TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025116695
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-08
出願番号2024011260
出願日2024-01-29
発明の名称情報システム、データ表示方法、プログラム
出願人株式会社リコー
代理人個人,個人
主分類G06Q 50/10 20120101AFI20250801BHJP(計算;計数)
要約【課題】話者を適切に評価できる技術を提供すること。
【解決手段】本発明は、全方位を撮像する撮像部と、前記撮像部によって話者と複数の聴者が撮像された画像データを解析する解析手段と、前記解析手段が解析した解析データを可視化した出力データを表示する表示制御部と、を有することを特徴とする情報システムを提供する。
【選択図】図14
特許請求の範囲【請求項1】
全方位を撮像する撮像部と、
前記撮像部によって話者と複数の聴者が撮像された画像データを解析する解析手段と、
前記解析手段が解析した解析データを可視化した出力データを表示する表示制御部と、
を有することを特徴とする情報システム。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
前記解析手段は、前記画像データに写っている複数の聴者の視線の向きを推定することを特徴とする請求項1に記載の情報システム。
【請求項3】
前記解析手段は、前記画像データに写っている複数の人から前記話者と前記聴者を判別し、
周囲の音声データを取得する音声データ取得部を有し、
前記解析手段は、前記画像データ及び前記音声データを解析することで、前記話者の動き、表情、又は発言内容の少なくとも一つを解析することを特徴とする請求項1又は2に記載の情報システム。
【請求項4】
前記解析手段は、前記聴者の態度又は表情の少なくとも一つを解析することを特徴とする請求項3に記載の情報システム。
【請求項5】
前記撮像部は前記画像データを繰り返し撮像し、
前記表示制御部は、時間の経過を表す時系列に沿って、前記聴者の態度に関する情報と共にアイコンを配置し、前記アイコンに対応付けて、前記話者の動作に関する情報を表示することを特徴とする請求項4に記載の情報システム。
【請求項6】
前記アイコンの押下を受け付ける操作受付部を有し、
前記操作受付部が前記アイコンの押下を受け付けた場合、
前記表示制御部は、前記画像データが時系列に録画されている録画データを、押下された前記アイコンが対応付けられている時刻から再生することを特徴とした請求項5に記載の情報システム。
【請求項7】
前記解析手段の解析により得られる前記聴者の態度の種類の選択を受け付ける操作受付部を有し、
前記表示制御部は、選択を受け付けた前記聴者の態度の種類が解析された時間に、前記話者が行っていた前記話者の動作を特定し、
前記話者の動作の割合を動作ごとに表示することを特徴とした請求項4に記載の情報システム。
【請求項8】
前記撮像部は1つの授業において前記画像データを繰り返し撮像し、
前記解析手段は、前記撮像部が撮像した画像データから板書又はディスプレイの表示内容を解析してテキストデータを取得し、
更に、前記解析手段は、音声データ取得部が取得した音声データを音声認識して前記話者によるテキストデータを取得し、
複数の授業に関する前記テキストデータを比較する解析データ比較部を有し、
前記表示制御部は、前記操作受付部が選択を受け付けた授業から取得された前記テキストデータと類似する前記テキストデータが取得された授業のリストを表示することを特徴とする請求項6に記載の情報システム。
【請求項9】
前記アイコンの押下を受け付ける操作受付部を有し、
前記操作受付部が前記アイコンの押下を受け付けた場合、
前記解析データ比較部は、前記アイコンが対応付けられている時間帯において取得された前記テキストデータと類似する前記テキストデータが取得される一部の時間帯を有する授業を特定し、
前記表示制御部は、特定した前記授業のリストを表示することを特徴とする請求項8に記載の情報システム。
【請求項10】
前記表示制御部は、前記授業のリストと共に、類似する前記テキストデータが取得された前記一部の時間帯における前記聴者の態度の種類を表示することを特徴とする請求項9に記載の情報システム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、情報システム、データ表示方法、及びプログラムに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
少数の話者が多数の聴者に向かって情報を伝達することが行われる場合がある。例えば学校などの授業では、話者である教員が、聴者である複数の生徒に対し講義する。このような話者から聴者への伝達にはある程度のスキルが必要であるが、教員間において授業の進め方にスキル格差が存在する。スキルとは、生徒の関心又は意欲を引き出したり、理解度を向上させたりする能力である。教員のスキルが高いほど生徒の学力向上が期待されるので、教員のスキルを高めると共に格差の是正が望まれている。
【0003】
教育者及び被教育者を含む教育現場参加者による評価をソフトウェアで行う技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1には、教員及び生徒の表情、動作、発言をビッグデータとして利用し解析する構成が開示されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来の技術は、話者を適切に評価することが困難であるという問題がある。例えば、従来の技術は教育現場参加者の音声データを利用して教育現場参加者を評価するものであり、生徒の授業への関心などを評価する上では要素が不十分と考えられる。
