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公開番号2025117755
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-13
出願番号2024012648
出願日2024-01-31
発明の名称ストレッチャ
出願人株式会社トヨタカスタマイジング&ディベロップメント
代理人個人,個人,個人
主分類A61G 1/013 20060101AFI20250805BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】本発明は、ストレッチャ本体を容易に昇降させることのできるストレッチャを提供することを目的とする。
【解決手段】
ストレッチャ本体10を昇降させる第1脚部リンク20及び第2脚部リンク30を備えたストレッチャ100において、前記第1脚部リンク20に取り付けられて、前記第1脚部リンク20を引っ張ることにより前記第1脚部リンク20の高さを調節する第1紐状部材41と、前記第2脚部リンク30に取り付けられて、前記第2脚部リンク30を引っ張ることにより前記第2脚部リンク30の高さを調節する第2紐状部材42と、前記第1紐状部材41及び前記第2紐状部材42を巻き取るプーリ43と、前記プーリ43を回転させる減速機44と、前記減速機44を駆動するモータ45と、前記モータ45に電力を供給するバッテリ46と、前記モータ45の駆動を制御する制御部47とを備えるようにした。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
ストレッチャ本体を昇降させる第1脚部リンク及び第2脚部リンクを備えたストレッチャにおいて、
前記第1脚部リンクに取り付けられて、前記第1脚部リンクを引っ張ることにより前記第1脚部リンクの高さを調節する第1紐状部材と、
前記第2脚部リンクに取り付けられて、前記第2脚部リンクを引っ張ることにより前記第2脚部リンクの高さを調節する第2紐状部材と、
前記第1紐状部材及び前記第2紐状部材を巻き取るプーリと、
前記プーリを回転させる減速機と、
前記減速機を駆動するモータと、
前記モータに電力を供給するバッテリと、
前記モータの駆動を制御する制御部とを備えたことを特徴とする、ストレッチャ。
続きを表示(約 980 文字)【請求項2】
請求項1に記載のストレッチャにおいて、前記第1紐状部材は、前記プーリから前記ストレッチャ本体の第1端部に向けて延在し、前記第2紐状部材は、前記プーリから前記ストレッチャ本体の第2端部に向けて延在することを特徴とする、ストレッチャ。
【請求項3】
請求項1に記載のストレッチャにおいて、前記第1紐状部材または前記第2紐状部材は、前記プーリから間隔を空けて設けられたガイドで折り返されながら移動することを特徴とする、ストレッチャ。
【請求項4】
請求項1に記載のストレッチャにおいて、前記プーリは、前記第1紐状部材及び前記第2紐状部材が前記第1脚部リンク及び前記第2脚部リンクを略同時に最上位置まで引っ張るように設けられたことを特徴とする、ストレッチャ。
【請求項5】
請求項1に記載のストレッチャにおいて、前記減速機、前記モータ、及び前記バッテリは、前記ストレッチャ本体の裏側に設けられたことを特徴とする、ストレッチャ。
【請求項6】
請求項1に記載のストレッチャにおいて、前記減速機、前記モータ、及び前記バッテリは、前記ストレッチャ本体と間隔を空けて設けられたことを特徴とする、ストレッチャ。
【請求項7】
請求項1に記載のストレッチャにおいて、前記第1紐状部材及び前記第2紐状部材の少なくとも一方は、ベルトであることを特徴とする、ストレッチャ。
【請求項8】
請求項1に記載のストレッチャにおいて、前記バッテリは、前記ストレッチャ本体に直接的に取り付けられた一対のキャスタの間に設けられたことを特徴とする、ストレッチャ。
【請求項9】
請求項1に記載のストレッチャにおいて、前記制御部は、前記第1脚部リンク及び前記第2脚部リンクの少なくとも一方の高さを調節する前に、前記第1脚部リンク及び前記第2脚部リンクのロックを解除することを特徴とする、ストレッチャ。
【請求項10】
請求項1に記載のストレッチャにおいて、前記第1脚部リンク及び前記第2脚部リンクの少なくとも一方が最上位置まで移動したときに、前記モータの駆動を停止させることを特徴とする、ストレッチャ。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ストレッチャ本体を昇降させる第1脚部リンク及び第2脚部リンクを備えたストレッチャに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
