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公開番号2025136195
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-19
出願番号2024034473
出願日2024-03-07
発明の名称サーバ装置、サーバ装置の制御方法及びプログラム
出願人日本電気株式会社
代理人個人
主分類G07C 9/37 20200101AFI20250911BHJP(チェック装置)
要約【課題】共連れによって不正に入場しようとする共連れ者の検出を可能とする、サーバ装置を提供する。
【解決手段】サーバ装置は、算出手段と、抽出手段と、第1の認証手段と、を備える。算出手段は、所定期間に、所定ポイントを通行する通行者の数を算出する。抽出手段は、所定ポイントを通行する通行者を撮影することで得られた画像データから、少なくとも1以上の第1の被認証者の生体情報を抽出する。第1の認証手段は、抽出された少なくとも1以上の生体情報を用いて少なくとも1以上の第1の被認証者の認証処理を実行する。第1の認証手段は、通行者の数が画像データから得られる第1の被認証者の数よりも大きい場合、少なくとも1以上の第1の被認証者のうち認証成功と判定された認証成功者と共に所定ポイントを通行する共連れ者が存在すると判定する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
所定期間に、所定ポイントを通行する通行者の数を算出する、算出手段と、
前記所定ポイントを通行する通行者を撮影することで得られた画像データから、少なくとも1以上の第1の被認証者の生体情報を抽出する、抽出手段と、
前記抽出された少なくとも1以上の生体情報を用いて前記少なくとも1以上の第1の被認証者の認証処理を実行し、前記通行者の数が前記画像データから得られる前記第1の被認証者の数よりも大きい場合、前記少なくとも1以上の第1の被認証者のうち認証成功と判定された認証成功者と共に前記所定ポイントを通行する共連れ者が存在すると判定する、第1の認証手段と、
を備える、サーバ装置。
続きを表示(約 1,500 文字)【請求項2】
前記第1の認証手段は、
前記通行者の数が前記画像データから得られる前記第1の被認証者の数よりも大きい場合、前記少なくとも1以上の第1の被認証者のうち認証成功と判定された認証成功者の認証結果を認証失敗に設定する、請求項1に記載のサーバ装置。
【請求項3】
複数の認証対象者それぞれの生体情報を、データベースを用いて記憶する、記憶手段と、
所定エリアに設置された認証端末から、第2の被認証者の生体情報を受信し、前記受信した第2の被認証者の生体情報と前記データベースに記憶された生体情報を用いて前記第2の被認証者を認証する、第2の認証手段をさらに備える、請求項2に記載のサーバ装置。
【請求項4】
前記第1の認証手段は、前記認証結果が認証失敗に設定された前記認証成功者を共連れ容認者として前記データベースに記憶する、請求項3に記載のサーバ装置。
【請求項5】
前記第2の認証手段は、
前記受信した第2の被認証者の生体情報と前記データベースに記憶された生体情報を用いた照合処理を実行し、前記照合処理により特定された第2の被認証者が前記共連れ容認者として記憶されている場合、前記共連れ容認者として記憶されている前記第2の被認証者の認証結果に認証失敗を設定する、請求項4に記載のサーバ装置。
【請求項6】
前記第2の認証手段は、
前記共連れ容認者として記憶されている前記第2の被認証者の認証結果に認証失敗を設定した場合、前記認証端末に対して前記第2の被認証者は前記共連れ容認者であることを通知する、請求項5に記載のサーバ装置。
【請求項7】
前記第1の認証手段は、前記認証処理において認証失敗と判定された前記第1の被認証者に関する情報を警備員が所持する端末に送信する、請求項1乃至6のいずれか一項に記載のサーバ装置。
【請求項8】
前記第1の認証手段は、前記共連れ者の存在を警備員が所持する端末に通知する、請求項1乃至6のいずれか一項に記載のサーバ装置。
【請求項9】
所定期間に、所定ポイントを通行する通行者の数を算出する、算出工程と、
前記所定ポイントを通行する通行者を撮影することで得られた画像データから、少なくとも1以上の第1の被認証者の生体情報を抽出する、抽出工程と、
前記抽出された少なくとも1以上の生体情報を用いて前記少なくとも1以上の第1の被認証者の認証処理を実行し、前記通行者の数が前記画像データから得られる前記第1の被認証者の数よりも大きい場合、前記少なくとも1以上の第1の被認証者のうち認証成功と判定された認証成功者と共に前記所定ポイントを通行する共連れ者が存在すると判定する、第1の認証工程と、
を備える、サーバ装置の制御方法。
【請求項10】
サーバ装置に搭載されたコンピュータに、
所定期間に、所定ポイントを通行する通行者の数を算出する、算出処理と、
前記所定ポイントを通行する通行者を撮影することで得られた画像データから、少なくとも1以上の第1の被認証者の生体情報を抽出する、抽出処理と、
