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公開番号
2025085142
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-05
出願番号
2023198814
出願日
2023-11-24
発明の名称
蓄電池
出願人
株式会社GSユアサ
代理人
弁理士法人暁合同特許事務所
主分類
H01M
50/256 20210101AFI20250529BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】運搬時に取っ手が蓋部から外れにくい蓄電池を提供する。
【解決手段】蓄電池10は、電極と、開口15を有し且つ電極が収容される電槽11と、電槽11を閉塞する蓋部20と、取っ手30と、を備え、蓋部20は一対の側面24を有し、一対の側面24には一対の支持部25がそれぞれ設けられ、支持部25は、側面24から突出する軸部25Aと、軸部25Aの突出端部に形成される抜止部25Bと、を備え、抜止部25Bは、軸部25Aから上方に延びる部分を有し、取っ手30は、把持部31と、把持部31の両端から延びる一対の腕部32と、を備え、腕部32の端部には軸部25Aを受け入れる挿通孔35が形成され、腕部32が、開口15の開口方向と直交する方向に延びた状態では挿通孔35は支持部25に適合した形状を有し、挿通孔35への支持部25の挿抜が許容され、把持部31が持ち上げられた状態では抜止部25Bは挿通孔35の孔縁部に係止する。
【選択図】図14
特許請求の範囲
【請求項1】
電極と、
開口を有し且つ前記電極が収容される電槽と、
前記電槽を閉塞する蓋部と、
取っ手と、を備え、
前記蓋部は一対の側面を有し、前記一対の側面には一対の支持部がそれぞれ設けられ、
前記支持部は、前記側面から突出する軸部と、前記軸部の突出端部に形成される抜止部と、を備え、
前記抜止部は、前記軸部から上方に延びる部分を有し、
前記取っ手は、把持部と、前記把持部の両端から延びる一対の腕部と、を備え、
前記腕部の端部には前記軸部を受け入れる挿通孔が形成され、
前記腕部が、前記開口の開口方向と直交する方向に延びた状態では前記挿通孔は前記支持部に適合した形状を有し、前記挿通孔への前記支持部の挿抜が許容され、
前記把持部が持ち上げられた状態では前記抜止部は前記挿通孔の孔縁部に係止する、蓄電池。
続きを表示(約 370 文字)
【請求項2】
前記抜止部は、前記軸部から下方に延びる部分をさらに有する、請求項1に記載の蓄電池。
【請求項3】
前記軸部は、前記側面から軸方向に突出しており、
前記腕部は、前記腕部の端部から前記軸方向と直交する方向に延びる延設部を備え、
前記蓋部は、前記支持部の近傍に配される係止部を備え、
前記腕部が、前記開口の開口方向と直交する方向に延びた状態では前記延設部は前記係止部に干渉せず、
前記把持部が持ち上げられた状態では前記延設部は前記係止部に係止する、請求項1または請求項2に記載の蓄電池。
【請求項4】
前記軸部は、前記側面から軸方向に突出しており、
前記抜止部の前記軸方向視における輪郭線は曲線状である、請求項1または請求項2に記載の蓄電池。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、蓄電池に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、特開2021-86700号公報(下記特許文献1)に記載のハンドル付き鉛蓄電池が知られている。特許文献1に記載のハンドル付き鉛蓄電池は、電槽の開口部を塞ぐ蓋と、両端部に挿通口が設けられたハンドルと、を備える。蓋には、ハンドルの挿通口が嵌合させられる差込軸が設けられている。差込軸は、蓋の表面に平行な方向に軸心を有し、蓋の外側に向かう開口端を有する、中空円筒形状をした中空円筒壁からなる。中空円筒壁は、周方向に隙間を有する、3つの切欠き片に分割されている。切欠き片の開口端の側の端部には、中空円筒壁の径方向外側に突出する抜け止めが形成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-86700号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記の構成では、ハンドル付き蓄電池を運搬する際に外力等によって切欠き片が撓むと、蓋からハンドルが外れる場合がありうる。