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公開番号
2025127581
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-02
出願番号
2024024352
出願日
2024-02-21
発明の名称
電気ヒータのスケール検知方法、電気ヒータのスケール検知装置、及び、電気ボイラ
出願人
東京瓦斯株式会社
代理人
弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類
H05B
3/00 20060101AFI20250826BHJP(他に分類されない電気技術)
要約
【課題】温度センサを用いずに電気ヒータへのスケールの付着を検知可能な電気ヒータのスケール検知方法、電気ヒータのスケール検知装置、及び、電気ボイラを提供する。
【解決手段】ヒータ線に流れた電流の電流値を測定し、ヒータ線に印加された電圧の電圧値及び測定された電流値に基づくヒータ線の抵抗値が設定された閾値を超えた場合に、電気ヒータへのスケールの付着を検知する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
貯水部と、
電流が流れることにより発熱するヒータ線を備え、前記貯水部の内部に配置される電気ヒータと、
前記ヒータ線に電圧を印加して前記電気ヒータを駆動するヒータ駆動部と、を備える電気ボイラにおける電気ヒータのスケール検知方法であって、
前記ヒータ線に流れた電流の電流値を測定し、
前記ヒータ線に印加された電圧の電圧値及び測定された電流値に基づく前記ヒータ線の抵抗値が設定された閾値を超えた場合に、前記電気ヒータへのスケールの付着を検知する
電気ヒータのスケール検知方法。
続きを表示(約 850 文字)
【請求項2】
前記電気ヒータへのスケールの付着を検知した場合に、ユーザに前記電気ヒータへのスケールの付着を通知する
請求項1に記載の電気ヒータのスケール検知方法。
【請求項3】
前記閾値は、スケールが付着していない前記電気ヒータを用いた運用における、前記ヒータ線の抵抗値の最大値を基準として定められた値である
請求項1又は2に記載の電気ヒータのスケール検知方法。
【請求項4】
前記閾値は、スケールが付着していない前記電気ヒータを用いた運用における、前記電気ヒータの最大出力時の前記ヒータ線の抵抗値を基準として定められた値である
請求項1又は2に記載の電気ヒータのスケール検知方法。
【請求項5】
貯水部と、
電流が流れることにより発熱するヒータ線を備え、前記貯水部の内部に配置される電気ヒータと、
前記ヒータ線に電圧を印加して前記電気ヒータを駆動するヒータ駆動部と、を備える電気ボイラに用いられる電気ヒータのスケール検知装置であって、
前記ヒータ線に印加された電圧の電圧値及び前記ヒータ線に流れた電流の電流値に基づく前記ヒータ線の抵抗値が設定された閾値を超えた場合に、前記電気ヒータへのスケールの付着を検知するスケール検知部を備える
電気ヒータのスケール検知装置。
【請求項6】
貯水部と、
電流が流れることにより発熱するヒータ線を備え、前記貯水部の内部に配置される電気ヒータと、
前記ヒータ線に電圧を印加して前記電気ヒータを駆動するヒータ駆動部と、
前記ヒータ線に流れた電流の電流値を測定する測定部と、
前記ヒータ線に印加された電圧の電圧値及び前記測定部により測定された電流値に基づく前記ヒータ線の抵抗値が設定された閾値を超えた場合に、前記電気ヒータへのスケールの付着を検知するスケール検知部と、を備える
電気ボイラ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、電気ヒータのスケール検知方法、電気ヒータのスケール検知装置、及び、電気ボイラに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、水管と、水管の内部に配置される電気ヒータと、電気ヒータの表面の発熱領域に配置される温度センサと、を備え、電気ヒータの温度を管理できる電気ボイラが記載されている。
【0003】
特許文献2には、COD(Chemical Oxygen Demand)処理等の排水処理が不要で且つ短時間で、容易に属面表面に緻密に固着している水蒸気酸化スケールを除去しうる水蒸気酸化スケール除去方法とその装置が記載されている。
【0004】
特許文献3には、水管と、水管の内部に配置される電気ヒータと、水管の水位が所定水位範囲に維持されるように水管に給水する給水手段と、制御装置と、を備え、異常の発生を早期に発見できる電気ボイラが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2019-086222号公報
特開2002-005596号公報
特開2020-041708号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
電気ボイラの熱源に用いられる電気ヒータは、経年により表面にスケールが付着することで伝熱効率が低下し、その結果として電気ヒータが異常過熱して、電気ヒータの損傷のリスクが高まるという問題がある。
【0007】
このような問題を解消するために、電気ヒータの表面近傍に温度センサを配置して、電気ヒータの異常過熱を検知することにより、電気ヒータへのスケールの付着を検知することが考えられる。
【0008】
しかしながら、温度センサを用いて電気ヒータへのスケールの付着を検知する場合、電気ヒータに対する温度センサの位置ずれ、又は、温度センサの表面へのスケールの付着により、電気ヒータへのスケールの付着を正確に検知できなくなるおそれがある。
【0009】
本開示は、温度センサを用いずに電気ヒータへのスケールの付着を検知可能な電気ヒータのスケール検知方法、電気ヒータのスケール検知装置、及び、電気ボイラを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本開示の電気ヒータのスケール検知方法は、貯水部と、電流が流れることにより発熱するヒータ線を備え、前記貯水部の内部に配置される電気ヒータと、前記ヒータ線に電圧を印加して前記電気ヒータを駆動するヒータ駆動部と、を備える電気ボイラにおける電気ヒータのスケール検知方法であって、前記ヒータ線に流れた電流の電流値を測定し、前記ヒータ線に印加された電圧の電圧値及び測定された電流値に基づく前記ヒータ線の抵抗値が設定された閾値を超えた場合に、前記電気ヒータへのスケールの付着を検知する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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