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公開番号2025132247
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-10
出願番号2024029671
出願日2024-02-29
発明の名称可動装置、投影装置、移動体、ヘッドマウントディスプレイ、ヘッドアップディスプレイ、レーザヘッドランプ、物体認識装置、及び位置検出装置
出願人株式会社リコー
代理人個人,個人
主分類G02B 26/10 20060101AFI20250903BHJP(光学)
要約【課題】効率よく可動部を駆動すること。
【解決手段】可動装置13は、可動部と、可動部に接続され、圧電部を有する駆動部と、可動部の中心線と交差する方向に、可動部から張り出す第1接続梁と、中心線と交差する方向に、駆動部から張り出す第2接続梁と、中心線が延在する方向に延在し、第1接続梁と第2接続梁とを接続する中間接続部と、を備える。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
可動部と、
前記可動部を駆動する駆動部と、
前記可動部の中心線と交差する方向に、前記可動部から張り出す第1接続梁と、
前記中心線と交差する方向に、前記駆動部から張り出す第2接続梁と、
前記中心線に沿う方向に延在し、前記第1接続梁と前記第2接続梁とを接続する中間接続部と、を備える可動装置。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記中間接続部は、柱状を成し、前記中心線に沿う方向に延在している請求項1に記載の可動装置。
【請求項3】
前記駆動部は、
圧電部と、
前記第2接続梁に接続され前記圧電部を搭載する基部と、を有し、
前記圧電部は、前記基部の前記中心線に沿う方向に対向する一対の面のうちの一方の面に配置され、
前記中間接続部は、前記第2接続梁から前記圧電部とは反対側に延在する請求項2に記載の可動装置。
【請求項4】
複数の前記駆動部を支持する枠体である支持部を備え、
前記中心線に沿う方向に見て、前記可動部は前記支持部の内側に配置され、
前記基部は前記支持部から内側に張り出し、
前記支持部は、前記中心線に沿う方向に所定の長さを有し、
前記中心線に沿う方向において、前記可動部は、前記支持部の内側に配置されている請求項3に記載の可動装置。
【請求項5】
前記第2接続梁は、
当該第2接続梁の長手方向に延在し、前記第2接続梁の長手方向と交差する幅方向に離れて配置された一対の第2梁と、
前記一対の第2梁から互いに内向きに張り出す一対の第2支持梁と、
前記一対の第2支持梁に支持された第2支持盤と、を有し、
前記中間接続部は、前記第2支持盤に固定されている請求項1に記載の可動装置。
【請求項6】
前記第1接続梁は、
当該第1接続梁の長手方向に延在し、前記第1接続梁の長手方向と交差する幅方向に離れて配置された一対の第1梁と、
前記一対の第1梁から互いに内向きに張り出す一対の第1支持梁と、
前記一対の第1支持梁に支持された第1支持盤と、を有し、
前記中間接続部は、前記第1支持盤に固定されている請求項5に記載の可動装置。
【請求項7】
前記中間接続部は、第1中間接続部及び第2中間接続部を有し、
前記第1中間接続部及び前記第2中間接続部は、第3接続梁を介して接続されている請求項1に記載の可動装置。
【請求項8】
前記可動部は、
反射面と、
前記反射面を有する可動部基体と、
前記可動部基体の前記反射面とは反対側の面である背面側に位置し、前記第1接続梁と連結する背面連結部と、を有し、
前記反射面の径は、背面連結部の径よりも大きい請求項1に記載の可動装置。
【請求項9】
前記可動部は、
前記可動部基体の前記背面から前記中心線に沿う方向に張り出す背面側張り出し部と、を有し、
前記背面側張り出し部は、前記背面連結部を介して前記第1接続梁と連結されている請求項8に記載の可動装置。
【請求項10】
請求項1~9の何れか一項に記載の可動装置を備える光走査システムを有することを特徴とする投影装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、可動装置、投影装置、移動体、ヘッドマウントディスプレイ、ヘッドアップディスプレイ、レーザヘッドランプ、物体認識装置、及び位置検出装置に関する。
続きを表示(約 2,400 文字)【背景技術】
【0002】
この分野の技術として、(A)ミラー本体部、及び、該ミラー本体部の表面に設けられた光反射層を備えたミラー、(B)ミラー本体部の裏面に上端部が固定された複数の支柱、(C)それぞれの支柱の下端部に一端部が固定された変位部材、並びに、(D)変位部材の他端部を固定する支持部、から成るミラー構造体が知られている(例えば特許文献1参照)。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
