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公開番号2025120828
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-18
出願番号2024015951
出願日2024-02-05
発明の名称容器組立体
出願人花王株式会社
代理人個人,個人
主分類B65D 47/14 20060101AFI20250808BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】使用者が意図しない内容物の吐出の発生が抑制される容器組立体を提供する。
【解決手段】収容空間を形成する容器本体と、前記容器本体の内容物を吐出する吐出口を有し、前記容器本体に対して可動である可動部と、前記可動部に被さるキャップと、を備え、前記可動部は、前記可動部が第1の位置にある第1の状態において前記可動部を通過する流路が開かれ、前記可動部が第2の位置にある第2の状態において前記流路が閉鎖され、前記キャップは、前記第2の状態を有する前記可動部に被せられている間に前記可動部に当接して前記可動部の動きを係止する当接部を有する、容器組立体。
【選択図】図11
特許請求の範囲【請求項1】
収容空間を形成する容器本体と、
前記容器本体の内容物を吐出する吐出口を有し、前記容器本体に対して可動である可動部と、
前記可動部に被さるキャップと、
を備え、
前記可動部は、前記可動部が第1の位置にある第1の状態において前記可動部を通過する流路が開かれ、前記可動部が第2の位置にある第2の状態において前記流路が閉鎖され、
前記キャップは、前記第2の状態を有する前記可動部に被せられている間に前記可動部に当接して前記可動部の動きを係止する当接部を有する、容器組立体。
続きを表示(約 860 文字)【請求項2】
前記可動部は、前記容器本体に対して回転可能であり、
前記第1の位置は、第1の回転位置であり、
前記第2の位置は、第2の回転位置である、請求項1に記載の容器組立体。
【請求項3】
前記当接部は、前記キャップの内周面に形成されている凹部または凸部であり、
前記凹部または前記凸部が前記可動部に嵌合する、請求項1に記載の容器組立体。
【請求項4】
前記当接部は、前記キャップの内周面に形成されているキャップ平面部であり、
前記キャップ平面部が前記可動部に形成されている平面部に当接する、請求項1または2に記載の容器組立体。
【請求項5】
前記可動部の平面視における外周の形状は非真円形状であり、
前記当接部は、前記可動部の外周に沿う形状を有する、請求項1または2に記載の容器組立体。
【請求項6】
前記容器本体は、平面視において非真円形状を有し、
前記キャップは、前記容器本体に装着される、請求項1に記載の容器組立体。
【請求項7】
前記第1の状態において、前記吐出口は、前記容器本体の前記キャップと係合する部位よりも径方向の外側に突出している、請求項6に記載の容器組立体。
【請求項8】
前記容器本体と前記可動部との間に介在する部材をさらに備え、
前記可動部は、前記部材に対して可動である、請求項1に記載の容器組立体。
【請求項9】
前記部材は、平面視において非真円形状を有し、
前記キャップは、前記部材に装着される、請求項8に記載の容器組立体。
【請求項10】
前記可動部は、前記容器本体に対して昇降可能であり、
前記第1の位置は、第1の高さ位置であり、
前記第2の位置は、前記第1の高さ位置よりも低い第2の高さ位置である、請求項1に記載の容器組立体。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、容器組立体に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
容器本体、容器本体の内容物を吐出するノズル、およびオーバーキャップを有する容器組立体が広く普及している。例えば、使用者が容器本体をスクイズすることにより、ノズルが内容物を吐出する。ある種の容器組立体においては、ノズルが容器本体に対して回転可能であり、ノズルの回転位置に応じて、ノズルを通過する流路が開閉される。オーバーキャップは、ノズルを覆うように容器本体に取り付けられる。
【0003】
特許文献1には、オーバーキャップの工夫に関する技術が開示されている。具体的には、特許文献1には、回転させながら引き上げることで口栓から外すことが可能で、閉める時には押圧することで口栓に嵌合可能なオーバーキャップが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2016-020226号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上述した容器組立体のように、ノズルの位置に応じてノズルを通過する流路が開閉される容器組立体では、使用者の意図しないところでノズルから内容物が吐出されてしまう懸念がある。例えば、このような容器組立体の持ち運び時には、オーバーキャップが取り付けられていても、容器組立体の動きによりノズルが動くこと、および、カバンの中での他の物との接触により容器本体がスクイズされること、などが生じ得る。特許文献1に開示された技術では、オーバーキャップ内でのノズルの回転は防止されないので、使用者が意図しない内容物の吐出が発生し得る。
【0006】
本発明は、使用者が意図しない内容物の吐出の発生を抑制する容器組立体に関する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、本発明のある観点は、収容空間を形成する容器本体と、前記容器本体の内容物を吐出する吐出口を有し、前記容器本体に対して可動である可動部と、前記可動部に被さるキャップと、を備え、前記可動部は、前記可動部が第1の位置にある第1の状態において前記可動部を通過する流路が開かれ、前記可動部が第2の位置にある第2の状態において前記流路が閉鎖され、前記キャップは、前記第2の状態を有する前記可動部に被せられている間に前記可動部に当接して前記可動部の動きを係止する当接部を有する、容器組立体に関する。
【発明の効果】
【0008】
以上説明したように本発明によれば、使用者が意図しない内容物の吐出の発生を抑制することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の一実施形態による容器組立体1の外観図である。
容器2の外観を示す説明図である。
容器2の平面図である。
ノズル20の開状態を示す説明図である。
容器2の平面図である。
本発明の一実施形態による容器本体10の外観を示す説明図である。
本発明の一実施形態によるベースキャップ22の外観を示す説明図である。
本発明の一実施形態によるノズルキャップ24の外観を示す説明図である。
本発明の一実施形態によるノズルキャップ24の断面構成を示す説明図である。
ノズル20が閉状態である容器2の断面構成を示す説明図である。
ノズル20が開状態である容器2の断面構成を示す説明図である。
本発明の一実施形態によるオーバーキャップ50の断面構成を示す説明図である。
容器組立体1の図1に示したI-I線断面を示す。
容器組立体1の図1に示したII-II線断面を示す。
変形例によるオーバーキャップ50および基部242の断面を模式的に示す説明図である。
変形例によるオーバーキャップ50および基部242の断面を模式的に示す説明図である。
変形例を示す説明図である。
変形例によるオーバーキャップ50-6の断面構成を示す説明図である。
変形例によるオーバーキャップ50-6の平面図である。
変形例によるオーバーキャップ50-7の断面構成を示す説明図である。
変形例によるオーバーキャップ50-7の平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
(【0011】以降は省略されています)

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