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公開番号2025130005
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-05
出願番号2024113655
出願日2024-07-16
発明の名称電磁リレー
出願人パラマウント インダストリーズ,Paramount Industries
代理人弁理士法人ATEN
主分類H01H 45/02 20060101AFI20250829BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】電気的な絶縁を提供するために空間距離と沿面距離とを増加させた、コンパクトな電磁リレーに関する。
【解決手段】電磁リレーは、ボビン組立体は、環状の巻線で巻かれたボビンと、前記ボビンおよび複数のヨークに挿入可能なコアとを備え、少なくとも一つの固定接点と少なくとも一つの可動接点とを含む複数の接点を備え、前記巻線の作動時に、電機子の動きを可動接点に伝えるように構成された浮動式プッシャーを有する。電磁リレーは成型筐体に一体的に封入され、成型筐体は、電磁リレーにおいて電気的絶縁を提供するように構成される。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
ボビンアセンブリ(10)を有する電磁リレー(100)であって、
前記ボビンアセンブリ(10)は、
環状巻線(14)で巻かれたボビン(12)と、
ボビン(12)および複数のヨーク(18)に挿入可能なコア(16)とを有し、前記コイル(14)は電圧印加により作動することで電機子(22)を移動するように構成され、
電磁リレー(100)はさらに、
電磁リレー(100)を開閉するように構成され、少なくとも一つの固定接点(20a)と少なくとも一つの可動接点(20b)とを備える、複数の接点(20)と、
前記環状巻線(14)の作動時に、電機子(22)の動きを可動接点(20b)に伝えるように構成された浮動式プッシャー(30)とを有し、
電磁リレー(100)は成型筐体(40)に一体的に封入されて一体物として形成され、成型筐体(40)は、電磁リレー(100)において電気的絶縁を提供するように構成されている、電磁リレー(100)。
続きを表示(約 860 文字)【請求項2】
電気的絶縁を提供するために、電磁リレー(100)に10mmから12mmの空間距離と沿面距離とを設け、コイルと接点との間の絶縁は8KV VAC(rms)より大きい、請求項1に記載の電磁リレー(100)。
【請求項3】
前記成形筐体(40)は、プラスチック、ポリカーボネート、熱可塑性プラスチックまたはそれ以外の非導電性材料の少なくとも一つを使用して形成される、請求項1に記載の電磁リレー(100)。
【請求項4】
前記複数のヨーク(18)は、第一上部ヨーク(18a)と第二下部ヨーク(18b)とを含む、請求項1に記載の電磁リレー(100)。
【請求項5】
前記筐体(40)は、前記ボビンアセンブリ(10)と、前記複数の接点(20)と、前記プッシャ(30)とを囲むようにインサート成形によって形成され、前記複数の接点(20)の一部(22a、24a)が前記筐体(40)の外側に配置される、請求項1に記載の電磁リレー(100)。
【請求項6】
内部特徴を示すように構成されたフラグ指示器を備える、請求項1に記載の電磁リレー(100)。
【請求項7】
ソケットに装着される少なくとも一つのピン(50)を備える、請求項1に記載の電磁リレー(100)。
【請求項8】
前記少なくとも一つのピン(50)は、プリント回路基板(PCB)に装着されるプリント回路基板ピンを有し、前記プリント回路基板はまっすぐまたは90度に曲げられている、請求項6に記載の電磁リレー(100)。
【請求項9】
手動テストボタンまたはロック可能なプッシュボタンのうちの少なくとも一つを含む、少なくとも一つのテストボタンを有する、請求項1に記載の電磁リレー(100)。
【請求項10】
電磁リレー(100)内部への異物の侵入を防止するように構成されたシール部材(60)を備える、請求項1に記載の電磁リレー(100)。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は電磁リレーの分野に関連する。より具体的には、本発明は、電気的な絶縁を提供するために空間距離と沿面距離とを増加させた、コンパクトな電磁リレーに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
本開示の分野に関連する背景情報を提供するため、以下で関連技術の説明を行う。本章は、本開示のさまざまな観点に関連する可能性のある技術の観点を含む可能性がある。ただし、本開示に関する読者の理解を深めるためにのみ、本章を利用することが望ましいことに留意すべきである。したがって、特に示されない限り、本章に記載された方法のいずれも、単に本章に含まれていることから先行技術と見なされるべきではないということを前提とする必要がある。
【0003】
現在の産業では、電磁リレーが様々な用途や製品に広く使用されている。これらは家電製品、航空、宇宙、鉄道輸送、通信および制御装置、機電一体化およびパワーエレクトロニクス機器を含む。電磁リレーは、電磁石を使用して作動回路をオンとオフに制御する電子制御部品である。電磁リレーには絶縁機能があり、自動調整や安全保護を可能にする重要な制御要素として考えられており、スイッチ回路や制御回路で使用することができる。最新の製品および様々な業界のニーズにより、製品の高圧および低圧絶縁距離に関する要求はますます高くなっている。小サイズと低コイル電力の特長を維持しながら、十分な絶縁距離と電気的空間距離とを満たす必要がある。
【0004】
既存の電磁リレーは主に、基材と、巻線と、鉄心と、電機子とを有する。ただし、電機子部の構造上、電機子と接続部品との間の距離が非常に短いことが多い。接続部品と電機子は電気を伝えることができるため、これらの間の距離が十分でないと、沿面距離と電気的空間距離が小さくなり、電磁リレーの安全な使用に影響を与える。
【0005】
これらの問題は、人間の頭が直立していないことに伴って発生しており、これまで適切に対処されてきていない。現在の解決策では、筋ジストロフィー患者を支えるためには個人用アシスタントが必要である。しかし、個人アシスタントは頭と上半身を支え続けることですぐに疲労してしまう。
【発明の概要】
【0006】
少なくとも一つの実施形態において、本発明は電磁リレーに関連する。本発明の電磁リレーはボビンアセンブリを有し、前記ボビンアセンブリは、環状巻線で巻かれたボビンと、ボビンおよび複数のヨークに挿入可能なコアとを有し、前記コイルは電圧印加により作動することで電機子を移動するように構成される。電磁リレーは、電磁リレーを開閉するように構成され、少なくとも一つの固定接点と少なくとも一つの可動接点とを備える、複数の接点を有する。浮動式プッシャーは、前記巻線の作動時に、電機子の動きを可動接点に伝えるように構成される。したがって、電磁リレーは成型筐体に一体的に封入されて一体物として形成され、成型筐体は、電磁リレーにおいて電気的絶縁を提供するように構成されている。一体成型された電磁リレーの技術的効果は、よりよい電気絶縁を提供する空間距離と沿面距離とを設けられることである。さらに、電磁リレーは振動中でも安定しており、ボビンアセンブリが密閉されているため、コイルの腐食を回避できる。
【0007】
別の実施形態において、電気的絶縁を提供するために、電磁リレーに10mmから12mmの空間距離と沿面距離とを設け、コイルと接点との間の絶縁は8KV VAC(rms)より大きい。
【0008】
別の実施形態において、前記成形筐体(40)は、プラスチック、ポリカーボネート、熱可塑性プラスチックまたはそれ以外の非導電性材料の少なくとも一つを使用して形成される。
【0009】
別の実施形態において、前記複数のヨークは、第一上部ヨークと第二下部ヨークとを含む。
【0010】
別の実施形態では、前記ボビンアセンブリと、前記複数の接点と、前記プッシャとを囲むようにインサート成形によって形成され、前記複数の接点の一部が前記筐体の外側に配置される。
(【0011】以降は省略されています)

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