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の蓄電池は、電極と、開口を有し且つ前記電極が収容される電槽と、前記電槽を閉塞する蓋部と、取っ手と、を備え、前記蓋部は一対の側面を有し、前記一対の側面には一対の支持部がそれぞれ設けられ、前記支持部は、前記側面から突出する軸部と、前記軸部の突出端部に形成される抜止部と、を備え、前記抜止部は、前記軸部から上方に延びる部分を有し、前記取っ手は、把持部と、前記把持部の両端から延びる一対の腕部と、を備え、前記腕部の端部には前記軸部を受け入れる挿通孔が形成され、前記腕部が、前記開口の開口方向と直交する方向に延びた状態では前記挿通孔は前記支持部に適合した形状を有し、前記挿通孔への前記支持部の挿抜が許容され、前記把持部が持ち上げられた状態では前記抜止部は前記挿通孔の孔縁部に係止する、蓄電池である。
【発明の効果】
【0006】
本開示によれば、運搬時に取っ手が蓋部から外れにくい蓄電池を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
実施形態1にかかる蓄電池の斜視図である。
電槽の斜視図である。
図1のA-A断面図である。
蓋部及び取っ手の分解斜視図である。
支持部を示す蓋部の拡大斜視図である。
支持部を示す蓋部の拡大側面図である。
挿通孔の孔縁部を軸方向の外側から見た取っ手の拡大斜視図である。
挿通孔の孔縁部を軸方向の内側から見た取っ手の拡大斜視図である。
挿通孔の孔縁部を軸方向の外側から見た取っ手の拡大側面図である。
取っ手が蓋部に係合した状態の蓋部及び取っ手の側面図である。
図10のB-B断面図である。
取っ手を持ち上げた状態の蓋部及び取っ手の側面図である。
図12のC-C断面図である。
蓋部に対する取っ手の取り付けについて示す蓋部及び取っ手の拡大側面図である。
実施形態2にかかる支持部を示す蓋部の拡大側面図である。
実施形態2にかかる挿通孔の孔縁部を軸方向の外側から見た取っ手の拡大側面図である。
実施形態2にかかる図11に対応する断面図である。
実施形態2にかかる図13に対応する断面図である。
実施形態3にかかる取っ手が取り付けられた蓋部の拡大斜視図である。
実施形態3にかかる支持部の周辺部分を示す蓋部の拡大側面図である。
実施形態3にかかる支持部の周辺部分を示す蓋部の拡大斜視図である。
実施形態3にかかる挿通孔の孔縁部を軸方向の外側から見た取っ手の拡大斜視図である。
実施形態3にかかる取っ手が蓋部に係合した状態の蓋部及び取っ手の拡大側面図である。
図23のD-D断面図である。
実施形態3にかかる取っ手を持ち上げた状態の蓋部及び取っ手の拡大側面図である。
図25のE-E断面図である。
図25のF-F断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
(本実施形態の概要)
(1)本開示の蓄電池は、電極と、開口を有し且つ前記電極が収容される電槽と、前記電槽を閉塞する蓋部と、取っ手と、を備え、前記蓋部は一対の側面を有し、前記一対の側面には一対の支持部がそれぞれ設けられ、前記支持部は、前記側面から突出する軸部と、前記軸部の突出端部に形成される抜止部と、を備え、前記抜止部は、前記軸部から上方に延びる部分を有し、前記取っ手は、把持部と、前記把持部の両端から延びる一対の腕部と、を備え、前記腕部の端部には前記軸部を受け入れる挿通孔が形成され、前記腕部が、前記開口の開口方向と直交する方向に延びた状態では前記挿通孔は前記支持部に適合した形状を有し、前記挿通孔への前記支持部の挿抜が許容され、前記把持部が持ち上げられた状態では前記抜止部は前記挿通孔の孔縁部に係止する。
【0009】
このような構成によると、蓄電池の運搬時に取っ手が蓋部から外れることを抑制することができる。また、蓋部に対して取っ手を容易に取り付けることができる。
【0010】
(2)上記(1)の蓄電池において、前記抜止部は、前記軸部から下方に延びる部分をさらに有することが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)
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