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公開番号
2025118475
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-13
出願番号
2024082861
出願日
2024-05-21
発明の名称
シート処理装置及び画像形成システム
出願人
株式会社リコー
代理人
個人
主分類
B65H
31/34 20060101AFI20250805BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】突当方向の整合性に優れた新規の構造のシート搬送装置を提供する
【解決手段】シートを載置する載置部(17)と、前記載置部でシート端部を突き当てて整合する突当部材(18)と、前記突当部材へ突き当てる突当方向に対する直交方向でシートを整合する一対の直交方向整合部材(22a、22b)と、前記一対の直交方向整合部材の少なくとも一方を、シートに対する離間位置と接触位置との間で前記直交方向に移動させる直交方向移動手段(23)とを有するシート処理装置において、前記一対の直交方向整合部材の少なくとも一方は、シートに対向する面のうち、前記突当部材に突き当たっているシートにおける前記突当方向で上流側の箇所に対向する面部に、シート側に突出した凸形状部(30)を備える。
【選択図】図12
特許請求の範囲
【請求項1】
シートを載置する載置部と、
前記載置部でシート端部を突き当てて整合する突当部材と、
前記突当部材へ突き当てる突当方向に対する直交方向でシートを整合する一対の直交方向整合部材と、
前記一対の直交方向整合部材の少なくとも一方を、シートに対する離間位置と接触位置との間で前記直交方向に移動させる直交方向移動手段とを有するシート処理装置において、
前記一対の直交方向整合部材の少なくとも一方は、シートに対向する面のうち、前記突当部材に突き当たっているシートにおける前記突当方向で上流側となる箇所の対向する面部に、シート側に突出した凸形状部を備えることを特徴とするシート処理装置。
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
請求項1に記載のシート処理装置において、
前記凸形状部の突出量は、直交方向整合部材がガタなどによって前記突当方向から傾斜することで前記面部が前記直交方向でシートから離れる向きに変位する量よりも大きいことを特徴とするシート処理装置。
【請求項3】
請求項1に記載のシート処理装置において、
前記凸形状部は先端部よりも前記突当部材側に突出量が小さくなる傾斜面を有することを特徴とするシート処理装置。
【請求項4】
請求項1に記載のシート処理装置において、
前記凸形状部を前記突当方向で互いに異なる複数箇所に備えることを特徴とするシート処理装置。
【請求項5】
請求項1に記載のシート処理装置において、
前記凸形状部は前記直交方向に変形可能な弾性部材で形成されることを特徴とするシート処理装置。
【請求項6】
請求項5に記載のシート処理装置において、
前記突当方向で互いに異なる複数箇所に前記直交方向に変形可能な弾性部材で形成した前記凸形状部を備え、前記複数箇所の前記弾性部材は互いに弾性力が異なることを特徴とするシート処理装置。
【請求項7】
請求項1に記載のシート処理装置において、
前記一対の直交方向整合部材は、前記載置部の前記突当方向で上流側端部となる箇所よりも前記突当方向で上流側に延設された延設部を有し、
前記延設部に前記凸形状部を備えることを特徴とするシート処理装置。
【請求項8】
シートを載置する載置部と、
前記載置部でシート端部を突き当てて整合する突当部材と、
前記突当部材へ突き当てる突当方向に対する直交方向でシートを整合する一対の直交方向整合部材と、
前記一対の直交方向整合部材の少なくとも一方を、シートに対する離間位置と接触位置との間で前記直交方向に移動させる直交方向移動手段とを有するシート処理装置において、
前記一対の直交方向整合部材の少なくとも一方は、前記突当部材に突き当たっているシートの上面の垂線方向に平行な回動支点での回動が可能であることを特徴とするシート処理装置。
【請求項9】
請求項8に記載のシート処理装置において、
前記回動が可能な前記直交方向整合部材は、前記突当部材に突き当たっているシートに対し、前記突当方向で上流側の箇所から先に当接する第一の姿勢から、前記直交方向移動手段による移動により前記シートの対向辺と平行な第二姿勢になるように回動するであることを特徴とするシート処理装置。
【請求項10】
シートを載置する載置部と、
前記載置部でシート端部を突き当てて整合する突当部材と、
前記突当部材へ突き当てる突当方向に対する直交方向でシートを整合する一対の直交方向整合部材と、
前記一対の直交方向整合部材の少なくとも一方を、シートに対する離間位置と接触位置との間で前記直交方向に移動させる直交方向移動手段とを有するシート処理装置において、
前記一対の直交方向整合部材は、前記突当部材に突き当たっているシートに対し、前記突当方向で上流側の箇所から先に当接する第一の姿勢から、前記直交方向移動手段による移動により前記シートの対向辺と平行な第二姿勢になるように姿勢変化することを特徴とするシート処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、シート処理装置及び画像形成システムに関するものである。
