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公開番号
2025129012
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-03
出願番号
2024196058
出願日
2024-11-08
発明の名称
情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、プログラム
出願人
株式会社リコー
代理人
弁理士法人ITOH
主分類
G06F
16/9035 20190101AFI20250827BHJP(計算;計数)
要約
【課題】利用者固有の情報に基づく回答を提示することを目的としている。
【課題を解決するための手段】質問データの入力を受け付ける入力受付部と、前記質問データの入力を受け付けると、利用者固有の情報に基づく前記質問データに対する回答データの生成を要求するプロンプトを大規模言語モデルに対して出力するプロンプト出力部と、前記プロンプト出力部から出力された前記プロンプトに基づいて前記大規模言語モデルから出力された回答データを、出力回答データとして端末装置に出力する情報出力部と、を有する情報処理装置である。
【選択図】図9
特許請求の範囲
【請求項1】
質問データの入力を受け付ける入力受付部と、
前記質問データの入力を受け付けると、利用者固有の情報に基づく前記質問データに対する回答データの生成を要求するプロンプトを大規模言語モデルに対して出力するプロンプト出力部と、
前記プロンプト出力部から出力された前記プロンプトに基づいて前記大規模言語モデルから出力された回答データを、出力回答データとして端末装置に出力する情報出力部と、を有する情報処理装置。
続きを表示(約 1,500 文字)
【請求項2】
前記質問データが入力される直前まで続いていた会話履歴情報を、第一の記憶装置から取得する会話履歴取得部を有し、
前記プロンプト出力部は、
前記会話履歴取得部に取得された会話履歴情報を含み、前記利用者固有の情報が格納された第二の記憶装置の検索を行うためのクエリの生成を要求するプロンプトを前記大規模言語モデルに対して出力する、請求項1記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記クエリの生成を要求するプロンプトの入力に応じて前記大規模言語モデルから出力されたクエリによる前記第二の記憶装置の検索結果である利用者固有の情報を取得する情報取得部を有し、
前記プロンプト出力部は、
前記回答データの生成を要求するプロンプトに含める前記利用者固有の情報を、前記情報取得部により取得された利用者固有の情報とする、請求項2記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記プロンプト出力部は、
前記会話履歴取得部により前記会話履歴情報が取得されない場合に、前記質問データによる前記第二の記憶装置の検索結果として取得された利用者固有の情報を、前記回答データの生成を要求するプロンプトに含める前記利用者固有の情報とする、請求項2記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記プロンプト出力部は、
前記大規模言語モデルから出力された回答データを含み、該回答データの添削を要求するプロンプトを前記大規模言語モデルに対して出力する、請求項1又は2記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記利用者固有の情報と対応付けられる優先情報の入力を受け付けて、前記利用者固有の情報を前記優先情報と対応付けて記憶装置に記憶させる情報出力部を有し、
前記プロンプト出力部は、
前記利用者固有の情報に前記優先情報が対応付けられている場合に、前記優先情報を含み、前記優先情報を優先させた前記回答データの生成を要求するプロンプトを前記大規模言語モデルに対して出力する、請求項1又は2記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記質問データによる検索要求を、登録質問データと登録回答データとが対応付けられた質問回答情報が格納された第一の記憶装置へ送信する検索要求部を有し、
前記プロンプト出力部は、
前記第一の記憶装置に前記質問データと対応する登録回答データが格納されていない場合に、前記回答データの生成を要求するプロンプトを前記大規模言語モデルに対して出力する、請求項1又は2記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記プロンプト出力部は、
前記第一の記憶装置に前記質問データと対応する登録回答データが格納されており、且つ、前記大規模言語モデルによる回答の生成を指示された場合に、前記回答データの生成を要求するプロンプトを前記大規模言語モデルに対して出力する、請求項7記載の情報処理装置。
【請求項9】
前記プロンプト出力部は、
前記利用者固有の情報と、前記大規模言語モデルが学習した情報とに基づき、前記回答データの生成を要求するプロンプトを前記大規模言語モデルに対して出力する、請求項1記載の情報処理装置。
【請求項10】
前記プロンプト出力部は、
前記利用者固有の情報に前記質問データと対応する回答データが含まれない場合に、前記大規模言語モデルが学習した情報に基づき前記回答データの生成を要求するプロンプトを、前記大規模言語モデルに対して出力する、請求項1記載の情報処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、プログラムに関する。
続きを表示(約 2,600 文字)
【背景技術】
【0002】
