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公開番号2025133765
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-11
出願番号2025107958,2021159190
出願日2025-06-26,2021-09-29
発明の名称第一のシステム、システム、データ処理方法、プログラム
出願人株式会社リコー
代理人弁理士法人ITOH
主分類H04L 67/562 20220101AFI20250904BHJP(電気通信技術)
要約【課題】第二のシステムからの応答に応じて、第一のシステムが電子データに関する処理を実行する情報処理システムを提供すること。
【解決手段】本発明は、端末装置50及び第二のシステム30とネットワークを介して通信可能な第一のシステム10を有する情報処理システム100であって、前記第一のシステムは、前記端末装置から電子データを受信する通信部と、前記通信部が受信した前記電子データに対する処理を第二のシステムに要求する処理実行部と、前記端末装置から受信した処理の変更要求に対する、前記第二のシステムからの応答に応じて、前記電子データに関する処理を実行するデータ管理部と、を有することを特徴とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
端末装置及び第二のシステムとネットワークを介して通信可能な第一のシステムを有する情報処理システムであって、
前記第一のシステムは、
前記端末装置から電子データを受信する通信部と、
前記通信部が受信した前記電子データに対する処理を前記第二のシステムに要求する処理実行部と、
前記端末装置から受信した処理の変更要求に対する、前記第二のシステムからの応答に応じて、前記電子データに関する処理を実行するデータ管理部と、
を有することを特徴とする情報処理システム。
続きを表示(約 1,500 文字)【請求項2】
前記応答は、前記第二のシステムにおける前記電子データの状態に基づいて決定され、
前記データ管理部は、前記第二のシステムにおける前記電子データの状態に応じて、前記電子データに関する処理を実行することを特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。
【請求項3】
前記データ管理部は、前記第二のシステムにおける前記電子データの状態と同じ状態に、前記電子データの状態を変更することを特徴とする請求項2に記載の情報処理システム。
【請求項4】
前記処理の変更要求は、前記第二のシステムにおける前記電子データの処理の取り下げであり、
前記第二のシステムにおける前記電子データの状態が、前記第二のシステムによる処理が終了した状態である場合、
前記データ管理部は、前記第一のシステムにおける前記電子データの状態を、前記第二のシステムで前記電子データの処理が進んでいる旨の「有効」に設定することを特徴とする請求項2に記載の情報処理システム。
【請求項5】
前記処理の変更要求は、前記第二のシステムにおける前記電子データの処理の取り下げであり、
前記第二のシステムにおける前記電子データの状態が、前記第二のシステムによる処理が開始する前の状態である場合、
前記データ管理部は、前記第一のシステムにおける前記電子データを削除することを特徴とする請求項2に記載の情報処理システム。
【請求項6】
前記処理の変更要求は、前記第二のシステムにおける前記電子データの処理の取り下げであり、
前記第二のシステムにおける前記電子データの状態が、前記第二のシステムによる処理が開始し、終了する前の状態である場合、
前記データ管理部は、前記第一のシステムにおける前記電子データの状態を、処理が取り下げられた旨の「却下」に設定することを特徴とする請求項2に記載の情報処理システム。
【請求項7】
前記処理の変更要求は、前記第二のシステムにおける前記電子データの処理の取り下げであり、
前記応答が、前記第二のシステムにおける前記電子データの処理の取り下げが不可である旨の場合、
前記第一のシステムにおける前記電子データの状態を「有効」に設定することを特徴とする請求項4に記載の情報処理システム。
【請求項8】
前記処理の変更要求は、前記第二のシステムにおける前記電子データの処理の取り下げであり、
前記応答が、前記電子データを削除する旨である場合、
前記データ管理部は、前記第一のシステムにおける前記電子データを削除することを特徴とする請求項5に記載の情報処理システム。
【請求項9】
前記処理の変更要求は、前記第二のシステムにおける前記電子データの処理の取り下げであり、
前記応答が、前記電子データに対する処理が取り下げられた旨の「取り下げ済」である場合、
前記データ管理部は、前記第一のシステムにおける前記電子データの状態を、処理が取り下げられた旨の「却下」に設定することを特徴とする請求項6に記載の情報処理システム。
【請求項10】
前記第二のシステムは、前記処理の変更要求を受信した場合、前記第二のシステムにおける前記電子データの状態に応じて、前記電子データに関する処理を実行することを特徴とする請求項1~9のいずれか1項に記載の情報処理システム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理システム、システム、データ処理方法、及び、プログラムに関する。
続きを表示(約 2,500 文字)【背景技術】
【0002】
電子データに識別情報を付与して管理する電子データの管理方法が知られている。また、電子データを管理する第一のシステムが該電子データを第二のシステムに送信して処理させる処理方法も知られている。