特許文献1に記載の従来技術では、駆動部(変位部材40)の配置面に対して突出した位置にミラー20が配置されている。この従来技術では、複数の支柱30を介してミラー20を傾ける構造としている。従来技術では、反射面の歪みを防ぐために剛性が高いものとなっていた。そのため、従来技術では、ミラーにかかる反力が減衰されず、結果的にミラーの中心線方向の変位が抑制されてしまい、揺動角の低下を引き起こしていた。
【0004】
本発明は、可動部を効率よく駆動することが可能な可動装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の一態様に係る可動装置は、可動部と、可動部を駆動する駆動部と、可動部の中心線と交差する方向に、可動部から張り出す第1接続梁と、中心線と交差する方向に、駆動部から張り出す第2接続梁と、中心線に沿う方向に延在し、第1接続梁と第2接続梁とを接続する中間接続部と、を備える。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、可動部を効率よく駆動することが可能な可動装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
第1実施形態に係る可動装置を例示する平面図である。
図1中の第2軸L12に沿う切断面を例示する断面図である。
支持部、駆動部、及び接続部の一部を例示する断面図であり、図1中の第2軸L12に沿う断面図である。
ミラー部、及び接続部の一部を例示する断面図である。
図5(a)は比較例に係る可動装置を例示する概略図であり、非駆動時の状態を示す図であり、図5(b)は、駆動時の状態を示す図である。
ミラー部、接続部、及び駆動部を例示する概略図であり、反射面が傾斜している状態を示す図である。
第2実施形態に係る可動装置を例示する平面図である。
第3実施形態に係る可動装置を例示する断面図である。
第4実施形態に係る可動装置を例示する断面図であり、第2軸L12に沿う切断面を示す図である。
ミラー部、接続部、及び駆動部の一部を例示する平面図である。
接続部、及び駆動部の一部を例示する断面図である。
第5実施形態に係る可動装置を例示する断面図である。
第6実施形態に係る可動装置を例示する概略図である。
光走査システムの一例の概略図である。
光走査システムの一例のハードウェア構成図である。
制御装置の一例の機能ブロック図である。
光走査システムに係る処理の一例のフローチャートである。
ヘッドアップディスプレイ装置を搭載した自動車の一例の概略図である。
ヘッドアップディスプレイ装置の一例の概略図である。
光書込装置を搭載した画像形成装置の一例の概略図である。
光書込装置の一例の概略図である。
レーザレーダ装置を搭載した自動車の一例の概略図である。
レーザレーダ装置を搭載した自動車の一例の概略図である。
レーザレーダ装置の一例の概略図である。
レーザヘッドランプの一例の概略図である。
ヘッドマウントディスプレイの一例の外観の斜視図である。
ヘッドマウントディスプレイの構成を部分的に例示する図である。
瞳孔又は角膜の位置検知装置の一例を示す概略構成図である。
瞳孔又は角膜の位置検知装置の一例を示す概略構成図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、図面を参照して発明を実施するための形態について説明する。各図面において、同一構成部分には同一符号を付し、重複した説明を省略する場合がある。
【0009】
なお、以下の実施形態の説明では、回動、揺動、可動は同義であるとする。各図において、互いに直交するX軸方向、Y軸方向、及びZ軸方向が示されている場合がある。Z軸方向は、圧電駆動部等における各層の積層方向に沿う。Z軸方向に見た場合を「平面視」と記載する場合がある。また、各図において、断面ではない部分に平行斜線が付されている場合がある。
【0010】
X軸方向は、矢印で示す方向、及びその逆方向を含む。X軸方向のうち、矢印が向いている方向を+X方向、+X方向の反対方向を-X方向と表記する場合がある。Y軸方向は、矢印で示す方向、及びその逆方向を含む。Y軸方向のうち、矢印が向いている方向を+Y方向、+Y方向の反対方向を-Y方向と表記する場合がある。Z軸方向は、矢印で示す方向、及びその逆方向を含む。Z軸方向のうち、矢印が向いている方向を+Z方向、+Z方向の反対方向を-Z方向と表記する場合がある。また、「上」及び「下」との用語を使用する場合がある。「上」は、「+Z方向」でもよく、「下」は、「-Z方向」でもよい。これらの方向は、可動装置13の向きを制限するものではなく、可動装置13の向きは任意である。可動装置を「光偏向器」と呼んでもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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