ストレッチャ本体を昇降させる第1脚部リンク及び第2脚部リンクを備えたストレッチャが知られている(例えば、特許文献1参照)。この種のストレッチャは、主に救急用であり、救急車に搭載されて救急患者を搬送する用途に用いられている。この救急用のストレッチャは、第1脚部リンク及び第2脚部リンクを折り畳んでストレッチャの高さを最下位置にし、第1脚部リンク及び第2脚部リンクをストレッチャ本体から開いてストレッチャの高さを最上位置にして使用される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2010-284366
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記従来の技術によるストレッチャでは、ストレッチャ本体の昇降作業を作業者の背筋力による人力で行っており、特に大柄な傷病者をストレッチャに載せた場合や、何度も搬送作業を行う場合等に作業者の腰に大きな負担となっていた。
【0005】
また、救急隊員の高齢化や女性の救急隊員の増加等により、ストレッチャ本体を容易に昇降させることのできるストレッチャのニーズが増加していた。
【0006】
本発明は、上記従来の技術による課題を解消し、ストレッチャ本体を容易に昇降させることのできるストレッチャを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、ストレッチャ本体を昇降させる第1脚部リンク及び第2脚部リンクを備えたストレッチャにおいて、前記第1脚部リンクに取り付けられて、前記第1脚部リンクを引っ張ることにより前記第1脚部リンクの高さを調節する第1紐状部材と、前記第2脚部リンクに取り付けられて、前記第2脚部リンクを引っ張ることにより前記第2脚部リンクの高さを調節する第2紐状部材と、前記第1紐状部材及び前記第2紐状部材を巻き取るプーリと、前記プーリを回転させる減速機と、前記減速機を駆動するモータと、前記モータに電力を供給するバッテリと、前記モータの駆動を制御する制御部とを備えたことを特徴とする。
【0008】
この場合において、前記第1紐状部材は、前記プーリから前記ストレッチャ本体の第1端部に向けて延在し、前記第2紐状部材は、前記プーリから前記ストレッチャ本体の第2端部に向けて延在していてもよい。前記第1紐状部材または前記第2紐状部材は、前記プーリから間隔を空けて設けられたガイドで折り返されながら移動してもよい。前記プーリは、前記第1紐状部材及び前記第2紐状部材が前記第1脚部リンク及び前記第2脚部リンクを略同時に最上位置まで引っ張るように設けられていてもよい。前記減速機、前記モータ、及び前記バッテリは、前記ストレッチャ本体の裏側に設けられていてもよい。前記減速機、前記モータ、及び前記バッテリは、前記ストレッチャ本体と間隔を空けて設けられていてもよい。前記第1紐状部材及び前記第2紐状部材の少なくとも一方は、ベルトであってもよい。前記バッテリは、前記ストレッチャ本体に直接的に取り付けられた一対のキャスタの間に設けられていてもよい。前記制御部は、前記第1脚部リンク及び前記第2脚部リンクの少なくとも一方の高さを調節する前に、前記第1脚部リンク及び前記第2脚部リンクのロックを解除してもよい。前記第1脚部リンク及び前記第2脚部リンクの少なくとも一方が最上位置まで移動したときに、前記モータの駆動を停止させてもよい。前記第1脚部リンク及び前記第2脚部リンクの少なくとも一方が最下位置まで移動したときに、前記モータの駆動を停止させてもよい。
【発明の効果】
【0009】
本発明では、ストレッチャ本体を容易に昇降させることのできるストレッチャを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本実施形態に係るストレッチャが最上位置にある状態の斜視図を示す。
ストレッチャが最下位置にある状態の斜視図を示す。
ストレッチャのブロック図を示す。
ストレッチャから昇降装置を取り外した様子の分解斜視図を示す。
減速機ユニットの斜視図を示す。
リンクスライド近傍の模式図を示す。
バッテリ近傍におけるストレッチャの断面図を示す。
ストレッチャの昇降制御のフローチャートを示す。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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