【0005】
本発明は、上記課題に鑑み、話者を適切に評価できる技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題に鑑み、本発明は、全方位を撮像する撮像部と、前記撮像部によって話者と複数の聴者が撮像された画像データを解析する解析手段と、前記解析手段が解析した解析データを可視化した出力データを表示する表示制御部と、を有することを特徴とする情報システムを提供する。
【発明の効果】
【0007】
本発明は、話者を適切に評価できる技術を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
授業評価システムが撮像装置を使用して教員と生徒を撮像する様子を模式的に示す図である。
授業評価システムのシステム構成図の一例である。
サーバ装置及び端末装置の一例のハードウェア構成を示す図である。
撮像装置のハードウェア構成図の一例である。
撮像装置の撮像範囲を説明する図である。
パノラマ画像と話者画像の切り出しを説明する図である。
話者同士の立ち位置を定量化する方法を示す図である。
撮像装置とサーバ装置が有する機能をブロックに分けて説明する一例の機能ブロック図である。
解析データ管理部が管理する解析データを説明する図である。
態度と視線の向きに応じた、生徒の反応の判断方法を説明するテーブルの一例を示す図である。
画像データから解析された生徒の表情の解析データを示す図の一例である。
視線方向と集中又は非集中の判断例を模式的に示す図である。
教員の動作を説明する図である。
端末装置が表示するタイムライン画面の一例を示す図である。
端末装置が表示する態度別教員動作割合画面を示す図の一例である。
端末装置が表示する態度別教員動作割合画面の一例を示す図である。
解析データ比較部が、教員が指定した授業と類似する類似授業を抽出する処理を説明するフローチャート図の一例である。
授業内のシーンに対して、類似度が高い他の授業のシーンを表示したタイムライン画面の一例を示す図である。
異なる教員の授業同士を生徒の態度の割合で比較した態度比較画面の一例を示す図である。
授業評価システムが授業の画像データを録画する処理を説明するフローチャート図の一例である。
サーバ装置が画像データを解析する処理を説明するフローチャート図の一例である。
端末装置からの要求に応じて、サーバ装置が出力データを端末装置に提供する処理を説明するフローチャート図の一例である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本開示の実施形態(本実施形態)について授業評価システムと授業評価システムが行うデータ表示方法について図面を参照しながら説明する。
【0010】
<授業評価システムの概略>
図1は、授業評価システム100が撮像装置1を使用して教員2と生徒3を撮像する様子を模式的に示す。図1の撮像装置1は後述するように全方位カメラである。撮像装置1が撮像した画像データと音声データは後述するようにサーバ装置に送信され、授業内容が録画(録画には音声も含まれる)される。画像データには、教員の動作と生徒の態度が同時に録画されている。すなわち、生徒サイド、教員サイドそれぞれの画像データが授業の時系列データとして記録される。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

株式会社リコー
画像形成装置
1日前
株式会社リコー
画像形成装置
8日前
株式会社リコー
画像形成装置
5日前
株式会社リコー
画像形成装置
1か月前
株式会社リコー
生体情報測定装置
1日前
株式会社リコー
印刷装置及び印刷方法
5日前
株式会社リコー
炭素繊維含有樹脂組成物
5日前
株式会社リコー
電源装置及び画像形成装置
10日前
株式会社リコー
定着装置及び画像形成装置
3日前
株式会社リコー
検査装置および液体吐出装置
9日前
株式会社リコー
媒体供給装置及び画像形成装置
3日前
株式会社リコー
画像読取装置及び画像形成装置
1か月前
株式会社リコー
押圧ローラ、及び、画像形成装置
9日前
株式会社リコー
シート搬送装置及び画像形成装置
1か月前
株式会社リコー
画像処理装置、および画像処理方法
1か月前
株式会社リコー
液付与システム及び排気量制御方法
9日前
株式会社リコー
加熱装置、定着装置、画像形成装置
11日前
株式会社リコー
加熱装置、定着装置、画像形成装置
2日前
株式会社リコー
加熱装置、定着装置及び画像形成装置
1か月前
株式会社リコー
画像読取装置、プログラム、案内方法
18日前
株式会社リコー
シート処理装置及び画像形成システム
8日前
株式会社リコー
加熱装置、定着装置及び画像形成装置
3日前
株式会社リコー
シート給送装置、及び、画像形成装置
4日前
株式会社リコー
廃トナー回収装置、及び、画像形成装置
9日前
株式会社リコー
機器、プログラム更新方法、プログラム
9日前
株式会社リコー
投光装置、投受光装置及び測距システム
5日前
株式会社リコー
液体吐出ヘッド及び液体を吐出する装置
5日前
株式会社リコー
液体吐出ヘッド及び液体を吐出する装置
5日前
株式会社リコー
画像形成方法、及び電子部品の製造方法
4日前
株式会社リコー
画像形成装置及び転写残トナーの回収方法
2日前
株式会社リコー
表示装置、操作制限方法、及びプログラム
1日前
株式会社リコー
情報処理システム、出力方法、プログラム
4日前
株式会社リコー
画像形成装置、制御方法、及び、プログラム
1日前
株式会社リコー
情報システム、データ表示方法、プログラム
1日前
株式会社リコー
給排気装置、給排気システム及び給排気方法
4日前
株式会社リコー
情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
5日前
続きを見る