TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025133919
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-11
出願番号
2025116296,2024023569
出願日
2025-07-10,2022-02-24
発明の名称
操作モジュール
出願人
富士フイルム株式会社
代理人
弁理士法人小林国際特許事務所
主分類
G02B
7/08 20210101AFI20250904BHJP(光学)
要約
【課題】動画撮像の際、光学機能の調節についてユーザが任意の調節速度に容易に変更することが可能な操作モジュールを提供する。
【解決手段】操作モジュール73は、光学系の光学機能を調節する第1操作部材23と、第1操作部材による光学機能の調節度合を可変する第2操作部材24と、を備える。操作モジュール73は、光学系を保持するレンズ鏡筒に着脱自在に設けられている。レンズ鏡筒に設けられたプロセッサは、第1操作部材23が操作された場合、第1操作部材23の操作量と操作量に応じた光学機能の調整量との関係を示す設定パターンに従って、光学機能を調節する第1モードを実行する制御を行い、設定パターンは、操作の立ち上がりにおける調整速度の増加量が大きく、第1操作部材23の操作量としての操作時間が経過するにつれて調整速度の増加量が小さくなる。
【選択図】図16
特許請求の範囲
【請求項1】
光学系の光学機能を調節する第1操作部材と、
前記第1操作部材による前記光学機能の調節度合を可変する第2操作部材と、を備えた操作モジュールであって、
前記操作モジュールは、前記光学系を保持するレンズ鏡筒に着脱自在に設けられており、
前記レンズ鏡筒はプロセッサを有し、
前記プロセッサは、
前記第1操作部材が操作された場合、前記第1操作部材の操作量と前記操作量に応じた前記光学機能の調整量との関係を示す設定パターンに従って、前記光学機能を調節する第1モードを実行する制御を行い、
前記設定パターンは、前記操作の立ち上がりにおける調整速度の増加量が大きく、前記第1操作部材の操作量としての操作時間が経過するにつれて前記調整速度の増加量が小さくなる操作モジュール。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記プロセッサは、予め記憶された前記設定パターンを実行する請求項1に記載の操作モジュール。
【請求項3】
前記プロセッサは、
前記第1モード、及び第2モードのうちいずれか1つに切り替える制御を行い、
前記第2モードでは、前記光学機能を調節する際の調節速度を、前記操作量に応じて加速又は減速させる制御を行う請求項1または2に記載の操作モジュール。
【請求項4】
前記プロセッサは、
前記第1モード、前記第2モード、及び第3モードのうちいずれか1つに切り替える制御を行い、
前記第3モードでは、前記光学機能を調節する際の前記調節速度を、前記操作量に関わらず一定に保持する制御を行う請求項3記載の操作モジュール。
【請求項5】
前記プロセッサは、
前記第1モード、前記第2モード、及び第3モードのうちいずれか1つに切り替える制御を行い、
前記第3モードでは、前記第1操作部材の第1操作量に基づく第1調節速度と、前記第1操作量とは異なる第2操作量に基づく第2調節速度は同一の速度である、請求項3記載の操作モジュール。
【請求項6】
第3操作部材を備え、
前記プロセッサは、前記第3操作部材の操作により、前記第1モード、前記第2モード、及び前記第3モードのいずれか1つに切り替える制御を行う請求項4または5に記載の操作モジュール。
【請求項7】
前記プロセッサは、
前記第1モードにおいて、前記第2操作部材による光学機能の調節指示を受け付けない制御を行う請求項1に記載の操作モジュール。
【請求項8】
前記プロセッサは、
前記第2モードにおいて、前記第2操作部材の操作により前記調節速度を加速又は減速させる制御を行う請求項3に記載の操作モジュール。
【請求項9】
前記プロセッサは、
前記第3モードにおいて、前記第2操作部材の操作により複数の前記調節速度のうちいずれか1つを選択する制御を行う請求項4に記載の操作モジュール。
【請求項10】
