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公開番号
2025131076
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-09
出願番号
2024028591
出願日
2024-02-28
発明の名称
循環式トイレユニット
出願人
NTN株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
E03D
11/00 20060101AFI20250902BHJP(上水;下水)
要約
【課題】処理水の不足を解消できる循環式トイレユニットを提供する。
【解決手段】本開示の循環式トイレユニット1は、循環式トイレ2と、循環式トイレ2が収納される構造体4とを備えている。循環式トイレ2は、トイレ便器5と、トイレ便器5から排出される排出水を浄化してトイレ便器5で利用する洗浄水を生成する浄化設備6を有している。循環式トイレユニット1は、浄化設備6への水の流入量および浄化設備6からの水の蒸発量を検出する検出部38と、検出部38の出力から浄化設備6の水量を判断する判定部40と、判定部40の出力から浄化設備6の水量を調整する調整部42とを備えている。調整部42は、判定部40が浄化設備6の水量が不足と判断した場合に、浄化設備6に水を供給可能な水補給手段60を有している。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
トイレ便器および前記トイレ便器から排出される排出水を浄化して前記トイレ便器で利用する洗浄水を生成する浄化設備を有する循環式トイレと、
前記循環式トイレが収納される構造体と、を備えた循環式トイレユニットであって、
前記浄化設備への水の流入量および前記浄化設備からの水の蒸発量の少なくとも一方を検出する検出部と、
前記検出部の出力から前記浄化設備の水量を判断する判定部と、
前記判定部の出力から前記浄化設備の水量を調整する調整部と、を備え、
前記調整部は、前記判定部が前記浄化設備の水量が不足と判断した場合に、前記浄化設備に水を供給可能な水補給手段を有している循環式トイレユニット。
続きを表示(約 760 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の循環式トイレユニットにおいて、太陽のエネルギーを電気的なエネルギーへ変換する太陽光発電装置および風のエネルギーを回転エネルギーに変換する風力発電装置の少なくとも一方が、前記構造物に電力供給源として搭載されている循環式トイレユニット。
【請求項3】
請求項1または請求項2に記載の循環式トイレユニットにおいて、さらに、
排水が前記浄化設備に供給される手洗器と、
前記手洗器に供給される水を貯留する手洗器タンクと、を備え、
前記水補給手段は、前記手洗器タンクの水を前記浄化設備に直接供給可能とする切替機構を含む循環式トイレユニット。
【請求項4】
請求項1または請求項2に記載の循環式トイレユニットにおいて、前記調整部は、前記判定部が前記浄化設備の水量が過大と判断した場合に、前記浄化設備の水量を減少させる水量減少手段を有している循環式トイレユニット。
【請求項5】
請求項4に記載の循環式トイレユニットにおいて、前記浄化設備は、前記浄化設備の処理槽に酸素を供給するブロワーを有し、
前記水量減少手段は、前記ブロワーの風量を増大させるブロワー風量増大機構を含む循環式トイレユニット。
【請求項6】
請求項4に記載の循環式トイレユニットにおいて、前記浄化設備は、前記浄化設備の処理槽の水温を調整するヒータを有し、
前記水量減少手段は、前記ヒータにより前記処理槽の水温を上げる水温上昇機構を含む循環式トイレユニット。
【請求項7】
請求項4に記載の循環式トイレユニットにおいて、前記水量減少手段は、前記循環式トイレの利用ができない旨を示す報知機構を含む循環式トイレユニット。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、トイレで発生する汚水を生物ろ過や物理ろ過で処理し、再度洗浄水として利用する循環式トイレユニットに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
循環式トイレでは、一定量の水が処理槽内に貯められ、トイレ等で発生する汚水と一緒に生物ろ過等により処理され、洗浄水として再利用される(例えば、特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第7042081号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、生物ろ過に必要なブロワーの動作や自然蒸発等で処理槽内の水が減少すると、洗浄水が不足する可能性がある。季節により差があるが、処理槽内の水はブロワーや自然蒸発により常に減っている状況にあり、汚水の供給など補充が必要不可欠である。洗浄水が不足すると、処理が行われないだけでなく、循環式トイレの利用が停止する恐れがある。
【0005】
本発明の目的は、処理水の不足を解消できる循環式トイレユニットを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の循環式トイレユニットは、循環式トイレと、前記循環式が収納される構造体とを備えている。循環式トイレは、トイレ便器と、前記トイレ便器から排出される排出水を浄化して前記トイレ便器で利用する洗浄水を生成する浄化設備とを有している。循環式トイレユニットは、前記浄化設備への水の流入量および前記浄化設備からの水の蒸発量の少なくとも一方を検出する検出部と、前記検出部の出力から前記浄化設備の水量を判断する判定部と、前記判定部の出力から前記浄化設備の水量を調整する調整部とを備えている。前記調整部は、前記判定部が前記浄化設備の水量が不足と判断した場合に、前記浄化設備に水を供給可能な水補給手段を有している。
【0007】
この構成によれば、水補給手段により、浄化設備の水量が不足するのを解消することができ、循環式トイレユニットにおける循環式トイレの利用が安定的に可能となる。
【0008】
本発明において、太陽のエネルギーを電気的なエネルギーへ変換する太陽光発電装置および風のエネルギーを回転エネルギーに変換する風力発電装置の少なくとも一方が、前記構造物に電力供給源として搭載されていてもよい。
【0009】
この構成によれば、風力発電装置または太陽光発電装置等の自然エネルギー発電装置を用いて浄化設備の負荷に電力が供給される。このため、系統電源を利用できない場所でも循環式トイレユニットを清潔に運用することができる。したがって、循環式トイレユニットの設置場所の汎用性を高めることができる。また、このような自然エネルギー発電装置が、循環式トイレが収納される構造体に設けられている。したがって、構造体を輸送して設置し、その後で構造体に自然エネルギー発電装置を取り付けることで、循環式トイレおよび自然エネルギー発電装置が輸送および設置されるので、循環式トイレユニットを容易に輸送および設置することができる。
【0010】
本発明において、さらに、排水が前記浄化設備に供給される手洗器と、前記手洗器に供給される水を貯留する手洗器タンクとを備え、前記水補給手段は、前記手洗器タンクの水を前記浄化設備に直接供給可能とする切替機構を含んでもよい。この構成によれば、例えば、手洗器の利用がない場合に手洗器タンクの水を浄化設備に直接供給することで、簡単な構造で、浄化設備の水量が不足するのを解消することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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