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公開番号
2025108216
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-23
出願番号
2024001984
出願日
2024-01-10
発明の名称
超伝導コイル
出願人
住友重機械工業株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
H01F
6/06 20060101AFI20250715BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】短時間で製造することのできる超伝導コイルを提供する。
【解決手段】超伝導コイル10は、超伝導線材18を巻回して形成されているコイル体12と、光硬化性樹脂材料を含有し、コイル体12の少なくとも一部に含浸されている含浸材16と、を備える。超伝導線材18は、光硬化性樹脂材料を硬化する光が照射されたとき光の少なくとも一部を透過する光透過性被覆18bを備える。これとともに、またはこれに代えて、超伝導コイル10は、超伝導線材18が巻回された巻枠14であって、その少なくとも一部が、光硬化性樹脂材料を硬化する光が照射されたとき光の少なくとも一部を透過する光透過性材料で形成されている巻枠14を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
超伝導線材を巻回して形成されているコイル体と、
光硬化性樹脂材料を含有し、前記コイル体の少なくとも一部に含浸されている含浸材と、を備え、
前記超伝導線材は、前記光硬化性樹脂材料を硬化する光が照射されたとき前記光の少なくとも一部を透過する光透過性被覆を備えることを特徴とする超伝導コイル。
続きを表示(約 520 文字)
【請求項2】
前記光透過性被覆は、編組体を備えることを特徴とする請求項1に記載の超伝導コイル。
【請求項3】
前記含浸材は、前記光硬化性樹脂材料からなることを特徴とする請求項1に記載の超伝導コイル。
【請求項4】
前記超伝導線材が巻回された巻枠であって、その少なくとも一部が、前記光硬化性樹脂材料を硬化する光が照射されたとき前記光の少なくとも一部を透過する光透過性材料で形成されている巻枠をさらに備えることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の超伝導コイル。
【請求項5】
前記光透過性材料は、ガラス繊維強化プラスチックを備えることを特徴とする請求項4に記載の超伝導コイル。
【請求項6】
超伝導線材を巻回して形成されているコイル体と、
光硬化性樹脂材料を含有し、前記コイル体の少なくとも一部に含浸されている含浸材と、
前記超伝導線材が巻回された巻枠であって、その少なくとも一部が、前記光硬化性樹脂材料を硬化する光が照射されたとき前記光の少なくとも一部を透過する光透過性材料で形成されている巻枠と、を備えることを特徴とする超伝導コイル。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、超伝導コイルに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
超伝導コイルは超伝導線材を巻回して形成される。巻回された超伝導線材は、超伝導線材の固定のために、また、超伝導コイルの機械的強度の向上のために、合成樹脂材料で含浸される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平4-91407号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
一般に、巻回された超伝導線材の含浸には、熱硬化性樹脂が使用される。熱硬化のプロセスには、例えば、数時間から数十時間、またはそれ以上の時間を要しうる。そのため、超伝導コイルの製造には、長い時間がかかる。
【0005】
本発明のある態様の例示的な目的のひとつは、短時間で製造することのできる超伝導コイルを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明のある態様によると、超伝導コイルは、超伝導線材を巻回して形成されているコイル体と、光硬化性樹脂材料を含有し、コイル体の少なくとも一部に含浸されている含浸材と、を備える。超伝導線材は、光硬化性樹脂材料を硬化する光が照射されたとき光の少なくとも一部を透過する光透過性被覆を備える。
【0007】
本発明のある態様によると、超伝導コイルは、超伝導線材を巻回して形成されているコイル体と、光硬化性樹脂材料を含有し、コイル体の少なくとも一部に含浸されている含浸材と、超伝導線材が巻回された巻枠であって、その少なくとも一部が、光硬化性樹脂材料を硬化する光が照射されたとき光の少なくとも一部を透過する光透過性材料で形成されている巻枠と、を備える。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、短時間で製造することのできる超伝導コイルを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施の形態に係る超伝導コイルを概略的に示す図である。
図2(a)は、比較例に係る超伝導コイルにおける含浸材の硬化プロセスを概略的に示す図であり、図2(b)は、実施の形態に係る超伝導コイルにおける含浸材の硬化プロセスを概略的に示す図である。
他の実施の形態に係る超伝導コイルを概略的に示す図である。
他の実施の形態に係る超伝導コイルにおける含浸材の硬化プロセスを概略的に示す図である。
図3の実施の形態に係る超伝導コイルの変形例を概略的に示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照しながら、本発明を実施するための形態について詳細に説明する。説明および図面において同一または同等の構成要素、部材、処理には同一の符号を付し、重複する説明は適宜省略する。図示される各部の縮尺や形状は、説明を容易にするために便宜的に設定されており、特に言及がない限り限定的に解釈されるものではない。実施の形態は例示であり、本発明の範囲を何ら限定するものではない。実施の形態に記述されるすべての特徴やその組み合わせは、必ずしも発明の本質的なものであるとは限らない。
(【0011】以降は省略されています)
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