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公開番号
2025125678
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-28
出願番号
2024021771
出願日
2024-02-16
発明の名称
熱解析方法、熱解析装置及び熱解析プログラム
出願人
矢崎総業株式会社
代理人
弁理士法人虎ノ門知的財産事務所
主分類
G01N
25/18 20060101AFI20250821BHJP(測定;試験)
要約
【課題】バスバーの熱伝達率を容易に算出できる熱解析方法、熱解析装置及び熱解析プログラムを提供する。
【解決手段】熱解析方法は、バスバー10の熱伝達率h1を算出する算出工程と、算出工程により算出された熱伝達率h1を用いてバスバー10の熱解析を行う熱解析工程(S14)と、を含み、算出工程は、バスバー10が直方体であり平面視における延在方向Xの長さDが横幅Wに対し長い場合、延在方向Xの長さDと横幅Wとの和を延在方向Xの長さDとして熱伝達率h1を算出する。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
バスバーの熱伝達率を算出する算出工程と、
前記算出工程により算出された熱伝達率を用いて前記バスバーの熱解析を行う熱解析工程と、を含み、
前記算出工程は、前記バスバーが直方体であり平面視における延在方向の長さが横幅に対し長い場合、前記延在方向の長さと前記横幅との和を前記延在方向の長さとして前記熱伝達率を算出する、
熱解析方法。
続きを表示(約 780 文字)
【請求項2】
前記バスバーは、前記延在方向の両端にそれぞれ導電性部材が接続されている、
請求項1に記載の熱解析方法。
【請求項3】
前記算出工程は、環境温度に依存する第一係数をK、前記バスバーの表面形態に依存する第二係数をC、前記バスバーの温度と前記環境温度の差をΔT、前記バスバーの代表長をLとした場合に熱伝達率h1をK・C・(ΔT/L)
1/4
として算出し、前記横幅をWとした場合に前記代表長を2・Wとして前記熱伝達率hを算出する、
請求項1又は2に記載の熱解析方法。
【請求項4】
前記算出工程は、横向きに設けられた前記バスバーの前記熱伝達率を算出する、
請求項1又は2に記載の熱解析方法。
【請求項5】
バスバーの熱伝達率を算出する算出部と、
前記算出部により算出された熱伝達率を用いて前記バスバーの熱解析を行う熱解析部と、を含み、
前記算出部は、前記バスバーが直方体であり平面視における延在方向の長さが横幅に対し長い場合、前記延在方向の長さと横幅の和を前記延在方向の長さとして、前記熱伝達率を算出する、
熱解析装置。
【請求項6】
車両に搭載されるバスバーの温度予測をコンピュータに実行させる熱解析プログラムであって、
バスバーの熱伝達率を算出する算出工程と、
前記算出工程により算出された熱伝達率を用いて前記バスバーの熱解析を行う熱解析工程と、を前記コンピュータに実行させ、
前記算出工程は、前記バスバーが直方体であり平面視における延在方向の長さが横幅に対し長い場合、前記延在方向の長さと横幅の和を前記延在方向の長さとして、前記熱伝達率を算出する、
熱解析プログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、熱解析方法、熱解析装置及び熱解析プログラムに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、熱解析方法、熱解析装置及び熱解析プログラムに関するものとして、例えば、特許文献1に記載されるように、ワイヤハーネスを長手方向に分割し、分割部分の熱特性パラメータを熱解析により算出し、算出された熱特性パラメータに基づきワイヤハーネスの熱等価回路を作成し、熱回路網法を実行してワイヤハーネスの熱解析を行う熱解析方法、熱解析装置及び熱解析プログラムが知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-128426号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上述した熱解析方法、熱解析装置及び熱解析プログラムをバスバーに適用することが考えられる。例えば、バスバーの熱解析を行うにあたり、バスバーにおける熱伝達率を算出し、熱回路網法を用いてバスバーの温度を算出することが考えられる。熱伝達率は、バスバーの表面形態に応じた係数、環境温度とバスバーの温度の温度差、バスバーの代表長などを用いて算出されるが、一つのバスバーを熱解析するために複数のモデルが必要となり、熱伝達率の算出のための計算量が多大となる。このため、バスバーの熱解析において熱伝達率を容易に算出できる技術の開発が望まれる。
【0005】
そこで、本発明は、バスバーの熱伝達率を容易に算出できる熱解析方法、熱解析装置及び熱解析プログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
すなわち、本発明に係る熱解析方法は、バスバーの熱伝達率を算出する算出工程と、前記算出工程により算出された熱伝達率を用いて前記バスバーの熱解析を行う熱解析工程と、を含み、前記算出工程は、前記バスバーが直方体であり平面視における延在方向の長さが横幅に対し長い場合、前記延在方向の長さと横幅の和を前記延在方向の長さとして、前記熱伝達率を算出するように構成されている。
【発明の効果】
【0007】
本発明に係る熱解析方法、熱解析装置及び熱解析プログラムによれば、バスバーの熱伝達率を容易に算出することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態に係る熱解析方法、熱解析装置及び熱解析プログラムの熱解析対象となるバスバーの概要図である。
図2は、実施形態に係る熱解析方法、熱解析装置及び熱解析プログラムの熱解析対象となるバスバーの斜視図である。
図3は、実施形態に係る熱解析装置の電気的構成の概要を示すブロック図である。
図4は、実施形態に係る熱解析方法、熱解析装置及び熱解析プログラムにおけるバスバーの熱解析モデルの説明図である。
図5は、実施形態に係る熱解析方法を示すフローチャートである。
図6は、実施形態に係る熱解析方法、熱解析装置及び熱解析プログラムにおける熱解析結果を示す図である。
図7は、実施形態に係る熱解析方法、熱解析装置及び熱解析プログラムにおける熱解析結果を示す図である。
図8は、比較例の熱解析結果を示す図である。
図9は、比較例の熱解析結果を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、本発明に係る実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態により本発明が限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
【0010】
[実施形態]
本実施形態は、熱解析方法、熱解析装置及び熱解析プログラムに関する。以下の説明では、互いに交差する第一方向、第二方向、及び、第三方向のうち、第一方向を「延在方向X」といい、第二方向を「幅方向Y」といい、第三方向を「高さ方向Z」という。ここでは、延在方向Xと幅方向Yと高さ方向Zとは、相互に直交する。延在方向Xは、バスバーが延在する方向に相当する。幅方向Yは、バスバーの横幅の方向に相当する。幅方向Yと高さ方向Zは、延在方向Xと交差する。また、以下の説明で用いる各方向は、特に断りのない限り、各部が相互に組み付けられた状態での方向を表すものとする。なお、ここでいう直交は、ほぼ直交を含む。
(【0011】以降は省略されています)
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