前記第1操作部材の前記操作量に応じて調節される前記光学機能は、前記光学系の画角、絞り、及び手振れ補正量のいずれか1つである請求項2ないし9のいずれか1項に記載の操作モジュール。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、操作モジュールに関する。
続きを表示(約 2,500 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、回転操作される操作リングの回転力によって動作されると共に操作リングの回転力を光学素子に伝達して光学素子を動作させる連動体を備えた光学素子駆動装置が記載され、少なくとも連動体に操作リングの回転方向に対する光学素子の動作方向を切り換える切換機構によって操作リングの回転方向に対する光学素子の動作方向が切り換えられると共に連動体により伝達される操作リングの回転力によって光学素子が動作されるため、操作リングに対する操作に対して光学素子が追従して動作され光学素子の動作遅延が生じ難く、機能性の低下を来たすことなく、操作リングに関する高い操作性を確保することが記載されている。
【0003】
特許文献2には、レンズ鏡胴に配置される駆動ユニットの開口部を有する筐体枠の周壁にアイリスモード切替スイッチ等の操作部の回路基板をネジ止めする場合に、ネジ穴を開口部の方向に形成し、且つ、ネジの頭部と回路基板との間にカラーを挟み込むことによって、回路基板の配置位置と対向する位置の周壁によってドライバの挿入が阻害されることなく容易かつ迅速にネジ止め作業を行うことが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
国際公開第2018/047460号
特開2011-107394号公報
【発明の概要】
【0005】
本開示の技術に係る一つの実施形態は、動画撮像の際、光学機能の調節についてユーザが任意の調節速度に容易に変更することが可能な操作モジュールを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の操作モジュールは、光学系の光学機能を調節する第1操作部材と、第1操作部材による光学機能の調節度合を可変する第2操作部材と、を備えた操作モジュールであって、操作モジュールは、光学系を保持するレンズ鏡筒に着脱自在に設けられており、レンズ鏡筒はプロセッサを有し、プロセッサは、第1操作部材が操作された場合、第1操作部材の操作量と操作量に応じた光学機能の調整量との関係を示す設定パターンに従って、光学機能を調節する第1モードを実行する制御を行い、設定パターンは、操作の立ち上がりにおける調整速度の増加量が大きく、第1操作部材の操作量としての操作時間が経過するにつれて調整速度の増加量が小さくなる。
【0007】
プロセッサは、予め記憶した設定パターンを実行することが好ましい。プロセッサは、第1モード、及び第2モードのうちいずれか1つに切り替える制御を行い、第2モードでは、光学機能を調節する際の調節速度を、操作量に応じて加速又は減速させる制御を行うことが好ましい。プロセッサは、第1モード、第2モード、及び第3モードのうちいずれか1つに切り替える制御を行い、第3モードでは、光学機能を調節する際の調節速度を、操作量に関わらず一定に保持する制御を行うことが好ましい。プロセッサは、第1モード、第2モード、及び第3モードのうちいずれか1つに切り替える制御を行い、第3モードでは、第1操作部材の第1操作量に基づく第1調節速度と、第1操作量とは異なる第2操作量に基づく第2調節速度は同一の速度である、ことが好ましい。
【0008】
第3操作部材を備え、プロセッサは、第3操作部材の操作により、第1モード、第2モード、及び第3モードのいずれか1つに切り替える制御を行うことが好ましい。プロセッサは、第1モードにおいて、第2操作部材による光学機能の調節指示を受け付けない制御を行うことが好ましい。プロセッサは、第2モードにおいて、第2操作部材の操作により調節速度を加速又は減速させる制御を行うことが好ましい。プロセッサは、第3モードにおいて、第2操作部材の操作により複数の調節速度のうちいずれか1つを選択する制御を行うことが好ましい。第1操作部材の操作量に応じて調節される光学機能は、光学系の画角、絞り、及び手振れ補正量のいずれか1つであることが好ましい。
【図面の簡単な説明】
【0009】
デジタルカメラの分解斜視図である。
デジタルカメラの側面図である。
デジタルカメラの正面図である。
レンズ鏡筒の側面図である。
