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公開番号
2025108371
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-23
出願番号
2024216056
出願日
2024-12-11
発明の名称
電極板、電極組立体およびこれを含む二次電池
出願人
三星エスディアイ株式会社
,
SAMSUNG SDI Co., LTD.
代理人
弁理士法人谷・阿部特許事務所
主分類
H01M
4/66 20060101AFI20250715BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】互いに隣接した電極板間の通電を実現できる電極板、電極組立体およびこれを含む二次電池の提供。
【解決手段】本発明の電極板は、ベース層と、前記ベース層の上下面のそれぞれに位置する第1伝導層および第2伝導層を含む集電層と、前記集電層の少なくとも一面に位置する極板層とを含む電極板であって、前記集電層は、少なくとも一面に前記極板層が位置する集電部と、前記集電部から外部に伸びる延長部と、前記延長部と連結され、前記第1伝導層が前記第2伝導層と接触するように二回以上折り曲げられる折曲部と、を含む。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
ベース層と、前記ベース層の上下面のそれぞれに位置する第1伝導層および第2伝導層を含む集電層と、前記集電層の少なくとも一面に位置する極板層とを含む電極板であって、
前記集電層は、
少なくとも一面に前記極板層が位置する集電部と、
前記集電部から外部に伸びる延長部と、
前記延長部と連結され、前記第1伝導層が前記第2伝導層と接触するように二回以上折り曲げられる折曲部と、を含む、電極板。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記ベース層は、ポリエチレンテレフタレート(PET:polyethylene terephthalate)を含む、請求項1に記載の電極板。
【請求項3】
前記ベース層は、
ポリアミド、ポリイミド、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリカーボネート、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンプロピレン、アクリロニトリル-ブタジエン-スチレン共重合体、ポリビニルアルコール、ポリスチレン、ポリ塩化ビニル、ポリビニリデンフルオリド、ポリテトラフルオロエチレン、ポリスチレンスルホネートナトリウム、ポリアセチレン、シリコンゴム、ポリオキシメチレン、ポリフェニレンエーテル、ポリフェニレンスルフィド、ポリエチレングリコール、ポリ窒化硫黄系、ポリフェニレン、ポリピロール、ポリアニリン、ポリチオフェン、ポリピリジン、セルロース、デンプン、タンパク質、エポキシ樹脂、およびフェノール樹脂から選択される材料、前述の材料の誘導体、前述の材料の架橋体および前述の材料の共重合体のうち一つ以上を含む、請求項1に記載の電極板。
【請求項4】
前記ベース層は、添加剤をさらに含み、前記添加剤は、金属材料と無機非金属材料のうち一つ以上を含む、請求項1に記載の電極板。
【請求項5】
第1伝導層および第2伝導層は、アルミニウムを含む、請求項1に記載の電極板。
【請求項6】
第1伝導層および第2伝導層は、金属材料、炭素基盤伝導性材料および伝導性高分子材料のうち一つ以上を含む、請求項1に記載の電極板。
【請求項7】
前記折曲部は、ゼリーロール形状である、請求項1に記載の電極板。
【請求項8】
複数の電極板および分離膜を含み、複数の電極板が分離膜を挟んで積層される電極組立体であって、
前記複数の電極板のそれぞれは、
ベース層と、前記ベース層の上下面のそれぞれに位置する第1伝導層および第2伝導層を含む集電層と、
前記集電層の一部分に配置される極板層と、を含み、
前記集電層は、
少なくとも一面に前記極板層が位置する集電部と、
前記集電部から外部に伸びる延長部と、
前記延長部と連結され、前記第1伝導層が前記第2伝導層と接触するように二回以上折り曲げられる折曲部と、を含む、電極組立体。
【請求項9】
前記複数の電極板のそれぞれに含まれた集電層は、互いに隣接した折曲部同士が上下方向に互いに結合される、請求項8に記載の電極組立体。
【請求項10】
前記複数の電極板は、
第1電極板と第2電極板とを含む、請求項8に記載の電極組立体。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電極板、電極組立体およびこれを含む二次電池に関するものである。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
二次電池(Rechargeable battery)は色々な形状に製造されているが、この中で、パウチ電池は、正極板および負極板の間に絶縁体の分離膜(separator)を介在した電極組立体と、前記電極組立体が内蔵された薄い柔軟性(flexible)のパウチを含む。このとき、パウチは、内側空間に電極組立体を収容する。
【0003】
二次電池の電極組立体は構造によって大きく、ワインディングタイプ(Winding type)とスタッキングタイプ(Stacking type)とに区分される。
スタッキングタイプは、構造的な安全性が高く、空間活用度に優れて小型および中大型に多く適用されている。スタッキングタイプの二次電池は、複数の電極板と分離膜とを積層したものである。
【0004】
二次電池の電極、つまり、正極と負極に適用される集電層は、通常電気伝導性の銅、アルミニウム、Ni、SUSなどの薄膜であってもよい。例えば、商用化したリチウムイオン電池の場合、負極には銅箔集電層、正極にはアルミ箔集電層が使用されている。
【0005】
最近は、二次電池の製造費用を下げ、重量を減少させるために集電層全体を銅やアルミニウムで製造するのではなく、樹脂の両面に金属膜を塗布した集電層も適用されている。
【0006】
前記のような樹脂金属複合基材を使用するスタック極板で、複数の基材タップを従来の方式で溶接する場合、電極板全体を活用できないか、電気的に活性されないという問題がある。
【0007】
樹脂金属複合基材は、樹脂シートの両面に金属膜が位置しており、樹脂は電気伝導性が低いため両面を互いに電気的に連結することが難しい。特に、複数の電極板を使用するスタック極板において無地部を互いに接合して電極端子と溶接することになるが、両面の金属膜が互いに通電されず、いずれか一方の面同士のみが当接して溶接ができないという問題がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明は、前述の従来の問題点を克服するためのものであって、本発明の目的は、互いに隣接した電極板間の通電を実現できる電極板、電極組立体およびこれを含む二次電池を提供しようとする。
【0009】
ただし、本発明が解決しようとする技術的課題は、前述の課題に制限されず、言及されていないまた他の課題は、以下に記載された発明の説明から当業者に明確に理解されるはずである。
【課題を解決するための手段】
【0010】
前記の技術的課題を解決するための本発明の一実施例に係る電極板は、ベース層と、前記ベース層の上下面のそれぞれに位置する第1伝導層および第2伝導層を含む集電層と、前記集電層の少なくとも一面に位置する極板層とを含む電極板であって、前記集電層は、少なくとも一面に前記極板層が位置する集電部と、前記集電部から外部に伸びる延長部と、前記延長部と連結され、前記第1伝導層が前記第2伝導層と接触するように二回以上折り曲げられる折曲部と、を含む。
(【0011】以降は省略されています)
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