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公開番号2025118048
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-13
出願番号2024013124
出願日2024-01-31
発明の名称ハイブリッドジョイントルアー
出願人有限会社マドネスジャパン
代理人個人
主分類A01K 85/00 20060101AFI20250805BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】 ハード系ルアーの長所とソフト系ルアーの長所を併有し、且つ両方の短所を解消し得るようにする。
【解決手段】 硬質材料からなり、所定の浮力を有するルアー本体2がジョイント6を介して複数に分割され、前記ルアー本体2を構成する各ルアー本体構成部材2A~2Dの外側に軟質材料からなる略中空状のジャケット体3A~3Dが設けられており、ハード系ルアーとしての特性とソフト系ルアーとしての特性の両方を併せ持っている。
【選択図】 図3
特許請求の範囲【請求項1】
硬質材料からなり、所定の浮力を有するルアー本体がジョイントを介して複数に分割され、前記ルアー本体を構成する各ルアー本体構成部材の外側に軟質材料からなる略中空状のジャケット体が設けられている、ハイブリッドジョイントルアー。
続きを表示(約 470 文字)【請求項2】
ジャケット体がルアー本体構成部材に嵌め被せられている、請求項1記載のハイブリッドジョイントルアー。
【請求項3】
ジャケット体が、ルアー本体構成部材の側周面を囲む略筒状の周壁部と、該周壁部の頭部側開口を塞ぐ閉塞部を有する、請求項2記載のハイブリッドジョイントルアー。
【請求項4】
各ルアー本体構成部材が中空状である、請求項1~請求項3のうちのいずれか一項記載のハイブリッドジョイントルアー。
【請求項5】
ルアー本体構成部材が発泡材料で構成された、請求項1~請求項3のうちのいずれか一項記載のハイブリッドジョイントルアー。
【請求項6】
ルアー本体構成部材内に錘部材が配置されている、請求項1~請求項3のうちのいずれか一項記載のハイブリッドジョイントルアー。
【請求項7】
各ルアー本体構成部材が硬質の合成樹脂で構成され、ジャケット体が軟質の合成樹脂で構成されている、請求項1~請求項3のうちのいずれか一項記載のハイブリッドジョイントルアー。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ルアー本体が接続用ジョイントを介して複数に分割されたジョイントルアーに関し、より詳細には、分割された硬質材料からなるルアー本体と、各ルアー本体構成部材の外側に設けられた軟質材料からなるジャケット体とで構成されたハイブリッドジョイントルアーに関する。なお、本発明において、「ハイブリッド」という用語は、当該ジョイントルアーが硬質材料と軟質材料が融合した構造であることを意味する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
釣り用ルアーとしては、硬質合成樹脂等で構成された一般にプラグと呼ばれるハード系ルアーと、軟質合成樹脂等で構成されたソフト系ルアーがある。
【0003】
更に、前記ハード系ルアーは、全体形状が中空状であって、水面に浮くトップ系ルアーと、内部に錘を入れて沈んでいくシンキング系ルアーに大別される。また、ルアー本体の頭部に舌状のリップと呼ばれる潜行用部材を取り付けて、リールによるリトリーブ時に水面から徐々に潜行させるようにしたルアーも知られている。
【0004】
また、前述したハード系ルアーでは、そのルアー本体がジョイントを介して複数に分割された所謂、ジョイントルアーが知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開平10―66478号公報
特開2021-185841号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
前述した種々のルアーのうち、ハード系ルアーは、一般に、ジャーキングやトゥイッチング等のロッドアクションに敏感に対応したシャープな動きが得られ、その挙動変化により、魚の所謂、リアクションバイトを誘発し易いという特性がある一方、ハード系ルアーは、硬質合成樹脂等の硬い素材で構成されているため、魚がルアーに喰いついた際に生餌であるベイトのような柔らかい感触がないことから、喰いついた魚がルアーを即座に離してしまう傾向が強く、そのため、ルアーに取り付けられたフックを魚に引っ掛けるためのフッキング可能なタイミングが短いという不都合がある。また、ハード系ルアーの場合、通常、硬質合成樹脂等のルアー本体の表面に生餌となる魚の魚体に似せた塗装やプリントが施されているが、当該ルアーに魚が喰いついた際に、ルアー表面が魚の歯によって傷つくため、その後の釣果が低下する傾向がある。
【0007】
一方、軟質合成樹脂等の柔らかい素材で構成されたソフト系ルアーは、ハード系ルアーに比べてロッドアクションに対応したシャープな動きが得難いために、所謂リアクションバイトを誘発し難い一方、ソフト系ルアーは、魚がルアーに喰いついた際には、ルアー自体が柔らかく、魚の噛み込みが大きいため、ルアーに取り付けられたフックを魚に引っ掛けるためのフッキング可能なタイミングがハード系ルアーよりも長いという特性がある。また、軟質合成樹脂等で構成されたソフト系ルアーの場合、魚の噛み込みによって、ルアーの一部が欠損したり、ルアー形状が破壊され易いという不都合があった。
【0008】
以上要するに、ハード系ルアーとソフト系ルアーにはそれぞれの長所と短所が混在している。
【0009】
また、リーダー又はラインが接続されるラインアイおよびフックが接続されるフックアイが一体に設けられた金属製の連続する芯金部と、前記芯金部がインサート成形により一体とされた硬質樹脂材製の骨格部と、前記骨格部の周囲に一体に設けられた発泡素材製の被覆部とから成る釣り用ルアーも知られているが、かかるルアーは基本的には、前記ハード系ルアーに該当するものであるため、前述したハード系ルアーとしての長所と短所の両方を有する従来技術に属するルアーであった。
【0010】
更に、前記ジョイントルアーとして、ルアーが、中空形状に形成された前ボディと、ジョイント(連結環)を介して前記前ボディと連結された後ボディを有し、前ボディの下部に設けられた前方流入口及び後方流入口と、前ボディの上部に設けられた上部排出口と、前ボディの後端部に設けられた後部排出口とを備え、ルアーの着水時に前方流入口及び後方流入口から前ボディ内に水が流入し、前記上部排出口及び前記後部排出口から前ボディの空気が排出するよう構成されたジョイントルアーも知られているが、該ルアーも全体としては、前記ハード系ルアーに属するものであったため、前述したハード系ルアーとしての長所と短所の両方を有する従来技術に属するルアーであった。
(【0011】以降は省略されています)

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