【0003】
識別情報に基づいて、電子文書をサーバーに登録する技術が考案されている(例えば、特許文献1参照。)。特許文献1には、画像形成装置が、読取文書データの識別情報を取得し、識別情報に対応する情報により、読取文書データの適切性を判断し、適正である場合、サーバーが、読取文書データに対応する電子文書を承認済として登録するシステムが開示されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来の技術では、第二のシステムからの応答に応じて、第一のシステムが電子データに関する処理を実行していないという問題がある。例えば、第二のシステムが電子データに行う処理の変更要求をユーザーから第一のシステムが受け付けた場合、第二のシステムにおける電子データの状態によって、第一のシステムが行うべき適切な処理が異なる。
【0005】
本発明は、上記課題に鑑み、第二のシステムからの応答に応じて、第一のシステムが電子データに関する処理を実行する情報処理システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題に鑑み、本発明は、端末装置及び第二のシステムとネットワークを介して通信可能な第一のシステムを有する情報処理システムであって、
前記第一のシステムは、前記端末装置から電子データを受信する通信部と、前記通信部が受信した前記電子データに対する処理を第二のシステムに要求する処理実行部と、前記端末装置から受信した処理の変更要求に対する、前記第二のシステムからの応答に応じて、前記電子データに関する処理を実行するデータ管理部と、を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
第二のシステムからの応答に応じて、第一のシステムが電子データに関する処理を実行する情報処理システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
ドキュメント管理システムが行う電子データの管理方法の概略を説明する図である。
情報処理システムの一例のシステム構成図である。
コンピュータの一例のハードウェア構成図である。
ドキュメント管理システム、電子契約システム、及び、端末装置が有する機能をブロックに分けて説明する一例の機能ブロック図である。
ドキュメント情報記憶部に記憶される一例のドキュメント情報を示す図である。
メタデータ記憶部に記憶される一例のメタデータを示す図である。
ワークフロー情報記憶部に記憶される一例のワークフロー情報を示す図である。
電子契約システムのドキュメント情報記憶部に記憶される一例のドキュメント情報を示す図である。
電子契約システムのステータス情報記憶部に記憶される一例のステータス情報を示す図である。
ステータス変更対応情報記憶部に記憶される一例のステータス変更対応情報を示す図である。
ドキュメント管理システムがステータスの変更を電子契約システムに反映する手順を示す一例のシーケンス図である。
ドキュメント管理システムがステータスの変更を電子契約システムに反映する手順を示す一例のシーケンス図である。
ステップS6の処理後のメタデータの一例を示す図である。
ステップS17の処理後のメタデータの一例を示す図である。
ステップS20の処理後のメタデータの一例を示す図である。
端末装置が表示するドキュメント登録画面、メタデータ設定画面の一例を示す図である。
端末装置が表示する一例の検索画面を示す図である。
端末装置が表示する一例のドキュメント表示画面を示す図である。
端末装置が表示する一例のステータス設定画面を示す図である。
ドキュメント管理システムが取り下げ結果に応じて行う一例の処理の一覧を示す図である。
ドキュメント管理システムが電子契約システムからの応答(取り下げ結果)に応じて行うドキュメント又はステータスに対する処理を説明する一例のフローチャート図である。
端末装置が表示するステータス別の一例のドキュメント表示画面を示す図である。
取り下げ要求に対する電子契約システムの処理を説明する一例のフローチャート図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明を実施するための形態の一例として、情報処理システムと情報処理システムが行うデータ処理方法について図面を参照しながら説明する。
【0010】
<動作の概略>
図1は、ドキュメント管理システム10が行う電子データの管理方法の概略を説明する図である。ドキュメント管理システム10は種々のドキュメントを保存したり、処理したりする。また、ドキュメント管理システム10はドキュメントに対し一連の処理(ワークフロー)を実行したり、その際に電子契約システム30に処理の一部を依頼したりする場合がある。電子契約システム30は取引先との契約のやり取りや電子署名の付与を行う。このようなシステム構成において、本実施形態のドキュメント管理システム10は、電子契約システム30で処理する前のドキュメントと電子契約システム30で処理した後のドキュメントを対応付けて管理している。この対応付けを利用して、ユーザーは電子契約システム30によるドキュメントに対する処理の取り下げなどを、ドキュメント管理システム10に要求する。ドキュメント管理システム10は電子契約システム30からの応答に応じてドキュメントに関する処理を実行する。この概略を説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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