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公開番号2025111175
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-30
出願番号2024005419
出願日2024-01-17
発明の名称車両の制御装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人
主分類F02D 41/04 20060101AFI20250723BHJP(燃焼機関;熱ガスまたは燃焼生成物を利用する機関設備)
要約【課題】排気エミッションの悪化を抑制した車両の制御装置を提供する。
【解決手段】エンジン、及びエンジンが排出したアッシュ及び煤を捕集するフィルタを有した車両の制御装置であって、フィルタでのアッシュ堆積量に相関するエンジンの駆動中での前記車両の走行距離が第1閾値未満であって、且つエンジンの運転状態に基づいて算出されたフィルタでの煤堆積量が第2閾値未満であるか否かを判定する判定部と、判定部により肯定判定がなされた場合、判定部で否定判定がなされた場合よりも、煤の排出量を抑制する抑制制御をエンジンに対して実行する実行部と、を備え、第1閾値は、前記フィルタに堆積したアッシュにより煤の前記フィルタの通過を規制できないおそれがあるアッシュ堆積量に相当する走行距離に設定され、第2閾値は、フィルタに堆積した煤により煤のフィルタの通過を規制できないおそれがある煤堆積量に設定されている。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
エンジン、及び前記エンジンが排出したアッシュ及び煤を捕集するフィルタを有した車両の制御装置であって、
前記フィルタでのアッシュ堆積量に相関する前記エンジンの駆動中での前記車両の走行距離が第1閾値未満であって、且つ前記エンジンの運転状態に基づいて算出された前記フィルタでの煤堆積量が第2閾値未満であるか否かを判定する判定部と、
前記判定部により肯定判定がなされた場合、前記判定部で否定判定がなされた場合よりも、煤の排出量を抑制する抑制制御を前記エンジンに対して実行する実行部と、を備え、
前記第1閾値は、前記フィルタに堆積したアッシュにより煤の前記フィルタの通過を規制できないおそれがある前記アッシュ堆積量に相当する前記走行距離に設定され、
前記第2閾値は、前記フィルタに堆積した煤により煤の前記フィルタの通過を規制できないおそれがある前記煤堆積量に設定されている、車両の制御装置。
続きを表示(約 180 文字)【請求項2】
前記抑制制御は、前記抑制制御が実行されなかった場合よりも、前記エンジンの筒内噴射弁の噴射時期を吸気行程下死点のタイミングに接近させる制御を含む、請求項1の車両の制御装置。
【請求項3】
前記抑制制御は、前記エンジンの運転を自動で停止させて再始動させる間欠運転を停止する制御を含む、請求項1又は2の車両の制御装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両の制御装置に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
エンジン、及びエンジンが排出したアッシュ及び煤を捕集するフィルタを有した車両が知られている(例えば特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2012-177327号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
このようなフィルタは、使用時間が長くなるにつれて煤やアッシュの堆積量が徐々に増大する。しかしながらフィルタでのこれらの堆積量が少ない場合、粒子径が小さい煤がフィルタの網目を通過して排気エミッションが悪化するおそれがある。
【0005】
そこで本発明は、排気エミッションの悪化を抑制した車両の制御装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的は、エンジン、及び前記エンジンが排出したアッシュ及び煤を捕集するフィルタを有した車両の制御装置であって、前記フィルタでのアッシュ堆積量に相関する前記エンジンの駆動中での前記車両の走行距離が第1閾値未満であって、且つ前記エンジンの運転状態に基づいて算出された前記フィルタでの煤堆積量が第2閾値未満であるか否かを判定する判定部と、前記判定部により肯定判定がなされた場合、前記判定部で否定判定がなされた場合よりも、煤の排出量を抑制する抑制制御を前記エンジンに対して実行する実行部と、を備え、前記第1閾値は、前記フィルタに堆積したアッシュにより煤の前記フィルタの通過を規制できないおそれがある前記アッシュ堆積量に相当する前記走行距離に設定され、前記第2閾値は、前記フィルタに堆積した煤により煤の前記フィルタの通過を規制できないおそれがある前記煤堆積量に設定されている、車両の制御装置によって達成できる。
【0007】
前記抑制制御は、前記抑制制御が実行されなかった場合よりも、前記エンジンの筒内噴射弁の噴射時期を吸気行程下死点のタイミングに接近させる制御を含んでもよい。
【0008】
前記抑制制御は、前記エンジンの運転を自動で停止させて再始動させる間欠運転を停止する制御を含んでいてもよい。
【発明の効果】
【0009】
排気エミッションの悪化を抑制した車両の制御装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
ハイブリッド車両の概略構成図である。
エンジンの概略構成図である。
GPFでの煤捕集率とハイブリッド車両の走行距離との関係とを示したグラフである。
抑制制御を例示したフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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