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公開番号
2025111013
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-30
出願番号
2024005140
出願日
2024-01-17
発明の名称
循環水用のpH調整剤
出願人
東亞合成株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
A01K
63/04 20060101AFI20250723BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約
【課題】循環水を循環させる際の凝集物の発生の抑制。
【解決手段】アルカリ性を示すアルカリ金属化合物及び/又はアルカリ性を示すアルカリ土類金属化合物を含む、循環水用のpH調整剤であって、前記pH調整剤に含まれる粒径0.5μm以上のパーティクルの数が、アルカリ金属及び/又はアルカリ土類金属の濃度が1mol/Lである水溶液を基準として、150,000個/mL以下である、pH調整剤。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
アルカリ性を示すアルカリ金属化合物及び/又はアルカリ性を示すアルカリ土類金属化合物を含む、循環水用のpH調整剤であって、
前記pH調整剤に含まれる粒径0.5μm以上のパーティクルの数が、アルカリ金属及び/又はアルカリ土類金属の濃度が1mol/Lである水溶液を基準として、150,000個/mL以下である、
pH調整剤。
続きを表示(約 770 文字)
【請求項2】
前記pH調整剤が、前記アルカリ金属化合物を含み、
前記アルカリ金属化合物が、アルカリ性を示すナトリウム化合物を含む、
請求項1に記載のpH調整剤。
【請求項3】
前記ナトリウム化合物が、水酸化ナトリウム、炭酸ナトリウム及び炭酸水素ナトリウムからなる群から選択される少なくとも1種である、
請求項2に記載のpH調整剤。
【請求項4】
前記パーティクルの数が、100,000個/mL以下である、
請求項1~3のいずれか一項に記載のpH調整剤。
【請求項5】
前記パーティクルが、鉄を含む、
請求項1~3のいずれか一項に記載のpH調整剤。
【請求項6】
前記循環水が、水生生物飼育用の循環水である、
請求項1~3のいずれか一項に記載のpH調整剤。
【請求項7】
前記循環水が、陸上養殖用の循環水である、
請求項1~3のいずれか一項に記載のpH調整剤。
【請求項8】
前記循環水が、海水を含む、
請求項1~3のいずれか一項に記載のpH調整剤。
【請求項9】
前記pH調整剤における鉄の濃度が、アルカリ金属及び/又はアルカリ土類金属の濃度が18mol/Lである水溶液を基準として、100mg/kg以下である、
請求項1~3のいずれか一項に記載のpH調整剤。
【請求項10】
前記pH調整剤における亜鉛の濃度が、アルカリ金属及び/又はアルカリ土類金属の濃度が18mol/Lである水溶液を基準として、30μg/kg以下である、
請求項1~3のいずれか一項に記載のpH調整剤。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、循環水用のpH調整剤に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
水資源を有効利用するために、使用済の水を循環させて再利用することが行われている。循環水の利用が有効である場面としては、例えば、魚介類や海藻等を人工的に飼育する陸上養殖がある。陸上養殖とは、陸上に創設した環境下で行う養殖であり、かけ流し式と閉鎖循環式とに大きく分類される。
かけ流し式は、養殖水を、天然環境から引き込み、使用後に排出する方式である。
閉鎖循環式は、養殖水を、濾過システム等で浄化しながら循環させて、再利用する方式である。
【0003】
陸上養殖においては、養殖水の種々の汚染が問題となる。例えば、特許文献1及び2は、養殖水中のアンモニアを分解するためにオゾンを使用する方法を開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2015-192627号公報
国際公開第2016/031827号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
循環水の問題について種々検討したところ、循環水を循環させる際に、循環水中に凝集物が発生する問題があることが判明した。凝集物は、循環水の水質を低下させたり、循環水の濾過を妨げたりするなどの様々な悪影響を生じさせる。
【0006】
本発明は、循環水を循環させる際の凝集物の発生を抑制することに関する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明者等が、凝集物の発生原因について調査したところ、循環水のpH調整に使用するpH調整剤が原因であることを見出した。すなわち、循環水を循環させる際に循環水のpHを調整するが、使用するpH調整剤によっては、循環水中に凝集物を発生させてしまう。
【0008】
本発明者等が、更に調査したところ、pH調整剤(特に、アルカリ性を示すアルカリ金属化合物又はアルカリ土類金属化合物を含むpH調整剤)に含まれるパーティクルの数が一定以上になると、凝集物を発生させることを見出した。
換言すれば、pH調整剤に含まれるパーティクルの数を少なくすることによって、凝集物の発生を抑制することが可能である。
【0009】
本発明は以下の実施形態を含む。
[1]
アルカリ性を示すアルカリ金属化合物及び/又はアルカリ性を示すアルカリ土類金属化合物を含む、循環水用のpH調整剤であって、
前記pH調整剤に含まれる粒径0.5μm以上のパーティクルの数が、アルカリ金属及び/又はアルカリ土類金属の濃度が1mol/Lである水溶液を基準として、150,000個/mL以下である、
pH調整剤。
[2]
前記pH調整剤が、前記アルカリ金属化合物を含み、
前記アルカリ金属化合物が、アルカリ性を示すナトリウム化合物を含む、[1]に記載のpH調整剤。
[3]
前記ナトリウム化合物が、水酸化ナトリウム、炭酸ナトリウム及び炭酸水素ナトリウムからなる群から選択される少なくとも1種である、[2]に記載のpH調整剤。
[4]
前記パーティクルの数が、100,000個/mL以下である、[1]~[3]のいずれかに記載のpH調整剤。
[5]
前記パーティクルが、鉄を含む、[1]~[4]のいずれかに記載のpH調整剤。
[6]
前記循環水が、水生生物飼育用の循環水である、[1]~[5]のいずれかに記載のpH調整剤。
[7]
前記循環水が、陸上養殖用の循環水である、[1]~[6]のいずれかに記載のpH調整剤。
[8]
前記循環水が、海水を含む、[1]~[7]のいずれかに記載のpH調整剤。
[9]
前記pH調整剤における鉄の濃度が、アルカリ金属及び/又はアルカリ土類金属の濃度が18mol/Lである水溶液を基準として、100mg/kg以下である、[1]~[8]のいずれかに記載のpH調整剤。
[10]
前記pH調整剤における亜鉛の濃度が、アルカリ金属及び/又はアルカリ土類金属の濃度が18mol/Lである水溶液を基準として、30μg/kg以下である、[1]~[9]のいずれかに記載のpH調整剤。
[11]
前記pH調整剤におけるヒ素の濃度が、アルカリ金属及び/又はアルカリ土類金属の濃度が18mol/Lである水溶液を基準として、10μg/kg以下である、[1]~[10]のいずれかに記載のpH調整剤。
【発明の効果】
【0010】
本発明は、循環水を循環させる際の凝集物の発生を抑制することができる。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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