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公開番号
2025096247
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-26
出願番号
2024218665
出願日
2024-12-13
発明の名称
吸入刺激低減剤、有害微生物防除用組成物、及び有害微生物防除用エアゾール製品
出願人
大日本除蟲菊株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
A01N
25/06 20060101AFI20250619BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約
【課題】有害微生物防除用エアゾール製品の噴射粒子の吸入による刺激の低減に優れた吸入刺激低減剤を提供する。
【解決手段】有害微生物防除用エアゾール製品の使用時の防除成分に由来する刺激を低減する吸入刺激低減剤であって、脂肪酸エステル、芳香族カルボン酸エステル、二塩基酸エステル、炭素数3~22の飽和非環式アルコール、炭化水素系溶剤、グリコール系溶剤、及び水溶性高分子からなる群から選択される少なくとも一つを有効成分とする吸入刺激低減剤。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
有害微生物防除用エアゾール製品の使用時の防除成分に由来する刺激を低減する吸入刺激低減剤であって、
脂肪酸エステル、芳香族カルボン酸エステル、二塩基酸エステル、炭素数3~22の飽和非環式アルコール、炭化水素系溶剤、グリコール系溶剤、及び水溶性高分子からなる群から選択される少なくとも一つを有効成分とする吸入刺激低減剤。
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【請求項2】
前記防除成分は、カチオン系防除成分、グリセリンモノ脂肪酸エステル系防除成分、フェノール系防除成分、第四級アンモニウム塩、及びアゾール系防除成分からなる群から選択される少なくとも一つを含む請求項1に記載の吸入刺激低減剤。
【請求項3】
前記脂肪酸エステルは、ミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸2-エチルヘキシル、パルミチン酸イソプロピル、ヘキサン酸エチル、ヘプタン酸アリル、及びステアリン酸ブチルからなる群から選択される少なくとも一つを含む請求項1に記載の吸入刺激低減剤。
【請求項4】
前記防除成分1質量部に対する使用量が0.1~2000質量部である請求項1に記載の吸入刺激低減剤。
【請求項5】
前記有害微生物防除用エアゾール製品は、定量噴射型エアゾール製品である請求項1に記載の吸入刺激低減剤。
【請求項6】
防除成分と、
脂肪酸エステル、芳香族カルボン酸エステル、二塩基酸エステル、炭素数3~22の飽和非環式アルコール、炭化水素系溶剤、グリコール系溶剤、及び水溶性高分子からなる群から選択される少なくとも一つと
を含有する有害微生物防除用組成物。
【請求項7】
前記防除成分は、カチオン系防除成分、グリセリンモノ脂肪酸エステル系防除成分、フェノール系防除成分、第四級アンモニウム塩、及びアゾール系防除成分からなる群から選択される少なくとも一つを含む請求項6に記載の有害微生物防除用組成物。
【請求項8】
前記脂肪酸エステルは、ミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸2-エチルヘキシル、パルミチン酸イソプロピル、ヘキサン酸エチル、ヘプタン酸アリル、及びステアリン酸ブチルからなる群から選択される少なくとも一つを含む請求項6に記載の有害微生物防除用組成物。
【請求項9】
前記防除成分1質量部に対する前記脂肪酸エステル、芳香族カルボン酸エステル、二塩基酸エステル、炭素数3~22の飽和非環式アルコール、炭化水素系溶剤、グリコール系溶剤、及び水溶性高分子からなる群から選択される少なくとも一つの含有量が0.1~2000質量部である請求項6に記載の有害微生物防除用組成物。
【請求項10】
20℃における動粘度が4~8mm
2
/sとなるように調整されている請求項6に記載の有害微生物防除用組成物。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、有害微生物防除用エアゾール製品の使用時の防除成分に由来する刺激を低減する吸入刺激低減剤、有害微生物防除用組成物、及び当該有害微生物防除用組成物を用いた有害微生物防除用エアゾール製品に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、カビ、細菌、ウイルスといった有害微生物を防除するためのエアゾール製品が使用されている。
【0003】
この種のエアゾール製品においては、噴射された微粒子を鼻孔から吸入すると、鼻孔粘膜が刺激され、かかる微粒子に起因する刺激臭を生じる場合がある。また、微粒子に含まれる成分が刺激臭を発生させる場合もある。
【0004】
かかる吸入による刺激臭を除去すべく、エアゾール(エアゾール製品)にグリセリンの酢酸エステルを添加することが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特公昭47-43745号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところが、特許文献1のグリセリンの酢酸エステルは、殺虫剤、化粧品、医薬品等の刺激を対象としており、有害微生物防除用エアゾール製品の噴射粒子の吸入による刺激を低減し得るものではない。
【0007】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、有害微生物防除用エアゾール製品の噴射粒子の吸入による刺激の低減に優れた吸入刺激低減剤、有害微生物防除用組成物、及び当該有害微生物防除用組成物を用いた有害微生物防除用エアゾール製品を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するための本発明に係る吸入刺激低減剤は、
有害微生物防除用エアゾール製品の使用時の防除成分に由来する刺激を低減する吸入刺激低減剤であって、
脂肪酸エステル、芳香族カルボン酸エステル、二塩基酸エステル、炭素数3~22の飽和非環式アルコール、炭化水素系溶剤、グリコール系溶剤、及び水溶性高分子からなる群から選択される少なくとも一つを有効成分とすることにある。
【0009】
本構成の吸入刺激低減剤によれば、脂肪酸エステル、芳香族カルボン酸エステル、二塩基酸エステル、炭素数3~22の飽和非環式アルコール、炭化水素系溶剤、グリコール系溶剤、及び水溶性高分子からなる群から選択される少なくとも一つを有効成分とすることにより、有害微生物防除用エアゾール製品の使用時の防除成分に由来する刺激を低減することができる。
【0010】
本発明に係る吸入刺激低減剤において、
前記防除成分は、カチオン系防除成分、グリセリンモノ脂肪酸エステル系防除成分、フェノール系防除成分、第四級アンモニウム塩、及びアゾール系防除成分からなる群から選択される少なくとも一つを含むことが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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