置、画面作成方法、プログラム、及び情報処理システム
2日前
続きを見る
他の特許を見る