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公開番号2025109919
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-25
出願番号2025084567,2024041202
出願日2025-05-21,2015-09-04
発明の名称作業機
出願人小橋工業株式会社
代理人弁理士法人高橋・林アンドパートナーズ
主分類A01B 33/12 20060101AFI20250717BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】安定したアシスト動作が可能な作業機を提供すること。
【解決手段】作業機は、フレームと、前記フレームの後方に設けられ、前記フレームに対して下降及び跳ね上げ回動可能に連結されたエプロンと、前記フレームと前記エプロンとに連結され、ガススプリングを含むとともに前記ガススプリングの力を利用して前記エプロンを跳ね上げる方向に力を作用させるアシスト機構と、を具備し、前記エプロンを跳ね上げるのに要する力は、エプロン角度が0度から所定角度に至るまで増加する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
フレームと、
前記フレームの後方に設けられ、前記フレームに対して下降及び跳ね上げ回動可能に連結されたエプロンと、
前記フレームと前記エプロンとに連結され、ガススプリングを含むとともに前記ガススプリングの力を利用して前記エプロンを跳ね上げる方向に力を作用させるアシスト機構と、
を具備し、
前記エプロンを跳ね上げるのに要する力は、エプロン角度が0度から所定角度に至るまで増加する、作業機。
続きを表示(約 460 文字)【請求項2】
シールドカバーと、
前記シールドカバーの後方に設けられ、前記シールドカバーに対して下降及び跳ね上げ回動可能に連結されたエプロンと、
前記シールドカバーと前記エプロンとに連結され、ガススプリングを含むとともに前記ガススプリングの力を利用して前記エプロンを跳ね上げる方向に力を作用させるアシスト機構と、
を具備し、
前記エプロンを跳ね上げるのに要する力は、エプロン角度が0度から所定角度に至るまで増加する、作業機。
【請求項3】
前記所定角度は、10°以下である、請求項1に記載の作業機。
【請求項4】
前記アシスト機構の作用による前記エプロンを跳ね上げるのに要する力は、前記所定角度で増加から減少に転じる、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の作業機。
【請求項5】
前記アシスト機構の作用による前記エプロンを跳ね上げるのに要する力は、前記所定角度から増加するにつれて減少する、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の作業機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は作業機に関する。特に、走行機体の後部に装着され、耕うんロータを回転させながら走行機体の前進走行に伴って進行して圃場を耕うんするロータリ作業機に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
このようなロータリ作業機は走行機体と接続されるフレームと、フレームの後方に設けられ、フレームに固定された支点(第1の支点)を中心にして下降及び跳ね上げ回動可能なエプロンを有している。エプロンの前面部分(耕うんロータに面した側)や耕うんロータに付着した土を掻き落としたり、耕うんロータに設けられた耕うん爪を取り替えたりする場合には、エプロンを跳ね上げた状態に保持する。
【0003】
しかしながら、エプロンはそれなりの重量があり、その重心が支点(第1の支点)よりも後方にあることから、作業者にとってエプロンを跳ね上げる作業は重労働である。
【0004】
特許文献1に記載されているように、エプロンを跳ね上げる作業を容易にするために、ガススプリングの弾性力を利用して跳ね上げる力を補助するエプロン跳ね上げアシスト機構(補助機構)が提案されている。この特許文献1記載のアシスト機構(補助機構)は、ロータリ作業機の作業機本体の幅方向端部に設けられた側部カバーとエプロンの幅方向端部との間に設けられたガススプリングを有し、ガススプリングのロッド側端部は側部カバーに設けられた案内孔に沿って上下方向に移動可能に支持されている。特許文献2,3記載のアシスト機構(補助機構)は、耕うんロータの上方を覆うシールドカバーの上方にアシスト機構(補助機構)を設けている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2008-278757号公報
特開2010-63367号公報
特開2014-97042号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献1記載のアシスト機構(補助機構)は、エプロンの幅方向端部に設けられているため、作業中にガススプリングが畦や側壁等の障害物に接触して損傷する恐れがある。
【0007】
また、特許文献2記載のアシスト機構(補助機構)は、ガススプリングのピストンロッドが露出しており、特許文献3記載のアシスト機構(補助機構)は、ガススプリングを横にしたままで用いるため、いずれもガススプリングから窒素ガスが漏洩する可能性があり、耐久性をさらに向上する必要がある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の実施形態による作業機は、走行機体の後部に装着され、耕うんロータを回転させながら走行機体の前進走行に伴って進行して圃場を耕うんする作業機において、作業機は走行機体と接続されるフレーム(主フレームやシールドカバーを含む概念である。以下同じ。)と、フレームの後方に設けられ、フレームに固定された第1の支点を中心にして下降及び跳ね上げ回動可能であり、その重心が支点よりも後方にあるエプロンと、フレームに固定された第2の支点とエプロンに固定された第3の支点との間に設けられ、第2の
支点と第3の支点との距離を変化させる力を作用させることによってエプロンを跳ね上げる方向に力を作用させる、ガススプリングを含むアシスト機構とを具備し、ガススプリングは、シリンダーと、シリンダーの内部に挿入されたピストンと、ピストンから延長されるピストンロッドと、ピストンロッドを安定させるためのロッドガイドと、シリンダーとピストンとで区画されるシリンダー内部を移動可能なフリーピストンとを有し、シリンダー内部のうちフリーピストンとピストンとの間及びピストンとロッドガイドとの間にはそれぞれオイルが充填され、アシスト機構は、さらに、同一軸上で移動可能な第1の筒状部材と第2の筒状部材とを有し、第1の筒状部材には第2の支点とガススプリングの一端とが接続され、第2の筒状部材には第3の支点とガススプリングの他端とが接続されることを特徴とする。
【0009】
上記作業機において、アシスト機構は、さらに、同一軸上で移動可能な第1の筒状部材と第2の筒状部材とを有し、第1の筒状部材には第2の支点とガススプリングの一端とが接続され、第2の筒状部材には第3の支点とガススプリングの他端とが接続されることが望ましい。また、第1の筒状部材又は第2の筒状部材のエプロン側の一端に、下方に向けた開口が存在してもよい。さらに、第1の筒状部材と第2の筒状部材との間に樹脂カラーを介在させてもよい。
【0010】
上記作業機において、ガススプリングは、エプロンが下降した地点において、収縮するよう構成することが望ましい。
(【0011】以降は省略されています)

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