TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025138074
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-25
出願番号2024036826
出願日2024-03-11
発明の名称フロアハーネス
出願人矢崎総業株式会社
代理人弁理士法人虎ノ門知的財産事務所
主分類B60R 16/02 20060101AFI20250917BHJP(車両一般)
要約【課題】組付作業の作業性を向上することができるフロアハーネスを提供することを目的とする。
【解決手段】フロアハーネス1は、第1サブハーネス10と、第2サブハーネス20と、第3サブハーネス30と、電子部品40と、を備え、第3サブハーネス30は、可撓性を有し第1サブハーネス10と第2サブハーネス20との間に渡って配索される平型配索材31と、平型配索材31の一端部に設けられ第1コネクタ12と接続される第3コネクタ32と、平型配索材31の他端部に設けられ第2コネクタ22と接続される第4コネクタ33と、を有し、電子部品40は、第3サブハーネス30の平型配索材31に実装され、車両100のECU2を構成する。
【選択図】図3


特許請求の範囲【請求項1】
車両のフロアの車両幅方向の一端部に設けられ、車両前後方向に沿って延在する第1配索材と、前記第1配索材に設けられる第1コネクタと、を有した第1サブハーネスと、
前記フロアの前記車両幅方向の他端部に設けられ、前記車両前後方向に沿って延在する第2配索材と、前記第2配索材に設けられる第2コネクタと、を有した第2サブハーネスと、
可撓性を有し前記第1サブハーネスと前記第2サブハーネスとの間に渡って配索される平型配索材と、前記平型配索材の一端部に設けられ前記第1コネクタと接続される第3コネクタと、前記平型配索材の他端部に設けられ前記第2コネクタと接続される第4コネクタと、を有した第3サブハーネスと、
前記第3サブハーネスの前記平型配索材に実装され、前記車両のECUを構成する電子部品と、
を備えた、フロアハーネス。
続きを表示(約 300 文字)【請求項2】
前記平型配索材には、前記ECUを構成する複数の前記電子部品が実装され、当該複数の電子部品は、前記平型配索材の前記一端部と前記他端部との間の範囲に渡って分散して配置される、
請求項1に記載のフロアハーネス。
【請求項3】
前記ECUは、前記第1サブハーネスと接続される装置を制御する第1ECUと、前記第2サブハーネスと接続される装置を制御する第2ECUと、を含んで構成され、
前記電子部品は、前記第1ECUを構成する第1電子部品と、前記第2ECUを構成する第2電子部品と、を含んで構成される、
請求項1または2に記載のフロアハーネス。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、フロアハーネスに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
従来のフロアハーネスに関する技術として、例えば、特許文献1には、車両のフロアの車両幅方向の一端部に設けられ、車両前後方向に沿って延在する第1サブハーネスと、フロアの車両幅方向の他端部に設けられ、車両前後方向に沿って延在する第2サブハーネスと、第1サブハーネスと第2サブハーネスとの間に渡って配索される第3サブハーネスと、を備えたフロアハーネスが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-111117号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上述した特許文献1に記載のフロアハーネスでは、例えば、第1サブハーネスや、第2サブハーネス、第3サブハーネス等を介してフロアに設けられる装置とECUとが電気的に接続される場合があるが、この場合、ECUは搭載される車両に応じて設置位置に違いがあるため、組付作業の作業性が悪化してしまう虞があった。
【0005】
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであって、組付作業の作業性を向上することができるフロアハーネスを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明に係るフロアハーネスは、車両のフロアの車両幅方向の一端部に設けられ、車両前後方向に沿って延在する第1配索材と、前記第1配索材に設けられる第1コネクタと、を有した第1サブハーネスと、前記フロアの前記車両幅方向の他端部に設けられ、前記車両前後方向に沿って延在する第2配索材と、前記第2配索材に設けられる第2コネクタと、を有した第2サブハーネスと、可撓性を有し前記第1サブハーネスと前記第2サブハーネスとの間に渡って配索される平型配索材と、前記平型配索材の一端部に設けられ前記第1コネクタと接続される第3コネクタと、前記平型配索材の他端部に設けられ前記第2コネクタと接続される第4コネクタと、を有した第3サブハーネスと、前記第3サブハーネスの前記平型配索材に実装され、前記車両のECUを構成する電子部品と、を備える。
【発明の効果】
【0007】
本発明に係るフロアハーネスでは、第3サブハーネスの平型配索材には、車両のECUを構成する電子部品が実装される。この構成により、フロアハーネスは、例えば、平型配索材とECUとを統合することができ、ひいては当該平型配索材とECUとを接続する配索材(ハーネス)を削減することができる。この結果、フロアハーネスは、組付作業の作業性を向上することができる、という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態に係るフロアハーネスが適用される車両の例示的な斜視図である。
図2は、実施形態に係るフロアハーネスが適用されるフロアの例示的な斜視図である。
図3は、実施形態に係るフロアハーネスの例示的な斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明に係る実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、下記実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。なお、本明細書では、序数は、部品や、部材、部位、位置、方向等を区別するためだけに用いられており、順番や優先度を示すものではない。
【0010】
[実施形態]
図1は、実施形態に係るフロアハーネス1が適用される車両100の斜視図であり、図2は、フロアハーネス1が適用されるフロア110の斜視図である。図1、2に示される本実施形態のフロアハーネス1は、自動車等の車両100に適用され、当該車両100に搭載される各装置間を接続し電源供給や信号通信に用いられるものである。本実施形態のフロアハーネス1は、車両100のフロア110に設けられ、例えば、ボデー120の車両幅方向Yの一端部側のサイドメンバー121と車両幅方向Yの他端部側のサイドメンバー122との間に渡って配索される。フロア110は、車両100の運転席や、助手席、後部座席等の下側に設けられる床材であり、ボデー120と共に車両100の構造部材(骨格部材)を構成している。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

関連特許

矢崎総業株式会社
電線
2か月前
矢崎総業株式会社
治具
2か月前
矢崎総業株式会社
端子
1か月前
矢崎総業株式会社
端子
1か月前
矢崎総業株式会社
導電体
2か月前
矢崎総業株式会社
導電体
2か月前
矢崎総業株式会社
導電体
2か月前
矢崎総業株式会社
照明灯
18日前
矢崎総業株式会社
端子台
2か月前
矢崎総業株式会社
箱状体
1か月前
矢崎総業株式会社
箱状体
1か月前
矢崎総業株式会社
雌端子
1か月前
矢崎総業株式会社
バスバ
1か月前
矢崎総業株式会社
コネクタ
1か月前
矢崎総業株式会社
コネクタ
23日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
2か月前
矢崎総業株式会社
コネクタ
23日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
2か月前
矢崎総業株式会社
巻付装置
2か月前
矢崎総業株式会社
コネクタ
2か月前
矢崎総業株式会社
コネクタ
2か月前
矢崎総業株式会社
照明装置
1か月前
矢崎総業株式会社
コネクタ
2か月前
矢崎総業株式会社
コネクタ
1か月前
矢崎総業株式会社
コネクタ
1か月前
矢崎総業株式会社
コネクタ
2か月前
矢崎総業株式会社
コネクタ
2か月前
矢崎総業株式会社
コネクタ
1か月前
矢崎総業株式会社
コネクタ
2か月前
矢崎総業株式会社
コネクタ
1か月前
矢崎総業株式会社
コネクタ
1か月前
矢崎総業株式会社
配索構造
1か月前
矢崎総業株式会社
コネクタ
1か月前
矢崎総業株式会社
コネクタ
23日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
1か月前
矢崎総業株式会社
コネクタ
11日前
続きを見る