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公開番号
2025121650
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-20
出願番号
2024017226
出願日
2024-02-07
発明の名称
コネクタユニット
出願人
矢崎総業株式会社
代理人
弁理士法人栄光事務所
主分類
H01R
13/52 20060101AFI20250813BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】嵌合状態におけるコネクタ間の相対的な変位を抑制可能なコネクタユニットを提供すること。
【解決手段】コネクタユニット100は、第1ハウジング10と、第1ハウジング10に設けられる第1係合部15と、第1端子20と、を有する第1コネクタ1と、第1ハウジング10に嵌め合わされる第2ハウジング30と、第1係合部15に係合される第2係合部31と、第1端子20に電気的に接続される第2端子40と、を有する第2コネクタ2と、第1ハウジング10と第2ハウジング30との間に挟まれる弾性体70と、を備える。弾性体70は、第1係合部15と第2係合部31とが係合する正規嵌合状態にあるとき、第1ハウジング10及び第2ハウジング30を互いに離れる向きに弾性的に押圧する。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
第1ハウジングと、前記第1ハウジングに設けられる第1係合部と、前記第1ハウジングに保持される第1端子と、を有する第1コネクタと、
前記第1ハウジングに嵌め合わされる第2ハウジングと、前記第1係合部に係合される第2係合部と、前記第2ハウジングに保持されて前記第1端子に電気的に接続される第2端子と、を有する第2コネクタと、
前記第1ハウジングと前記第2ハウジングとの間に挟まれるように配置される弾性体と、を備える、コネクタユニットであって、
前記弾性体は、
前記第1係合部と前記第2係合部とが係合して前記第1ハウジング及び前記第2ハウジングが互いに離れる向きに移動することが規制される正規嵌合状態にあるとき、前記第1ハウジング及び前記第2ハウジングを前記向きに弾性的に押圧する、
コネクタユニット。
続きを表示(約 520 文字)
【請求項2】
請求項1に記載のコネクタユニットであって、
前記第1ハウジングと前記第2ハウジングとの間に挟まれるように配置される補助部材を、更に備え、
前記第1ハウジングは、
前記弾性体を収容する収容溝を有し、
前記補助部材は、
前記正規嵌合状態にあるとき、当該補助部材と前記収容溝との間に前記弾性体を挟むように配置され、前記第2ハウジングに接触して前記弾性体の押圧力を前記第2ハウジングに伝達し、且つ、前記弾性体を前記収容溝の溝内に押し込むとともに前記収容溝の開口を覆う、ように構成される、
コネクタユニット。
【請求項3】
請求項2に記載のコネクタユニットにおいて、
前記補助部材は、
前記正規嵌合状態にあるとき、前記第1コネクタと前記第2コネクタとの嵌合方向に交差する方向における第1位置及び第2位置に配置可能であり、当該補助部材が前記第1位置にある場合には前記第2ハウジングに接触せず、当該補助部材が前記第2位置にある場合には前記第2ハウジングに接触して前記弾性体の押圧力を前記第2ハウジングに伝達する、ように構成される、
コネクタユニット。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、コネクタユニットに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、例えば、車両用の変速機やモータ等のように各種部品が格納されている箱状体の外壁に取り付けられ、外壁の内外に配置される機器等を電気的に接続するためのコネクタが提案されている。この種のコネクタは、中継コネクタとも呼ばれ、典型的には、箱状体の外壁に設けられた孔に差し込まれることで外壁に組み付けられるようになっている(例えば、特許文献1を参照。)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-152199号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上述した従来の中継コネクタと、機器等に繋がる機器側コネクタと、が接続された状態で、振動等の外力がそれらコネクタに及ぶと、中継コネクタの端子及び外部コネクタの端子の一方が他方に対して摺動するように変位することで、端子同士の接点箇所において一方又は双方の端子の表面の摩耗が生じる場合がある。この摩耗により、それら端子に施されているメッキの剥離や、剥離したメッキ等からなる摩耗粉の接点箇所への介在などが生じ得る。メッキの剥離や摩耗粉の介在は、それら端子間の接触抵抗を増大させて、コネクタ同士の電気的接続の信頼性を損なう要因となり得る。このような理由から、嵌合状態におけるコネクタ間の相対的な変位は、出来る限り抑制されることが望ましい。
【0005】
本発明の目的の一つは、嵌合状態におけるコネクタ間の相対的な変位を抑制可能なコネクタユニットの提供である。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前述した目的を達成するために、本発明に係るコネクタユニットは、以下を特徴としている。
【0007】
第1ハウジングと、前記第1ハウジングに設けられる第1係合部と、前記第1ハウジングに保持される第1端子と、を有する第1コネクタと、
前記第1ハウジングに嵌め合わされる第2ハウジングと、前記第1係合部に係合される第2係合部と、前記第2ハウジングに保持されて前記第1端子に電気的に接続される第2端子と、を有する第2コネクタと、
前記第1ハウジングと前記第2ハウジングとの間に挟まれるように配置される弾性体と、を備える、コネクタユニットであって、
前記弾性体は、
前記第1係合部と前記第2係合部とが係合して前記第1ハウジング及び前記第2ハウジングが互いに離れる向きに移動することが規制される正規嵌合状態にあるとき、前記第1ハウジング及び前記第2ハウジングを前記向きに弾性的に押圧する、
コネクタユニットであること。
【発明の効果】
【0008】
本発明のコネクタユニットによれば、第1コネクタ及び第2コネクタが正規嵌合状態にあるとき、第1ハウジングの第1係合部と第2ハウジングの第2係合部とが係合し、且つ、第1ハウジングと第2ハウジングとの間に挟まれる弾性体が、第1ハウジング及び第2ハウジングを互いに離れる向きに弾性的に押圧する。これにより、弾性体の押圧力が、第1係合部と第2係合部とが係合して押し付けあった状態を、維持することになる。したがって、本発明のコネクタユニットは、正規嵌合状態にあるコネクタユニットに振動等の外力が及んでも、第1ハウジングと第2ハウジングとの相対的な変位(ひいては、第1コネクタと第2コネクタとの相対的な変位)を抑制することができる。
【0009】
更に、他の効果として、第1ハウジングと第2ハウジングとの相対的な変位による異音の発生が、抑制される。更に、第1コネクタ及び第2コネクタの嵌合時に正規嵌合状態に至らない場合(いわゆる、半嵌合状態の場合)、弾性体の働きで、第1コネクタ及び第2コネクタが互いに離れる向きに移動することで、半嵌合状態にあることを作業者が容易に認識することができる。
【0010】
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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