操作部材エリアの位置を説明する説明図である。
デジタルカメラの概略構成を示すブロック図である。
プログラムモードにおける操作量と調節速度の関係を示すグラフである。
可変速度モードにおける操作量と調節速度の関係を示すグラフである。
等速度モードにおける操作量と調節速度の関係を示すグラフである。
プログラムモードにおけるデジタルカメラの動作を説明するフローチャートである。
可変速度モードにおけるデジタルカメラの動作を説明するフローチャートである。
等速度モードにおけるデジタルカメラの動作を説明するフローチャートである。
第2実施形態におけるデジタルカメラの側面図である。
第3実施形態におけるデジタルカメラの側面図である。
第3実施形態におけるレンズ鏡筒の背面図である。
第4実施形態におけるデジタルカメラの側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
[第1実施形態]
図1に示すように、デジタルカメラ10は、カメラボディ11、交換式のレンズ鏡筒12を備える。カメラボディ11は特許請求の範囲におけるカメラ本体に相当する。カメラボディ11の前面にはレンズマウント13、及びレリーズスイッチ14、電源スイッチ(図示せず)等が設けられている。レンズマウント13は円形状の撮像開口13Aを有する。レンズマウント13には、レンズ鏡筒12が着脱可能に装着される。デジタルカメラ10は、本発明に係る撮像装置の一例である。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
関連特許
富士フイルム株式会社
X線CT装置
10日前
富士フイルム株式会社
超音波診断装置
11日前
富士フイルム株式会社
洗浄消毒装置及び蓋部
3日前
富士フイルム株式会社
内視鏡の操作部及び内視鏡
3日前
富士フイルム株式会社
内視鏡の操作部、及び内視鏡
3日前
富士フイルム株式会社
PCCT装置とその制御方法
11日前
富士フイルム株式会社
画像処理装置、方法及びプログラム
4日前
富士フイルム株式会社
撮影制御装置、方法およびプログラム
3日前
富士フイルム株式会社
データ処理装置、方法及びプログラム
4日前
富士フイルム株式会社
医用画像取得装置及び画像生成システム
4日前
富士フイルム株式会社
放射線画像処理装置、方法およびプログラム
3日前
富士フイルム株式会社
放射線画像処理装置、方法およびプログラム
3日前
富士フイルム株式会社
較正装置、医用画像撮影システム、及び較正方法
10日前
富士フイルム株式会社
超音波診断装置および超音波診断装置の制御方法
12日前
富士フイルム株式会社
超音波診断装置および超音波診断装置の制御方法
12日前
富士フイルム株式会社
画像処理装置、放射線画像撮影システム及びプログラム
4日前
富士フイルム株式会社
フォトンカウンティングX線CT装置及び較正データ取得方法
4日前
富士フイルム株式会社
内視鏡システム、生体パラメータ画像の生成方法及びプログラム
11日前
富士フイルム株式会社
画像処理装置、内視鏡システム、画像処理方法、及びプログラム
3日前
富士フイルム株式会社
画像処理装置、内視鏡システム、画像処理方法、及びプログラム
3日前
富士フイルム株式会社
情報処理装置、放射線画像撮影システム、情報処理方法及びプログラム
11日前
富士フイルム株式会社
照合装置及び照合方法
12日前
富士フイルム株式会社
ズームレンズ及び撮像装置
10日前
富士フイルム株式会社
透視機能を備えたX線撮影装置、可搬型X線平面検出器、撮影台、および、透視台
12日前
富士フイルム株式会社
医療画像処理装置、階層型ニューラルネットワーク、医療画像処理方法及びプログラム
11日前
富士フイルム株式会社
制御装置、制御装置の作動方法、制御装置の作動プログラム、撮像装置、並びに表示装置
10日前
富士フイルム株式会社
情報処理装置、撮像装置、情報処理方法、及びプログラム
4日前
株式会社シグマ
光学系
1か月前
カンタツ株式会社
光学系
21日前
日本精機株式会社
表示装置
26日前
日本精機株式会社
表示装置
26日前
日本精機株式会社
表示装置
1か月前
東新産業株式会社
反射部材
1か月前
株式会社シグマ
高倍率ズームレンズ
1か月前
アイカ工業株式会社
反射防止フィルム
21日前
キヤノン株式会社
映像表示装置
10日前
続きを見る
他の特許を見る