前記抽出された少なくとも1以上の生体情報を用いて前記少なくとも1以上の第1の被認証者の認証処理を実行し、前記通行者の数が前記画像データから得られる前記第1の被認証者の数よりも大きい場合、前記少なくとも1以上の第1の被認証者のうち認証成功と判定された認証成功者と共に前記所定ポイントを通行する共連れ者が存在すると判定する、第1の認証処理と、
を実行させるためのプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、サーバ装置、サーバ装置の制御方法及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
不審な侵入者を検出する技術が存在する。
【0003】
例えば、特許文献1には、共連れによる不正入場の検出について正確性を向上させることが可能な侵入監視システムを提供する、と記載されている。特許文献1の侵入監視システムは、侵入検知装置によりセキュリティ領域への進入が許可され且つ複数名分に相当する光または音波の遮断が検出された場合に、非認証者の侵入であると判断する。このため、侵入監視システムは、認証した場合であっても通過する人間の数を赤外線の遮断によって検出して、共連れによる非認証者のセキュリティ領域への侵入を判断することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2007-233692号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に開示されたように、共連れによる不正な入場者を検出することが必要である。ここで、近年、ゲートやフラッパーといった物理的に人の通行を制限する手段を用いないゲートレス認証を採用するシステムが存在する。ゲートレス認証においても、共連れによる不正な入場者の検出が求められる。
【0006】
本発明は、共連れによって不正に入場しようとする共連れ者の検出を可能とすることに寄与する、サーバ装置、サーバ装置の制御方法及びプログラムを提供することを主たる目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の第1の視点によれば、所定期間に、所定ポイントを通行する通行者の数を算出する、算出手段と、前記所定ポイントを通行する通行者を撮影することで得られた画像データから、少なくとも1以上の第1の被認証者の生体情報を抽出する、抽出手段と、前記抽出された少なくとも1以上の生体情報を用いて前記少なくとも1以上の第1の被認証者の認証処理を実行し、前記通行者の数が前記画像データから得られる前記第1の被認証者の数よりも大きい場合、前記少なくとも1以上の第1の被認証者のうち認証成功と判定された認証成功者と共に前記所定ポイントを通行する共連れ者が存在すると判定する、第1の認証手段と、を備える、サーバ装置が提供される。
【0008】
本発明の第2の視点によれば、所定期間に、所定ポイントを通行する通行者の数を算出する、算出工程と、前記所定ポイントを通行する通行者を撮影することで得られた画像データから、少なくとも1以上の第1の被認証者の生体情報を抽出する、抽出工程と、前記抽出された少なくとも1以上の生体情報を用いて前記少なくとも1以上の第1の被認証者の認証処理を実行し、前記通行者の数が前記画像データから得られる前記第1の被認証者の数よりも大きい場合、前記少なくとも1以上の第1の被認証者のうち認証成功と判定された認証成功者と共に前記所定ポイントを通行する共連れ者が存在すると判定する、第1の認証工程と、を備える、サーバ装置の制御方法が提供される。
【0009】
本発明の第3の視点によれば、サーバ装置に搭載されたコンピュータに、所定期間に、所定ポイントを通行する通行者の数を算出する、算出処理と、前記所定ポイントを通行する通行者を撮影することで得られた画像データから、少なくとも1以上の第1の被認証者の生体情報を抽出する、抽出処理と、前記抽出された少なくとも1以上の生体情報を用いて前記少なくとも1以上の第1の被認証者の認証処理を実行し、前記通行者の数が前記画像データから得られる前記第1の被認証者の数よりも大きい場合、前記少なくとも1以上の第1の被認証者のうち認証成功と判定された認証成功者と共に前記所定ポイントを通行する共連れ者が存在すると判定する、第1の認証処理と、を実行させるためのプログラムが提供される。
【発明の効果】
【0010】
本発明の各視点によれば、共連れによって不正に入場しようとする共連れ者の検出を可能とすることに寄与する、サーバ装置、サーバ装置の制御方法及びプログラムが提供される。なお、本発明の効果は上記に限定されない。本発明により、当該効果の代わりに、又は当該効果と共に、他の効果が奏されてもよい。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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