近年では、従来の一般言語モデルに比べて10倍以上も多い媒介変数又はパラメータを有するモデルを用いて、大量のデータで学習した大規模言語モデルが知られている。この大規模言語モデルでは、少量の例示データ形式を含むプロンプトの入力により、事前学習したモデルがプロンプト内のパターンを理解し、入力に応じた単語や文章を生成して出力する。なお、プロンプトとは、大規模言語モデルに対する指示や質問を表現するためのテキストデータの一例である。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
上述した大規模言語モデルは、インターネット上等で一般に公開された情報をもとに学習を行っている。このため、上述した大規模言語モデルでは、例えば、大規模言語モデルを利用する利用者固有の情報等のように、一般に公開されていない情報に基づく回答を提示することが困難であった。
【0004】
開示の技術は、上記事情に鑑みて成されたものであり、利用者固有の情報に基づく回答を提示することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0005】
開示の技術は、質問データの入力を受け付ける入力受付部と、前記質問データの入力を受け付けると、利用者固有の情報に基づく前記質問データに対する回答データの生成を要求するプロンプトを大規模言語モデルに対して出力するプロンプト出力部と、前記プロンプト出力部から出力された前記プロンプトに基づいて前記大規模言語モデルから出力された回答データを、出力回答データとして端末装置に出力する情報出力部と、を有する情報処理装置である。
【発明の効果】
【0006】
利用者固有の情報に基づく回答を提示できる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
第一の実施形態のチャットシステムのシステム構成の一例を示す図である。
第一の実施形態の情報処理装置のハードウェア構成の一例を示す図である。
第一の実施形態の端末装置のハードウェア構成の一例を示す図である。
第一の実施形態の会話履歴記憶部の一例を示す図である。
第一の実施形態の質問回答記憶部の一例を示す図である。
第一の実施形態のドキュメント記憶部の一例を示す図である。
第一の実施形態のユーザ情報記憶部の一例を示す図である。
第一の実施形態のチャットシステムの有する各装置の機能について説明する図である。
第一の実施形態のチャットシステムの動作を説明するシーケンス図である。
第一の実施形態におけるプロンプトの一例を示す第一の図である。
第一の実施形態におけるプロンプトの一例を示す第二の図である。
第一の実施形態の端末装置の表示例を示す第一の図である。
第一の実施形態の端末装置の表示例を示す第二の図である。
第一の実施形態の端末装置の表示例を示す第三の図である。
第一の実施形態の端末装置の表示例を示す第四の図である。
第二の実施形態のチャットシステムの動作を説明するシーケンス図である。
第二の実施形態のプロンプトの一例を示す図である。
第三の実施形態のチャットシステムの動作を説明するシーケンス図である。
第三の実施形態の端末装置の表示例を示す図である。
第四の実施形態のチャットシステムの動作を説明するシーケンス図である。
第四の実施形態の端末装置の表示例を示す図である。
第四の実施形態におけるプロンプトの一例を示す図である。
第五の実施形態のチャットシステムの動作を説明するシーケンス図である。
第五の実施形態の端末装置の表示例を示す第一の図である。
第五の実施形態の端末装置の表示例を示す第二の図である。
第六の実施形態の端末装置の表示例を示す第三の図である。
第六の実施形態のチャットシステムの動作を説明するシーケンス図である。
第六の実施形態のプロンプトの一例を示す第一の図である。
第六の実施形態のプロンプトの一例を示す第二の図である。
第六の実施形態のプロンプトの一例を示す第三の図である。
第七の実施形態のチャットシステムの有する各装置の機能について説明する図である。
第七の実施形態のドキュメント記憶部の一例を示す図である。本
第七の実施形態のチャンク記憶部の一例を示すである。
第七の実施形態のシナリオ記憶部の一例を示す図である。
第七の実施形態のチャットシステムの動作を説明する第一のシーケンス図である。
第七の実施形態のチャットシステムの動作を説明する第二のシーケンス図である。
第七の実施形態における端末装置の表示例を示す第一の図である。
第七の実施形態における端末装置の表示例を示す第二の図である。
第七の実施形態の端末装置の表示例を示す第三の図である。
第七の実施形態のチャットシステムの動作を説明する第三のシーケンス図である。
第七の実施形態の端末装置の表示例を示す第四の図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
(第一の実施形態)
以下に、図面を参照して、本実施形態について説明する。図1は、第一の実施形態のチャットシステムのシステム構成の一例を示す図である。
【0009】
本実施形態のチャットシステム100は、情報処理装置200、第一の記憶装置300、第二の記憶装置400、サーバ装置500、端末装置600、端末装置700を含み、それぞれが、通信ネットワーク1を介して接続された情報処理システムの一例である。
【0010】
チャットシステム100において、情報処理装置200、第一の記憶装置300、第二の記憶装置400、サーバ装置500は、端末装置600のユーザに対してチャットボットサービスを提供する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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