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公開番号
2025119279
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-14
出願番号
2024014076
出願日
2024-02-01
発明の名称
媒体処理装置、画像形成装置及び画像形成システム
出願人
株式会社リコー
代理人
弁理士法人武和国際特許事務所
主分類
B65H
9/00 20060101AFI20250806BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】複数の媒体の重ね合わせ処理において循環搬送を用いるときの、シート先端ズレの補正を可能とする媒体処理装置を提供する。
【解決手段】上流から下流に向かって媒体を搬送する搬送路に配置される搬送手段と、搬送路から分岐して当該搬送路の上流側に媒体を還流する循環搬送路に配置される循環搬送手段と、を備え、循環搬送路に配置される複数の搬送ローラ対のうち、少なくとも一つの搬送ローラ対が、当該循環搬送路における循環搬送により生ずる複数の媒体の重ね合わせズレを補正するためのズレ補正搬送ローラ対を構成する、媒体処理装置による。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
上流から下流に向かって媒体を搬送する搬送路に配置される搬送手段と、
前記搬送路から分岐して当該搬送路の上流側に前記媒体を還流する循環搬送路に配置される循環搬送手段と、
を備え、
前記循環搬送路に配置される複数の搬送ローラ対のうち、少なくとも一つの搬送ローラ対が、当該循環搬送路における循環搬送により生ずる複数の媒体の重ね合わせズレを補正するためのズレ補正搬送ローラ対を構成する、
ことを特徴とする媒体処理装置。
続きを表示(約 660 文字)
【請求項2】
前記搬送路に配置される複数の搬送ローラ対のうち、少なくとも一つの搬送ローラ対が、上流から搬送されてきた媒体を重ね合わせて、相互の先端位置を合わせるための先端合わせ搬送ローラ対を構成する、
請求項1に記載の媒体処理装置。
【請求項3】
前記先端合わせ搬送ローラ対は、前記搬送路に当該循環搬送路が還流する位置に対する下流側に配置される、
請求項2に記載の媒体処理装置。
【請求項4】
前記ズレ補正搬送ローラ対は、前記循環搬送路に配置される搬送ローラ対のうち、前記搬送路に当該循環搬送路が還流する位置に対する上流側に配置される、
請求項1に記載の媒体処理装置。
【請求項5】
前記搬送路に配置された複数の搬送ローラ対と、前記循環搬送路に配置された複数の搬送ローラ対によって、複数の前記媒体を重ね合わせる重ね合わせ動作と、重ね合わせられた複数の媒体に対する所定の折りを行なう折り動作と、を施す、
請求項1に記載の媒体処理装置。
【請求項6】
媒体に画像を形成する画像形成部と、当該媒体に対し所定の処理を行う媒体処理部と、を備える画像形成装置であって、
前記媒体処理部は、請求項1に記載の媒体処理装置であることを特徴とする画像形成装置。
【請求項7】
媒体に画像を形成する画像形成部を備える画像形成装置と、請求項1に記載の媒体処理装置と、連結して構成されることを特徴とする画像形成システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、媒体処理装置、画像形成装置及び画像形成システムに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
シート状の媒体(以下、「シート」と表記する。)を重ねたシート束を形成する整合処理や、シートを折る折り処理などの、いわゆる後処理を行う媒体処理装置が知られている。また、媒体処理装置に相当する機能とシートに画像を形成する機能とを備える画像形成装置や、媒体処理装置と画像形成装置と別の筐体において構成し、これら二つの装置を連携して動作するように構成した画像形成システムも知られている。
【0003】
また、複数のシートを重ねるときに、各シートの先端(搬送方向の先頭側)を搬送ローラのニップに突き当てることで、シートの斜行を補正する技術が知られている(特許文献1を参照)。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示されている技術を循環搬送動作を用いて重ね合わせた複数のシートに適用する場合、重ね合わされたシートが循環搬送されるとき、搬送路内の内外の経路差によって各シートの先端が再びズレることに対応が困難である、という課題がある。
【0005】
本発明は、複数の媒体の重ね合わせ処理において循環搬送を用いるときの、シート先端ズレの補正を可能とする媒体処理装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記技術的課題を解決するため、本発明の一態様は、媒体処理装置に関し、上流から下流に向かって媒体を搬送する搬送路に配置される搬送手段と、前記搬送路から分岐して当該搬送路の上流側に前記媒体を還流する循環搬送路に配置される循環搬送手段と、を備え、前記循環搬送路に配置される複数の搬送ローラ対のうち、少なくとも一つの搬送ローラ対が、当該循環搬送路における循環搬送により生ずる複数の媒体の重ね合わせズレを補正するためのズレ補正搬送ローラ対を構成する、ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、複数の媒体の重ね合わせ処理において循環搬送を用いるときの、シート先端ズレの補正を可能になる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明に係る媒体処理装置を含む画像形成装置の実施形態を示す側面図。
本発明に係る画像形成システムの実施形態の概略構成を示す図。
上記実施形態に係る制御構成の例を示すブロック図。
本発明に係る媒体処理装置の実施形態としての折り処理ユニットの内部構成図。
上記折り処理ユニットにおいて実行可能な折りの例を示す図。
上記折り処理ユニットにおける折り搬送動作の例を示す図。
上記折り処理ユニットにおける折り搬送動作の別例を示す図。
上記折り処理ユニットにおける折り搬送動作の別例を示す図。
上記折り処理ユニットにおける折り搬送動作の別例を示す図。
上記折り処理ユニットにおける折り搬送動作の一工程を示す内部構成拡大図。
上記折り処理ユニットにおける折り搬送動作の一工程を示す内部構成拡大図。
上記折り処理ユニットにおける折り搬送動作の一工程を示す内部構成拡大図。
上記折り処理ユニットにおける折り搬送動作の一工程を示す内部構成拡大図。
上記折り処理ユニットにおける折り搬送動作の一工程を示す内部構成拡大図。
上記折り処理ユニットにおける折り搬送動作の一工程を示す内部構成拡大図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[画像形成装置の実施形態]
まず、本発明に係る画像形成装置の実施形態について説明する。図1は画像形成装置1の外観図である。本実施形態に係る画像形成装置1は、画像形成部としての画像形成ユニット100と、媒体処理部として機能する折り処理ユニット200と、を備えている。折り処理ユニット200は、画像形成ユニット100と連携するユニットである。なお、図1では、胴内排出型の画像形成ユニット100を例示している。画像形成ユニット100は、画像が形成された媒体の排出先として折り処理ユニット200を選択可能にする機能を備えている。
【0010】
本発明に係る媒体処理装置の実施形態としての折り処理ユニット200は、シート状の媒体としてのシートPを複数枚重ね合わせて、シート束Qを形成する機能を有する。そして、折り処理ユニット200は、後述するように、シート束Qを形成するにあたり、シートPを循環搬送させて複数枚の重ね合わせを行ってから折る機能を備える。これら機能を実行するための折り処理ユニット200の内部構成については、後述する。
(【0011】以降は省略されています)
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