続きを表示(約 2,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、シートを載置する載置部と、載置部でシート端部を突き当てて整合する突当部材と、突当部材へ突き当てる突当方向に対する直交方向でシートを整合する一対の直交方向整合部材と、一対の直交方向整合部材の少なくとも一方を、シートに対する離間位置と接触位置との間で直交方向に移動させる直交方向移動手段とを有するシート処理装置が知られている。
【0003】
例えば、特許文献1には、係るシート処理装置であって、整合部材の整合面が、導入時搬送方向Y(突当方向)における上流側の間隔よりも下流側の間隔が大となるように、導入時搬送方向Yに対して所定の角度に傾斜して配置されたシート処理装置が記載されている。このシート処理装置は、移動手段による移動時に整合面が前記所定の角度を維持して移動し、シートに対して導入時搬送方向Yの力FYと導入時搬送方向Yに直交する幅方向Xの力FXとが作用するように構成している。これにより、用紙先端がストッパに突き当たり整合されるにあたり、搬送方向の整合性に優れるとされている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、突当方向の整合性に優れた新規の構造のシート搬送装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上述した課題を解決するために、本発明は、シートを載置する載置部と、前記載置部でシート端部を突き当てて整合する突当部材と、前記突当部材へ突き当てる突当方向に対する直交方向でシートを整合する一対の直交方向整合部材と、前記一対の直交方向整合部材の少なくとも一方を、シートに対する離間位置と接触位置との間で前記直交方向に移動させる直交方向移動手段とを有するシート処理装置において、前記一対の直交方向整合部材の少なくとも一方は、シートに対向する面のうち、前記突当部材に突き当たっているシートにおける前記突当方向で上流側となる箇所の対向する面部に、シート側に突出した凸形状部を備えることを特徴とするものである。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、突当方向の整合性に優れた新規の構造のシート搬送装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
画像形成システムの構成例の説明図。
画像形成システムの機能ブロック図。
画像形成システムの機能ブロック図。
画像形成システムの電装部のハードウェア構成図。
インナーフィニッシャーの搬送経路の説明図。
インナーフィニッシャーの動作の説明図。
インナーフィニッシャーの動作の説明図。
インナーフィニッシャーの動作の説明図。
インナーフィニッシャーの動作の説明図。
インナーフィニッシャーの動作の説明図。
インナーフィニッシャーの動きの説明図。
ジョガーフェンスを用いた幅方向の整合のための機構の説明図。
本実施形態で解決しようとする課題の説明図
本実施形態で解決しようとする課題の説明図。
本実施形態のジョガーフェンスでの整合動作の説明図。
ジョガーフェンス幅方向ズレ量b[mm]の説明図。
凸形状部の高さαの設定の説明図。
凸形状部の高さαの設定の説明図。
すくい形状部傾斜角eの設定の説明図。
凸形状部の代わりに板バネ部品を設けた構成の説明図。
図20に示すジョガーフェンスの整合動作の説明図。
凸形状部の高さαの設定の説明図。
ジョガーフェンスを回動可能にした構成例の説明図。
図23の構成例による整合動作の説明図。
ジョガーフェンスを揺動可能にした構成例。
過送りによる不具合の説明図。
ジョガーフェンスを排紙ローラよりも用紙搬送方向上流側に突出させた構成例。
【発明を実施するための形態】
【0008】
本発明を、画像形成装置と後処理装置とからなる画像形成システムに適用した実施形態について説明する。まず、画像形成装置システムが概略について説明する。図1は、後処理装置であるインナーフィニッシャー100と画像形成装置300とからなる画像形成システム1の構成例の説明図である。インナーフィニッシャー100は設置面積の増大をさけるため画像形成装置の胴内に配置されている後処理装置である。画像形成装置300の外に配置される後処理装置との連結態様にも適用できる。図1(a)は画像形成装置300と、インナーフィニッシャー100を連結した画像形成システム1に関する構成例で、画像形成装置300から画像が形成された用紙(シート)を、インナーフィニッシャー100で受け取り、綴じなどの後処理を行なう。
【0009】
図1(b)は画像形成装置300と、インナーフィニッシャーオプション装置200とインナーフィニッシャー100を連結した画像形成システム1に関する構成例である。画像形成装置300から画像が形成された用紙を、インナーフィニッシャーオプション装置200でパンチ処理等を行い、インナーフィニッシャー100で受け取り、綴じなどの後処理を行なう。インナーフィニッシャーオプション装置200は、ユーザが搭載/非搭載を選択して購入することができるオプション装置である。
【0010】
このパンチ処理等を行うインナーフィニッシャーオプション装置200に代えて、又は加えて、折り処理などを行うインナーフィニッシャーオプション装置400を連結することもできる。インナーフィニッシャーオプション装置200およびインナーフィニッシャーオプション装置400は、オプションであるため着脱が可能で、オプション装置のI/F部分は例えば中継コネクタやドロアコネクタによりハード的に着脱が可能な構成となっている。
(【0011】以降は省略されています)
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