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公開番号
2025123428
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-22
出願番号
2025102382,2023222383
出願日
2025-06-18,2021-01-14
発明の名称
学習データの生成方法、学習方法、学習データ製造装置、学習装置、およびプログラム
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
G06T
5/60 20240101AFI20250815BHJP(計算;計数)
要約
【課題】ニューラルネットワークに入力する画像に高輝度な被写体や、光学系の収差により大きくぼけた被写体を含む場合でも、弊害が発生する可能性を低減しつつ高精度な補正を実現することが可能な学習データの製造方法等を提供する。
【解決手段】ニューラルネットワークの学習に用いる学習データの製造方法であって、原画像を取得する第1の取得工程と、原画像に対するぼけ付加により生成された訓練画像としての第1の画像を取得する第2の取得工程と、原画像に対するぼけ付加により生成された正解画像としての第2の画像を取得する第3の取得工程とを有し、第2の画像に付与されるぼけ量は第1の画像よりも小さい。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
ニューラルネットワークの学習に用いる学習データの生成方法であって、
原画像を取得する工程と、
前記原画像と第1のぼけに関する情報とに基づいて訓練画像を生成する工程と、
前記原画像と第2のぼけに関する情報とに基づいて正解画像を生成する工程とを有し、
前記第2のぼけに関する情報は前記第1のぼけに関する情報に基づいて生成されることを特徴とする生成方法。
続きを表示(約 940 文字)
【請求項2】
前記第2のぼけに関する情報は、前記原画像における第1の輝度値の領域よりも、該第1の輝度値よりも低い第2の輝度値の領域において少ないぼけ量を示すことを特徴とする請求項1に記載の生成方法。
【請求項3】
前記第2のぼけに関する情報は、前記第1のぼけに関する情報に基づいて決定されることを特徴とする請求項1又は2に記載の生成方法。
【請求項4】
前記第1のぼけに関する情報は像高に応じて異なる複数の値であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の生成方法。
【請求項5】
前記複数の値は、光学伝達関数または点像分布関数に基づく値であることを特徴とする請求項4に記載の生成方法。
【請求項6】
前記第2のぼけに関する情報は、前記原画像の位置に応じて異なるぼけ量を示すことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の生成方法。
【請求項7】
前記第2のぼけに関する情報は、前記原画像の第1の像高に対応する位置よりも、該第1の像高よりも高い第2の像高に対応する位置において多いぼけ量を示すことを特徴とする請求項6に記載の生成方法。
【請求項8】
前記第1のぼけに関する情報は、前記原画像の位置に応じて異なるぼけ量を示すことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載の生成方法。
【請求項9】
前記第1のぼけに関する情報は、前記原画像の第1の像高に対応する位置よりも、該第1の像高よりも高い第2の像高に対応する位置において少ないぼけ量を示すことを特徴とする請求項8に記載の生成方法。
【請求項10】
請求項1乃至
9
のいずれか一項に記載の生成方法により生成された学習データを用いたニューラルネットワークの学習を行う学習方法であって、
前記訓練画像を前記ニューラルネットワークに入力することで処理画像を生成する工程と、
前記正解画像と前記処理画像とに基づいて前記ニューラルネットワークのパラメータを更新する工程とを有することを特徴とする学習方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ディープラーニングに用いる学習データの生成方法、およびディープラーニングを用いた学習方法に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、RAW画像を入力とする多層のニューラルネットワークを学習する際に、ガンマ補正の影響を考慮することで、高解像度化や高コントラスト化(鮮鋭化)に伴うアンダーシュートやリンギングを抑制する手法が開示されている。非特許文献1には、様々な回帰問題に対して汎用的に適用可能なネットワーク構成が開示されている。また非特許文献1には、ネットワークを用いて、入力画像のアップサンプリング、JPEGデブロッキング(圧縮ノイズの除去)、デノイジング、ノンブラインドなデブラー、または、インペインティングを実行することが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-121252号公報
【非特許文献】
【0004】
X. Mao, C. Shen, Y. Yang, “Image Restoration Using Convolutional Auto-encoders with Symmetric Skip Connections”,https://arxiv.org/abs/1606.08921.
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、特許文献1および非特許文献1に開示された方法では、入力する画像によってはアンダーシュートやリンギング等を抑制できず、補正画像(推定画像)にこれらの弊害が生じることがある。具体的には、入力する画像に高輝度な被写体があった場合や、光学系の収差によって被写体が大きくぼけていた場合であり、特に被写体の輝度値が大きく輝度飽和している場合に弊害が発生しやすい。これらの画像を学習データとして用いた場合、補正量に伴うアンダーシュートやリンギング等の弊害が発生する可能性がある。
【0006】
そこで本発明は、ニューラルネットワークに入力する画像に高輝度な被写体や、光学系の収差により大きくぼけた被写体を含む場合でも、弊害が発生する可能性を低減しつつ高精度な補正を実現することが可能な学習データの製造方法等を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一側面としての学習データの生成方法は、ニューラルネットワークの学習に用いる学習データの生成方法であって、原画像を取得する工程と、前記原画像と第1のぼけに関する情報とに基づいて訓練画像を生成する工程と、前記原画像と第2のぼけに関する情報とに基づいて正解画像を生成する工程とを有し、前記第2のぼけに関する情報は前記第1のぼけに関する情報に基づいて生成される。
【0008】
本発明の他の目的及び特徴は、以下の実施例において説明される。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、ニューラルネットワークに入力する画像に高輝度な被写体や、光学系の収差により大きくぼけた被写体を含む場合でも、弊害が発生する可能性を低減しつつ高精度な補正を実現することが可能な学習データの製造方法等を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実施例1における学習データの製造方法のフローチャートである。
実施例1及び3における画像処理システムのブロック図である。
実施例1及び3における画像処理システムの外観図である。
各実施例における光学情報に関する説明図である。
実施例及1及び3における補正マップに関する説明図である。
各実施例における学習工程のフローチャートである。
各実施例における畳み込みニューラルネットワークを示す図である。
各実施例における画像の色成分に関する説明図である。
実施例1及び2における推定工程のフローチャートである。
実施例2における画像処理システムのブロック図である。
実施例2における画像処理システムの外観図である。
実施例2における学習データの製造方法のフローチャートである。
実施例2における補正マップに関する説明図である。
実施例3における学習データの製造方法のフローチャートである。
実施例3における光学性能とぼかし量の説明図である。
実施例3における推定工程のフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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