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公開番号2025117959
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-13
出願番号2024012980
出願日2024-01-31
発明の名称情報処理装置及び情報処理方法
出願人株式会社JVCケンウッド
代理人個人,個人,個人
主分類H04N 23/695 20230101AFI20250805BHJP(電気通信技術)
要約【課題】音声検出装置と撮像装置の配置が変化した場合であっても、撮像装置の撮影方向を音源の方向に制御する。
【解決手段】音声検出装置10が検出した、音声検出装置10の位置を基準とした音声検出装置10と同空間に存在する撮像装置20の方向と、音声検出装置10が検出した、音声検出装置10の位置を基準とした音声検出装置10と同空間に存在する人物30の方向とに基づいて、撮像装置20の位置を基準とした人物30の座標を算出する第1の算出部242と、撮像装置20の位置を基準とした人物30の座標に基づいて、撮像装置20の水平方向の回転角度及び垂直方向の回転角度を算出する第2の算出部243と、を備える情報処理装置24。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
音声検出装置が検出した、前記音声検出装置の位置を基準とした前記音声検出装置と同空間に存在する撮像装置の方向と、前記音声検出装置が検出した、前記音声検出装置の位置を基準とした前記音声検出装置と同空間に存在する人物の方向とに基づいて、前記撮像装置の位置を基準とした前記人物の座標を算出する第1の算出部と、
前記撮像装置の位置を基準とした前記人物の座標に基づいて、前記撮像装置の水平方向の回転角度及び垂直方向の回転角度を算出する第2の算出部と、
を備える情報処理装置。
続きを表示(約 850 文字)【請求項2】
前記撮像装置は、パン駆動部及びチルト駆動部を備え、
前記第2の算出部が算出した前記撮像装置の水平方向の回転角度に基づいて、前記撮像装置の前記パン駆動部を制御し、前記撮像装置の垂直方向の回転角度に基づいて、前記チルト駆動部を制御する方向制御部をさらに備える
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記第1の算出部は、
前記音声検出装置が検出した音声信号の振幅又は、前記音声検出装置に搭載された距離センサのセンサ信号に基づいて、前記音声検出装置の位置を基準とした前記撮像装置及び前記人物までの距離を算出し、
前記音声検出装置の位置を基準とした前記撮像装置及び前記人物までの距離と、前記音声検出装置の位置を基準とした前記撮像装置の方向と、前記音声検出装置の位置を基準とした前記人物の方向とに基づいて、前記撮像装置の位置を基準とした前記人物の座標を算出する
請求項1または2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記第2の算出部は、
前記第1の算出部が算出した前記撮像装置の位置を基準とした前記人物の座標と、前記音声検出装置に対する前記撮像装置の配置とに基づいて、前記撮像装置の水平方向の回転角度及び垂直方向の回転角度を算出する
請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項5】
情報処理装置による情報処理方法であって、
音声検出装置が検出した、前記音声検出装置の位置を基準とした前記音声検出装置と同空間に存在する撮像装置の方向と、前記音声検出装置が検出した、前記音声検出装置の位置を基準とした前記音声検出装置と同空間に存在する人物の方向とに基づいて、前記撮像装置の位置を基準とした前記人物の座標を算出し、
算出した前記撮像装置の位置を基準とした前記人物の座標に基づいて、前記撮像装置の水平方向の回転角度及び垂直方向の回転角度を算出する
情報処理方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置及び情報処理方法に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、水平面内で異なる方向に向けて配置した複数のマイクロホンにより検出される音データの解析により、音源の方向を特定し、ビデオカメラの撮像方向を、特定した方向に自動的に制御する画像監視装置が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2002-344957号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載されている画像監視装置では、複数のマイクロホンは、ビデオカメラが監視対象とする領域の左右方向の中心方向と同じ方向を中心として、水平面内の左右に略等角度で均等に配置されている。すなわち、特許文献1に記載されている画像監視装置において、ビデオカメラの撮影方向を音源の方向に制御するためには、マイクロホンとビデオカメラの配置が予め設定された配置となっている必要がある。このため、マイクロホンとビデオカメラの配置が変化した場合には、ビデオカメラの撮影方向を音源の方向に制御することができなくなる。
【0005】
本発明は、音声検出装置と撮像装置の配置が変化した場合であっても、撮像装置の撮影方向を音源の方向に制御することができる情報処理装置及び情報処理方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、音声検出装置が検出した、前記音声検出装置の位置を基準とした前記音声検出装置と同空間に存在する撮像装置の方向と、前記音声検出装置が検出した、前記音声検出装置の位置を基準とした前記音声検出装置と同空間に存在する人物の方向とに基づいて、前記撮像装置の位置を基準とした前記人物の座標を算出する第1の算出部と、前記撮像装置の位置を基準とした前記人物の座標に基づいて、前記撮像装置の水平方向の回転角度及び垂直方向の回転角度を算出する第2の算出部と、を備える情報処理装置を提供する。
【0007】
本発明は、音声検出装置が検出した、前記音声検出装置の位置を基準とした前記音声検出装置と同空間に存在する撮像装置の方向と、前記音声検出装置が検出した、前記音声検出装置の位置を基準とした前記音声検出装置と同空間に存在する人物の方向とに基づいて、前記撮像装置の位置を基準とした前記人物の座標を算出し、算出した前記撮像装置の位置を基準とした前記人物の座標に基づいて、前記撮像装置の水平方向の回転角度及び垂直方向の回転角度を算出する情報処理方法を提供する。
【発明の効果】
【0008】
本発明に係る情報処理装置及び情報処理方法によれば、音声検出装置と撮像装置の配置が変化した場合であっても、撮像装置の撮影方向を音源の方向に制御することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、一実施形態に係る情報処理装置を備えるカメラ制御システムの構成例を示すブロック図である。
図2は、音声検出装置を基準とした3次元極座標θ及びφを示す図である。
図3は、音声検出装置を基準とした3次元極座標φを示す図である。
図4は、音声検出装置を基準としたx軸、y軸及びz軸の軸方向を示す図である。
図5は、撮像装置を基準としたx軸、y軸及びz軸の軸方向を示す図である。
図6は、音声検出装置の動作の一例を示すフローチャートである。
図7は、音声検出装置の位置を基準とした撮像装置20の方向を示す3次元極座標を示す図である。
図8は、音声検出装置の位置を基準とした人物の方向を示す3次元極座標を示す図である。
図9は、第1実施形態に係る情報処理装置の動作の一例を示すフローチャートである。
図10は、音声検出装置の位置を基準とした撮像装置の位置を示す3次元直交座標を示す図である。
図11は、音声検出装置の位置を基準とした人物の位置を示す3次元直交座標を示す図である。
図12は、撮像装置のパン角度を示す図である。
図13は、撮像装置のチルト角度を示す図である。
図14は、第2実施形態に係る情報処理装置の動作の一例を示すフローチャートである。
図15は、音声検出装置と撮像装置の垂直方向の配置を入力するためのGUIの例を示す図である。
図16は、音声検出装置と撮像装置の水平方向の配置を入力するためのGUIの例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、一実施形態の情報処理装置について、添付図面を参照して説明する。図面の記載において同一部分には同一符号を付して説明を省略する。
(【0011】以降は省略されています)

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